ブログ終了と新ブログのお知らせ

当ブログは2012年10月20日をもって更新を終了しました。新しいサイトは以下となります。

緑町のウェブ屋+ http://plant.salchu.net/

こちらは跡地、アーカイブとして残しておきますが、コメントやトラックバックはできません。新しいブログの方にもどうぞお立ち寄りください。よろしくお願いいたします。

緑町のウェブ屋 拝

ちょびちょび深夜の植え替えをしております

ここのところ三日ほど続けて、深夜に植え替えをしております。

別にわけなどないのですが、Twitterかどこかで植物の話をしてたらスイッチが入っちゃったんですね。そうでなくても、どんどんやっていかないとまた来年の春に持ち越しの株が出てきてしまうしね。

例えば今日は葦サボテンを三個とか、昨日はロフォフォラを三個とか。その前は掻き仔して伸びちゃったハオの仔やごった煮にしておいた葦サボを鉢上げしたりとか。要は、ずっと見て見ぬふりをしてきたものを居ても立ってもいられなくなってバラしたというのが正解。

しかし今日のコレ。

猿恋葦 Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

お化けじゃねえよ!

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

猿恋葦、Hatiora salicornioidesですが、前回の植え替えがいつだか思い出せないくらい昔なので用土はカチカチだわ、根は張りまくってるわ、全然鉢から出せねーの。10分くらい格闘したわ。よくまあこんなんで水を吸ってたもんだよ。たいしたもんだよアンタ。

用土ですが、一昨日ロフォフォラに使った用土が「クレイベスト+焼き配合土」だったので、それに硬質赤玉と完熟腐葉土を少し足して使いました。ぶっちゃけ、一年二年で植え替えするつもりなら赤玉と軽石多めでもいいですどうせ。ただ、また植え替えが三年四年以上先かも、となると赤玉は避けようかなとね。

しかし、基本葦サボって根っこ自体は弱く、土にちょっとでも幹が触れようものなら即座に根を張っちゃうのですが、今日数年経って鉢から出した葦サボたちはすげー立派な根っこしてたわ。

ロフォフォラの植え替えも楽しかったなあ。
水やって数日後だったので、貯蔵タンクがパンパンで生き生きしてて、でも全体的に触った感じがちょっとグロくて、自分でふと握ってしまって「(ふにょ)ぅぉぉっ」とか驚いてんの。ばかじゃないかしら。

まあそれにしても、数年ぶりに見る根っこがどれもこれも元気でよかった。根っこが元気ならすべてよし。

そんなことで近隣の皆さま、深夜に「うおお、取れねえええー」とか「待ってろ、今ふかふかの土に植え替えてやっからな」とか「あっごめんちぎっちゃった痛かった? 痛かった?」とかベランダから聞こえても、ちょっとオカシイ人なんだと放っておいてください。お願い。

で、今日のおまけ。

Haworthia emelyae var. major (Sandkraal)

ハオルチア・エメリアエ変種マジョール。

エメリアエ変種マジョール Haworthia emelyae var. major (Sandkraal)(クリックで画像が拡大します)

エメリアエ変種マジョール Haworthia emelyae var. major (Sandkraal)

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

あ、昨日急遽作ったんでもしよろしければどうぞ。
NHK出版 趣味の園芸さんと@plant_Inc(plants+ network)さんによる「趣味の宇宙世紀園芸」 - Togetter

Twitter中にガンダムスイッチが入った趣味の園芸さんとplant_incさんのアカウントが、へんな方向に暴走していった様子です。

満七年の葦サボサボサぼさぼさマニアックス

こんにちはー。葦サボ単独で記事を書くのは実に一年ぶり、久し振りに帰ってきた本日葦サボの人です。きゃー素敵ー待ってたー。

葦サボテン、着生植物と申しますと熱帯の森林が原産の植物。ですから湿気が多くて気温の多い時期は宅の着生植物軍団、他の植物と違い非常に元気そうでよろしゅうございます。今日はその中からいくつか。

内輪では通称米粒リプサリス、本名をRhipsalis cereuscula(青柳)と称する葦サボテン。

Rhipsalis cereuscula 青柳(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cereuscula 青柳

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

朝晩が少し涼しくなってきて、新芽が成長し出しました。少し水切れ気味にしてあるのは、意図して締まった姿にするための苦行です。どうもこの手のは、大きくなってしまうとビロビロ感が出てきてしまいますね。

Rhipsalis cereuscula 青柳(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cereuscula 青柳

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

このちっこいちっこい新芽が魅力のひとつ。

下は、Lepismium属の花柳。葉が肉厚なせいもあり、乾燥にも強くて丈夫です。こいつの新芽もまた、ちっさいちっさいウチワのような感じで可愛いんですよー。新芽の写真、どっかに上げていたと思ったけどなあ。

Lepismium houlletianum f. regnelli 花柳(クリックで画像が拡大します)

Lepismium houlletianum f. regnelli 花柳

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

そしてその…葦サボ創世記に可愛かったハティオラは、現在このように…このように、観葉植物にまみれてわけわからんカオスな状態をつくりだしております。基本的に、ひとつの株の寿命は長い方ではないと思っているので、よい時期にどんどん挿し芽して増やしていかないと。

Plants and Hatioras(クリックで画像が拡大します)
(高解像度の写真は Flickr に掲載)

こちらは、直射を避けてラティス下にいるそうめんリプサリスやきしめんリプサリス(内輪の通称)…などもろもろ。葦サボはチランジア同様、意図して高い頻度でびしょびしょにしています。もともと空中湿度の高さが大好物の葦サボは、潅水より葉っぱへのシリンジ有効。

Rhipsalis cereuscula, Rhipsalis cassutha, Rhipsalis micrantha(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cereuscula, Rhipsalis cassutha, Rhipsalis micrantha

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

まったく関係ないけど、その手前に置いてあった鉢のセネシオがお目覚めしていたので一枚。セネシオ・モンキーツリー、サルの木です。夏にハゲて秋に生えます。夏にハゲて(しつこい

Good morning, Senecio(クリックで画像が拡大します)
(高解像度の写真は Flickr に掲載)

まったくどうでもいいけど、このリプサリスを見ていたら

Rhipsalis cereuscula in silhouette(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cereuscula in silhouette

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

これ思い出した。

箱根の森の人ひとひとひと...(クリックで画像が拡大します)

箱根の森の人ひとひとひと...

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

「満七年の」と書きましたが、たまたま葦サボ最初の記事日付を見たらそうだったという。最初の記事が2004年9月20日なので、もうすぐ八年めを迎えるんですねー。長い付き合いになりましたし、そのときのハティオラがオバケ化しながらも生きながらえているのは素敵なことです。

それより、葦サボへの興味が付かず離れずなくならないのも、飼われた葦サボたちにとっては幸せなことでございましょう。(自分で言うな

おかげさまで、当初Hatiora Salicornioides一種だった葦サボは現在Hatiora, Rhipsalis, Lepismium, Schlumbergeraにまたがる14種ほどの軍団となりました。数年経っても大コレクション、とならないのは蒐集よりも育てる楽しさがあるからかなー。とはいえ管理は楽なので、もう少し増やしたい…と前から考えてはいるんですが、なかなか。

やり始めた当初はネットでも、とにかく情報がなくてねー。試行錯誤しましたが(あるびのさんのところは非常に参考にさせて頂きました)、「サボテン」のイメージを払拭するような珍フォルムに興味を抱く人が増えたのか、ごくごくごく普及種であればどこかのお店で見かけるようにもなりました。超超超超超超超超超どマイナー種から超超超超超超超超どマイナー種くらいには昇格したのではないでしょうか。

世を忍ぶ葦サボ普及委員会の同志たちよ。
これからも一層普及に励むがよいぞ。

記事書いたら葦サボ熱が加熱してきました。
この秋は少し葦サボを重点的にやってみようかなあ。

ってことでポチリました。なははははははははは(謎

生きとしイケてるもの。多肉。

きのうせっかくいいこと書いた(つもり)なのに台なしっすよ…
なにこのセンスないタイトル…

書きたいことは、すべて昨日の記事に書きました。
参考までに。生きとし生けるもの。植物。(2011-03-20)

あ。
前の記事で今日明日って書いてるけど、下書きは書いてますから!
何かのはずみで更新がその次の日になっちゃっただけだから!
(見苦しい…)

色づく多肉、スプルセオリバー。

その昔、まだ多肉を始めたようなそうでないような頃、師匠のブログで赤く色づく「多肉植物」を見ました。これとは違うものですが、エケベリア。多肉の数は増えたっちゃ増えたけど、あんま進歩してねーなあ。

Echeveria ‘Spruce-Oliver’ エケベリア・スプルセオリバー(クリックで画像が拡大します)

Echeveria ‘Spruce-Oliver’ エケベリア・スプルセオリバー

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

モケケなアエオニウム、シムシー。

一年ほど前になるかな。アエオニウム・シムシー(墨染)に花芽付いたぜの、あのシムシーです。

Aeonium simsii アエオニウム・シムシー(クリックで画像が拡大します)

Aeonium simsii アエオニウム・シムシー

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咲き終わったあと一気に枯れ上がりまして、もうこの株だめか終わりなのか…と棚の下に放置していたら、いつの間にか復活を果たしていたという。…って、あれ? よく見たら左下に不穏な動きが。仔株だこれは仔株に違いないと思いたい夢見るお年頃、永遠の23歳です。(見苦しい…

キングな多肉、黒法師。

みんな大好き黒法師。みんなのアイドル黒法師。黒…くない黒法師。

Aeonium arboreum 'Zwartkop' まだ黒くない黒法師(クリックで画像が拡大します)

「黒くなくなくない! ちょっとだけ黒い!」

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最近お水をちゃんともらっているから葉もパッツンパッツンです。ほら黒さん、せっかくだからなにか一言おっしゃい。

…なんか久しぶりにブログに出たので恥ずかしがってるようです。図体の割にシャイなもので、あいすまん。

なんでしたっけ? 生きてましたこのアエオ。

グランカクタスさんあたりに行ったとき、確かnenさんに分けてもらった斑変わりのアエオニウム。艷日傘でしたっけ?

Aeonium sp.(クリックで画像が拡大します)

Aeonium sp.

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

あまりに小さいので忘れていましたが(おい)、どっこい生きてるぜ…。大きさ、もらった時からほとんど変わってない気がするけど…

飛ぶオキザリス。

花が咲いているラケナリアの株元をひょいと見たら、どこかで見覚えのあるようなオキザリスが。この赤いフチ取り。

just a few of Oxalis pocockiae(クリックで画像が拡大します)

just a few of Oxalis pocockiae

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

どうしてこの鉢に飛んじゃったのかわからないけど、pocockiaeですな…。まあラケもこのオキザリスももうすぐ眠るヤツだからいいか。

再度の登場、ペンタンドゥルム。

またですかまたペンタンですか。そうですよそれが何か。だって好きなんだもんしかたがないじゃない。

Graptopetalum pentandrum グラプトペタルム・ペンタンドゥルム(クリックで画像が拡大します)

Graptopetalum pentandrum グラプトペタルム・ペンタンドゥルム

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

多肉って、なんでこう美味しそうなんでしょうね。

紫に垂れ下がる多肉、ルビーネックレス。

ルビーネックレスと呼ぶより、「紫月」と呼ぶほうが好きだなあ。花期が非常に長いオトンナ属の多肉植物です。まだつぼみ出していますね。

Othonna capensis 'RUBY NECKLESS'? ルビーネックレス/紫月(クリックで画像が拡大します)

Othonna capensis 'RUBY NECKLESS'? ルビーネックレス/紫月

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

こちらはbisuiさんからのいただき物。紫色は大好きです。

幸せの黄色い花、猿恋葦。

咲くと記事にしようかなと思うのですが、まいど同じ写真になるので最近は自重しています。これは二ヶ月ほど前、室内に入れていたハティオラのものです。チラチラパパパと咲いてとても幸福な気分になるのですが、花ガラを掃除するのがとても面倒なサボテンですことよ…

Hatiora salicornioides' flower 猿恋葦の花(クリックで画像が拡大します)

Hatiora salicornioides' flower 猿恋葦の花

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

外出しのハティオラはちょうど今頃からが花期ですね。

赤ヒゲ葦サボのつぼみ。

奥にいるルビーネックレスと同じような色合いで生長するリプサリスのつぼみ。ハティオラと違い、リプの花は比較的大げさなので見ていて楽しいですね。モケケな葦サボ、つぼみもモケケなのが面白い。

Rhipsalis pilocarpa's bud 朝の霜のつぼみ(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis pilocarpa's bud 朝の霜のつぼみ

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

花もいいけど、生命力をぎゅっと秘めたつぼみも好き。

いのちそのもの。

サルのベランダより August2010

はいはい誰かしら? 次の更新は9月だろうなどと油断してるのは。
甘い、甘すぎるぞムハハハハハハハ。(どうせまた更新空くくせに…)

しっかし暑い。エアコンきれねー…

もうね、暑いですし、長い文章をだらだら読ませるのも申し訳ないので今日は写真5枚。記事にこういうタイトルを付けるということは、一個一個詳しく書くのが面倒なんだなと推し量ってください。

関西生まれのアロエたち

まずは、えぐえぐなアロエが関西から届いたよの巻で到着時の様子を書いたアロエたち。

アロエ(クリックで画像が拡大します)

関西から来たアロエたち

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放出予定品の仔を大量に掻いて、てけとーに植えたカゴの中へ一緒にインされたこいつら。根っこ見えててね、乾かすのはあまり良くないのですけどね…。土も良く乾くのでざんぶざんぶと水をやっていましたら、葉っぱがむちっと開いてきました。(そうでないのもいるけどね)

おそらく一番手前が1号かなあ…右が2号。奥が、ホワイトフリルでなくなった4号。となると開いてない右奥のが3号か。モンモンやノギは日の当たり具合でも変わるから、ちょっとわかりにくいなー。

また産まれる…

オキザリス…と格好良く言ってみるのか、あえての雑草扱いという意味でカタバミと言ってしまうのか…

オキザリス(クリックで画像が拡大します)

爆発したオキザリス

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ドラセナ・コンシンネの株元で自然発生したカタb…オキザリス。画像補整していて気づいたんだけど、また種付けてる。あうちっ。

この鉢、てけとーに何かの苗を放り込んでるんですけど、ついに何も見えなくなって…。それでも、オキザリスがしなっとしてると「あらお水お水!」となってしまうんだから、これはこれでいいような。

しかし、なんで意図しないものが元気なんだろうねうちは。

不死鳥ローズゼラニウム

あれだけ一時期凝って買いまくったハーブですが、生き残ったのはこれひとつ。ことあるごとに書いているけど、こいつがほんっと強い。

ローズゼラニウム(クリックで画像が拡大します)

萌ゆるローズゼラニウム

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あと二鉢を他の場所に置いているのですが、やはり日照がいいほうが育ちがよいですね。まあ、この鉢はちょん切り挿し鉢で、今ちょうど根がしっかり張れている状態というのもあるんですけど。

ワイルドセネシオ

色が落ちるから遮光はきちんとしようと思いつつ、気づけばこの棚の中にある植物に対して遮光をになう形になっているセネシオ。終わった花ガラとか取ってあげたらいいのにって話だよね…。

垂れるセネシオ(クリックで画像が拡大します)

垂れるセネシオ

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見えていないけど、三日月ネックレスの向こうには緑の鈴錦もたらーんとなってます。こうして適当にのびるままにしておくと、中の鉢に垂れて根付いちゃって移動するときにブチッと切れてびっくり…なんてことは日常茶飯事。

秋になったらまたザブッとカットしてやろう。しかもここ数年まったく植え替えしてないんですよね、こいつ。本当ごみんなさい。

ぺろぺろ葦サボ

蒸し蒸しは人間は苦手でも、葦サボにしてみれば「水を得た魚」状態。まあよく生長します。ハティオラもリプもモシャモシャ。水もよく吸いますしね。ちなみにこいつはレピスミウム。

花柳 Lepismium houlletianum f. regnelli(クリックで画像が拡大します)

元気なレピスミウム

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あっ下に洗濯ばさみとか落ちてるのまで写ってる…

それでは、「続・サルのベランダより August2010」でお会いしましょう(まだやる?)。ごきげんよう。

米粒リプサリス Rhipsalis cereuscula 開花真っ盛り!

本日は番組を変更しまして、拙宅の葦サボ Rhipsalis cereuscula、通称米粒リプサリスの開花状況をお知らせいたします。

と、いうことで久しぶりに葦サボの人ですよこんばんは。
ご存じでない方のために、まずは例のごとく米粒野郎の歴史を振り返って参りたいと思います。

2005年くらいのRhipsalis cereuscula(クリックで画像が拡大します)

2005年くらいのRhipsalis cereuscula

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こちらはほぼ入手当時、さかのぼること6年前くらいの米粒野郎。

水ゴケだねえ。小さかったねえ。

2007年開花時のRhipsalis cereuscula(クリックで画像が拡大します)

2007年開花時のRhipsalis cereuscula

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2006年すっ飛ばしまして、始めて開花したときがこれ。米粒葦サボリプサリスが開花した! [2007-05-12]

たった二個の花だったけど、嬉しかったねえ。

2008年のRhipsalis cereuscula(クリックで画像が拡大します)

2008年のRhipsalis cereuscula

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でまあそのあとからニューーッと触手が伸びまして、2008年。米粒ラストシューティング [2008-01-06]

ちなみにシャアザク、今はブロンズ姫の株元に埋まって出られなくなってしまいました(詳細はもう本当に最強なんだプト、グラプト星人)。もう一匹は行方不明に。

そして今年。開花自体は昨年もその前もしているのですが、今年が一番見事なような気がするので。

開花状況

\満開です/

Rhipsalis cereuscula's flower(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cereuscula's flower

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もしかしてつぼみ? わーいと観察していて気づいたのが10日ほど前だったかな。あれよあれよという間につぼみが大きくなり、一つ開いたと思ったら一気に満開に。もっとゆっくりでいいんだよ。

Rhipsalis cereuscula's flower2(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cereuscula's flower 2

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真っ白で清楚な花。

これが満開になっている様子を見るのはとても幸せ。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

Rhipsalis cereuscula's flower3(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cereuscula's flower 3

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葉っぱ自体はちょっとお疲れですね。

長いこと咲いても欲しいけど、はやくお仕事終わらせて一休みしてもいただきたい。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

Rhipsalis cereuscula's flower 4(クリックで画像が拡大します)

米粒の触手

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また新しく触手が出てきましたよ。なんでこいつの触手はこんなにまっつぐなんでしょう。

天空目指して一直線。ユニコーンのよう。

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

光が足りなくてフォーカス合ってないけど、花。

Rhipsalis cereuscula's flower 5(クリックで画像が拡大します)

米粒の花

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

よおく見ると、透けるような…いや透けてる花弁。

Rhipsalis cereuscula's flower 6(クリックで画像が拡大します)

スケスケ。

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

米粒の米粒たるゆえん

我がベランダではセダムと鉢を共有するピクタ、タツナミソウと共生する葦サボテン、セネシオとペペロミア、など愛のミスマッチョな光景が繰り広げられているのでありますが、そのなかのひとつ。

直近の記事ではハッピーニューいやーんばかーん紅白多肉。ピリフェラ錦と共生しているほうの米粒リプサリスです。

Rhipsalis cereuscula(クリックで画像が拡大します)

今日の主役はこっちです

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(高解像度の写真は Flickr に掲載)

これです。この形。これが米粒と呼ばれたゆえん。

極度に水くれが少なく、そこそこ日照があると詰まって詰まってこんな感じになります。

とはわかっていても、さすがに上で開花していたほうの株を今さら超スパルタにするのはしのびない。そんなわけで、この奇妙な共生関係を見守っているのであります。

ですがさすがにピリフェラ錦もそろそろ植え替えをせねばなりません。どうしようかなあこれ。

ハッピーニューいやーんばかーん紅白多肉

はーっはっはっはっ。
31日に更新して、今日やらないわけがないじゃないのよ。私、ほぼこのために今、実家から自分の部屋に戻ってきてるんですけど。よっブロガーの鏡。大寒波よ再び。(←アホと呼ぶと喜びます)

だって元旦ってやることないんですもの。
近場のデパートの福袋など買いに行くついでに…

あ、申し遅れました。
あけましておめでとーございます!
今年もよろしくお願いしますよ! 昨日から一日しか経ってないけど!

今日の写真はなににしようかなー。昨年の元旦に出してたベランダは、大晦日の更新で出しちゃったしなー。そうだお正月といえば紅白が縁起いいわよね。まあそんな短絡的な思考で…

2010年紅白多肉(クリックで画像が拡大します)

2010年紅白多肉

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

どうせなら同じハオルチアで紅白にしたかったのですが、いまいち今いい色が出てないんですよね。なので白いピリフェラ錦と、赤いのはふたたびエケベリアにお願いしました。

こちらは昨年ザキさんで購入したピリフェラ白琥珀斑。

ピリフェラ白琥珀斑「水晶玉」(クリックで画像が拡大します)

ピリフェラ白琥珀斑「水晶玉」

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結局植え替えはしないままで冬を迎えていますが、どうも形がうまくないんだよなあ。まあでも、冬はこんなもんか。

次にいつものピリフェラ錦さんなのですが…

2008年10月 ピリフェラ錦(クリックで画像が拡大します)

2008年10月 ピリフェラ錦

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もう1年以上前、新タマネギですよピリフェラ錦でハオルチアと共生?していた、こんな米粒リプサリスを覚えておいででしょうか。

月日は流れまして…。や、すでに一枚目の写真に写っているけど

思いっきり詰まりまくってイイ感じの米粒で生長中。

ピリフェラ錦と米粒リプサリスその2(クリックで画像が拡大します)

ピリフェラ錦と米粒リプサリスその2

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

そのかわり、もっすごい生長遅いですけどね。

ピリフェラ錦と米粒リプサリス(クリックで画像が拡大します)

ピリフェラ錦と米粒リプサリス

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

ハオルチア本体は、子株がもりっと生長中。
春になったら外しますかね。

まーそんなわけで、今年もよろよろ!

氷点下近く下がるベランダから避難せよの巻

こんにちは。褒めれば伸びる子、サルです。
せっかく週刊緑ブログと書いたのに、コメントで嬉しいことを書かれたのでなんと! 中四日で更新しちゃうわけです。こんなことがあっていいのでしょうか。私が更新率を上げると雪が降る台風が来るというデータもあるとかないとか(多分無い)。

それにしても今日はむちゃくちゃ冷えますね。ここまでの今年一番じゃないかなあと思われる寒さで、Twitterでは夜のうちから「うちのベランダは何度」などと会話が流れておりました。その時点でサル宅でも気温3度。さすがにこれやばいかなあといくつかの植物を室内に避難させることにしました。

半ば下書きを書き終えた4時の時点では(早く寝ろ)温度計、2度を指してます。日の出前にはもう1度くらい下がりそうです。寒い。

さて。一見きちゃない、ちゃんと見てもきちゃないこの、錆びだらけのワイヤーシェルフ。処分しようと玄関の外に出しておいたもの(ただし一ヶ月前の話)。

室内に取り込んだ植物たち(クリックで画像が拡大します)

室内に取り込んだ植物たち

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もちろんそれも今日この日のためにあえて留めておいたのであり、決して粗大ゴミシール買ってきてゴミ置き場に持っていく手間が面倒臭かったのではありません。

決して。

そこへ今日放り込んだのは葦サボ(主にハティオラ)、ペペロミアなど。ユーフォやアロマチクスは去年室外越冬しましたが、勢いで入れただけです。アロマチクスはうちではそれほど弱さを感じないので、たぶんあとは外越冬でしょうね。なんで入れたんだかよくわかりません。(ぇ?

ハティオラは、簡易でも温室のようなものがあれば外でも大丈夫だと思いますが、うちのは大きすぎて、上に育ちすぎてもうどれにも入らないんです。毎年外で越冬していましたが、昨年ハティオラのひとつが寒すぎて…なのか春になって半分枯死してしまったので、保険のために入れました。

どう違うのか、そう考えるとリプサリスのほうが寒さに強い気がするんですよね…米粒も外に置いていますし。特にお毛毛のあるタイプは強い気がするなあ。もちろん温室に入れられたら、そのほうが良いとは思うんですけど…まあそれは多肉全般に言えることですね。

いずれにしてもサル宅ベランダ、ハオルチア棚以外は簡易温室のようなものを置くスペースがありません。あとは室外か外で晒し者にするか、という他に選択肢がないのです。

Hatiora sp.(クリックで画像が拡大します)

Hatiora sp.

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Hatiora sp.は寒風にさらされて茎が赤くなっております。こいつ、ハティオラだから…と一緒には入れましたが、多分強いです。様子見で入れただけ。

せっかく中に入れたんだから、と写真撮りました。高解像度の写真、Flickrに上げてあります。

お風呂場に吊り下げたチランジア(クリックで画像が拡大します)

ふつーに風呂だし。

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そして、Twitterでチランジア飼いの方が「一緒にお風呂に入る」とつぶやいていたのを参考に、私もチラをお風呂に持ち込みました。お湯のかからないほわわんとしたところにかけて。お風呂入った後も1、2時間浴槽のフタ開けた上につるさげてます。

これ拡大画像見ても良いですけど、すっげえ所帯じみてますよ。全然かっこよくないですよ。ちゃんと言いましたからね。

室内に入れた・入れない植物の話にちょっと戻ります。
うちにある多肉植物は、冬にもそれほど弱くないヤツらのほうが多いので、基本的には毎年外で越冬します。ちなみにこれ関東の話ね。

ハオルチアこそ、湿度を保ちたいために簡易温室にビニールをかけたもので過ごさせますが(これからだけどな)、エケベリアもセダム・グラプトもアエオも球根もセネシオもぜーんぶ外。元気だもの。

観葉植物部門ですが、これまた耐寒性のあるヤツのほうが多いんですよね。買うときには冬越しのことを考えて買うので、ヒューケラしかり、シクラメンしかりコクリュウしかり。クヌギは葉っぱを落として春に備えます。

さて、一見弱そうなドラセナ(コンシンネ)。これも外。ガジュマルも熱帯の植物ですが、放置しておいても春にはまた生長し始めるのでやたらに過保護にする必要はありません。そしてよく問題にされるのがパキラ。葉っぱをカットして休ませるかどうかまだ悩んでいるんですが、幹を触ってみるとしっかりしているので、今のところは順調に気絶している感じ。ちょっと様子を見ながらやっていってみます。

その他いろいろありますが、昨年におこなった[アンケート結果発表] あなたの多肉植物の冬越し、どーいうの?などを参考にしていただけると。あとは、今と環境やスタンスが若干違いますが2007年に書いたものもございます。おおさめください。

ということで、これだけだとどうにもつまらないので植物の写真を二枚。ペペロミアなどいかがでしょう。

Peperomia sincorana

Peperomia sincorana(クリックで画像が拡大します)

Peperomia sincorana

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

Peperomia nivalis

Peperomia nivalis(クリックで画像が拡大します)

Peperomia nivalis

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(高解像度の写真はFlickrに掲載)

シャコバサボテン・ホワイトベル

うーんまんまだ。まんま過ぎるタイトルだ。

最近ね、朝が割とギリギリなのでゆっくり写真撮ってるヒマがないのよね。皆さんちゃんと早起きして撮るんでしょうか。世話したりしながらね。えらいなあ…

はい。起きろと。

Greenlogのほうでは逐一写真を上げていましたが、今年のホワイトベルの開花をちゃんとエントリしておこうと思いまして。なんたって唯一無二のSchlumbergera属ですからねー。

今年はつぼみの付き始めからちゃんと気を遣ったので、割とまんべんなく…もないけど一応おなじくらいのタイミングでぐるりと開花。

シャコバサボテン・ホワイトベル(クリックで画像が拡大します)

シャコバサボテン・ホワイトベル

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華やかだわ。華やかだわ。嬉しい。
ではだんだん近づいて参りましょうか。

シャコバサボテン・ホワイトベル(クリックで画像が拡大します)

シャコバサボテン・ホワイトベル

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ちょっと近づきました。ええ。ガッチャマン的なものがガッチャマーンって感じで。(他にコメントないのか

シャコバサボテン・ホワイトベル(クリックで画像が拡大します)

花アップ

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ホワイトベルの花弁は本当に綺麗なんだよなー。ちょいラメラメ入っていてね。

ガッチャマン一号とガッチャマン四号です。

シャコバサボテン・ホワイトベル(クリックで画像が拡大します)

花ドアップ

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まあ特に珍しい画像でもありませんがドアップです。

あー、これうちに来てからもう2年経つんですね。なんかちゃんとしたエントリを書いているので、そのときの記事でも読んでください。(いー加減だ

»リベンジ! シャコバサボテン(2007-10-29)

花は綺麗なんだけど、やっぱりつぼみが好きかな。これから咲くぞ咲くぞ、という生命力そのもののような気がして。

葦サボマニアックス 2009初秋

ちょっと天気のよくない日が続いて、次に強烈な晴れ間…てなことが繰り返されたせいか、思いも寄らぬものが葉焼けしたり蒸されたり。こいつは強いからー、なんて油断してちゃいかんですね、ほんと。

さて数人の方から葦サボ記事のリクエストを受けておりまして、やっと写真を撮りましたんでエントリを。

しかし養生中のものとか、記事を書く段になって忘れていたものなどもあり、全部というわけには行きませんでしたが8種類ほど。

葦サボ軍団(クリックで画像が拡大します)

葦サボ軍団

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今回記事にしたものの集合写真です。皆さんがご神木、ご神木と呼んでいる葦サボは、この写真左下の小さいものと同じです。これもそのご神木(ってなんなんですかw)からのクローン。ちなみに親木は養生中で、「今回はパス。子供たちによろしく」と言っておりました。

あとここにいないものでは、女仙葦、須磨柳…あ、下に写ってるけど暗くて見えないシャコバサボテン、霧の舞(通称きしめん)…などでしょうか。

今回は参考までに、名前と、覚えている限りの入手経路とか金額を一緒に書いておきますね。

Hatiora salicornioides fa.bambusoides
(Hatiora Bambusoides)白糸の滝

現在の写真はありませんが、上の写真とか、過去記事を参考にしていただければと。

Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

当時の写真

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これはそもそも苔玉として売られていたもので、千葉の某でっかいホームセンターの催し物売場で入手。おそらく2004年。金額は500円くらいだったように記憶しております。当時の貴重な画像がこちらです。これは手入れは楽だったんですが、どんどんどんどん大きくなっていったので手に負えなくなって苔玉を破壊。室内で水ゴケ栽培→屋外で土栽培、を経て現在です。

Hatiora salicornioides fa.salicornioides
(Hatiora Salicornioides)猿恋葦

Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

Hatiora salicornioides

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植え替え後でちょっと疲れておりますが、うちのサルたん。測っていませんが、樹高はおそらく50センチオーバーかと思います。

寿命的に、一代はそんなに長くないと思うんですよね。そもそもは着生植物、木の幹にどんどん新しい根を張り新しい芽を出して更新していく植物だと思うので、挿し芽などで保険を取っておくといいと思います。でないとうちのバンブソイデス(皆さん曰くのご神木)のように、水切れや疲れなどで半分が枯死してウヒャー!なんてことに。

Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

当時の写真

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当時の貴重な画像がこちら。葦サボマニアックス(2005)の時ですが、高島平のバザールで700円で手に入れたようです。

それにしても4年前…若いなあ。おれ。(肉的に)

Hatiora Salicornioides

Hatiora salicornioides その2(クリックで画像が拡大します)

Hatiora salicornioides その2

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ハティオラその2です。
生長するにつれ、どうも下の方へ下の方へと垂れていくし、葉っぱの感じも違う(ツルツルではなくシャラっとした質感)ので本当に上と同じ猿恋葦? と疑っていましたが、花をみると(四年越しでハティオラと判明しますた!の巻)ハティオラには間違いないようです。タイプ違いとは思いますが、何かがかかっているのかはわかりません。

大きさは手の感じで推測してください。影に隠れてる間にずいぶん生長してしまいました。

Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

当時の写真

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当時の貴重な画像が…はもういいですか。上の株と時を同じくして、高島平で800円だったようです。ちょっとうねるような感じは面影がありますね。

Rhipsalis pilocarpa (Erythrorhipsalis pilocarpa)
髭赤葦(=朝の霜、天竜下り)

Rhipsalis pilocarpa(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis pilocarpa

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うちの赤ヒゲさん。Rhipsalis pilocarpa、名前は「赤ひげ」(2007)でやってきたヒゲヒゲ。意外に可憐な髭赤葦の花のように、クジャクサボテンの小型のような花を咲かせます。

節から取って挿しておけば容易に挿し芽が可能です。どんどんモサモサさせたい葦サボですねー。

来た当初の記事がその葦サボは第四種郵便でやってきた(2007)。ヤフオクで1,000円くらいだったかなー? 忘れました。

Rhipsalis pilocarpa(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis pilocarpa

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アップがこちら。立派なアレオーレ(刺座)をお持ちです。こう見るとサボテンなんですよねー。

Rhipsalis cassutha(糸葦)

Rhipsalis cassutha(糸葦)(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cassutha(糸葦)

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ある時期、そうめんだきしめんだと人気が沸騰、あらゆる葦サボファンを魅了した株。一応奥にはきしめんがいるのですがまったく見えてないですね(笑)。

私のこれもいただきものなので、元手はかかっておりません。葦サボはあまり出回らないほうなので、こうしたブツブツ交換などが有効な場合もありますね。あ、でもこの種類はときたま園芸屋さんで見かけますね。

Rhipsalis horrida(ホリダ)
Rhipsalis cereuscula(青柳)
Lepismium houlletianum f. regnelli(花柳)

こまいのから何種類か。左奥から時計回りにリプサリス・ホリダ、通称米粒リプサリス、レピスミウム花柳、左下は名前忘れますた。

Rhipsalis, Lepismium(クリックで画像が拡大します)

左奥から時計回りにホリダ、米粒、花柳、名前忘れたのがふたつ

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ホリダは去年、大阪の芳明園さんで500円だったかな。右の米粒は、2005年の神代だったようです。金額は忘れちゃったなー。そしてレピスミウムはヤフオクで。同じく金額忘れました。

左下はたぶんリプサリスなんですけど、去年大阪の某ガーデンに行った際におまけでつっこんできたシロモノ。プラス、葉挿し状態できちんと写っていませんが、もう一種類レピスミウムぽいのがささっております。

葦サボテンの夏管理

生長が鈍るだの鈍らないだのいいますが、私はお構いなく水をやっちゃっています。置き場所は、日照を40%のアルミ遮光シートで遮ったところで。日陰でも、明るい日陰でもないです。あくまで日なただけど、柔らかい日射しが降り注ぐところ。サンルームなどがあれば、湿度も保ててよいんですけどねー。

遮光シートを使わず、何か大きい植物の下に木漏れ日が作れれば理想的です。吹きっさらしではなく、少し湿度が感じられる感じで、といって暗くなく…。というよりジャングルをお持ちなら話が早い。

ただし、小さい株とか挿し芽とかは明るい日陰で。どこに置くのが好きかは、株の状態を見てやります。伸びるけどだんだん細くなっていくようならもうちょっと明るく。枯れが目立つようになったら前線より退かせて。で、シリンジをよくします。水遣りよりもシリンジの回数のほうが多いです。

葦サボテンの挿し芽

挿し芽の状態では、水やりは必要最小限です。シリンジもしますが、土がべちょべちょにならない程度。湿った状態が続くと普通に腐って終わるんで注意。根が出て、気合いが入ってくると次の芽が出てきますので、そうしたら徐々に水分をやっていくようにしています。

過去の記事にちょうどいいのがあったんで引用しておきますね。

葦サボテンの挿し芽(クリックで画像が拡大します)葦サボを増やすときは、一番手っ取り早いのが挿し芽。幹を節からムチンと折って、しばらく土の上に転がしておく。適当に霧吹きなどして湿気を与えておくと、しばらくして節からニョロっと根を生やすので、そうしたらそのまま土に挿す。根が張ってくるといよいよ節から幹を出し始め…というのがこの状態。乾きやすいので、本株よりもまめに霧吹きをしている。(葦サボマニアックス’0508

記事本体については今見るとけっこういい加減なことも書いていてお恥ずかしいので、参考程度にみてください…。

葦サボテンの入手について

葦サボテンは、他の多肉のようには出回っていないし、ある意味マニアックなカテゴリだと思うんですけど、探せばあるところにはあるんですよね。pilocarpaやcassuthaなんかはインテリアショップにもいたりするし、園芸屋さんで釣られていたりします。

他には、ヤフオクでもたまに出ますし、シャコバサボテン関係の通販サイトや、あとは芳明園さんのように、温室にモッサーといたりとか(笑)。ある種雑草扱いだったりもしますけども。日カクさんでも取り扱っていらっしゃると思います。

逆に言うと、多肉関係のイベントでは最近はほとんどお目にかかりません。たまにいても寂しい感じの猿恋葦とか…あ、そういえばザキパークで猿恋葦、いましたね。今でも仕入れてるのかなあ。

私も最近は現状維持だけで、あまり積極的に葦サボを仕入れたりしていません。そろそろまた増やしてもいいかなーと思っておりまする。

なんかふつーに真面目に書いちゃった。
ではでは。

四年越しでハティオラと判明しますた!の巻

むふふふふ、今日は更新がないと思っただろう。
そうはいかないのだよ。常に読者の予想を裏切り続けることこそ、飽きられないブログを作るコツなのだよ。わはははは。
(それより更新率上げたらどーよ)

ちまきさんがうまいタイミングで葦サボテンの記事を書いていらっしゃり(葦葦サボサボ2009春)、うちの葦サボカテゴリにリンクしてくれちゃったりしましたので、書きます。

四年前にサルコイアシとして手に入れた葦サボがおりまして。それまでいたうちのハティオラとなんとなく様子が違うもんだから、これはリプだーなんて血迷っていたのは記憶に新しいところ。

その後、葦サボ栽培をしていくうち、やはりこりゃどうみてもハティオラだよなあ、名前が分からなくとも花が咲けば白黒…ならぬ白黄ハッキリ付くだろうと。(※黄色ならハティオラ、白ならリプサリス…例外はありますが)

ところがねー、全然咲いてくれないの。
まあ咲かないなら咲かないでいいのよ? あたい、ぜんっぜん困らないんだからね? ね? NE?(チラ

ハティオラsp.(クリックで画像が拡大します)

ハティオラsp.

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なーんてやっていたら、やっと今年咲いてくれましたー。

黄色!きいろ!
こいつはハティオラ確定!

モサモサしすぎて全貌が分かりにくいと思いますが、とにかく上に横に下に自由奔放、でっかくなってしまいました…

葦サボテン・ハティオラの花(クリックで画像が拡大します)

ハティオラの花

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他のハティオラと特に大差はない…いや、ちょっとだけ花が大きめかな? いわゆるハティオラの花です。

これがこういう名前の葦サボテン、という全員集合はまたの機会としまして…現在のアシアシサボサボ置き場を。ひっじょーにわかりにくいけれど、ここに見えるのは10種類ですね。

葦サボテン置き場(クリックで画像が拡大します)

アシアシサボサボアシアシサボサボアシアシサボサボ

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きちゃない&整理されてない&何が何だかわからない…
(高解像度の画像はflickrに)

今日のオマケ

ヒューケラさん。(クリックで画像が拡大します)

花がびょんびょんヒューケラさん。

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今日のヒューケラさん。
よー咲くわ。

元気ったらありゃーしません。そろそろ植え替えてあげなくちゃな…

サルのベランダ近況

お久しぶりです。ケチなウェブ屋をやっているサルと申します。
気まぐれにこっそりと、2月最初で最後の投稿を。冬眠中はサイドバーのリンクなどから他二つのブログにも遊びに来ていただいているようで、ありがとうございます。

えと、緑ブログのキャラってこんなんでよかったんかな。

葦サボの花(クリックで画像が拡大します)

葦サボの花

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葦サボの花が咲きました。開花を早めるために今年は室内に入れたんですが、咲き癖が付いてくれたようでこの通り。

ハティオラ全景(クリックで画像が拡大します)

ハティオラ全景

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全景はこんな感じ。上から下までほぼ均等に花が付いています。

綺麗だな。

おまえら今年もありがとう。

ラケナリアの花(クリックで画像が拡大します)

ラケナリアの花

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花といえば、ラケナリアの花も咲きました。つぼみが小さいときは水遣りで水がかかりまくりましたが、特に気にしなくてもよかったみたい。キレイだなー。

ブロンズ姫の近況(クリックで画像が拡大します)

ザクさんはすっかり埋まってしまった。

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花つながりでもうひとつ。ブロンズ姫の近況ですが、真ん中右寄りにまた花芽が付いているの、わかりますか?

2月に入ってからロクな晴れがないので、光を求めてほぼ垂直になっちゃいました。

愁麗(クリックで画像が拡大します)

ピンクの愁麗(別にいやらしくない)

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愁麗です。先っちょが汚いですが、いい色に染まったもんですねー。全然水やってねーわ。

ローズマリー・ギルテッドゴールド(クリックで画像が拡大します)

ローズマリー・ギルテッドゴールド

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ハーブも少しずつ生長し始めました。これは斑入りのローズマリー・ギルテッドゴールド。写ってないけど、ホワイトやレックスは花が咲いてますよ。

カレープラント(クリックで画像が拡大します)

カレープラント

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あ、レックスの花がちょっと写ってました。

こちらはカレープラント。植え替えしてなくて土はこっちこちなんですが、また春に向けて青磁色の葉を伸ばし始めました。

セダム(クリックで画像が拡大します)

落ち着いた緑色が目に優しい

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セダム箱は夏にカラカラ&腐り腐りでいろいろ大変だったんですが、柵のあたりに放置しておいたら勝手に元気になっておりました。これはアルブムかな?

セダムは環境に慣れれば強いんだけど、それまでが難しい。

赤コレクタ(クリックで画像が拡大します)

赤コレクタ

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最近たまの水遣りくらいしか相手してないけど、赤ハオでもどうですか。

コレクタさんは夏も冬も強いや。

赤バディア(クリックで画像が拡大します)

赤バディア

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赤ハオといったら今ノってるのがこの人。赤バディア。スモーキーな葉っぱが超お気に入りの一品です。

多肉とハーブたち(クリックで画像が拡大します)

無造作な構図で一枚

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今日は久しぶりに晴れたから、明るい写真を撮ることができました。植物も喜んでおります。

キャンディみたいな形状のハンメリーは、むしってモシャモシャ頭から喰ってみたいですね。対する虹の玉は最近ボロボロ。

そんな感じでエントリを書いて参りましたが、いかがでしたでしょうか。雑ですみません。冬眠中はムフフだのアレが欲しいだのという植欲も無く、最低限の世話しかしていないのですが、元気なやつは元気だし、そうでないのはそうでもないです。ハイ。

…あ、そんなこと書くと「サルさんは情熱無くしちゃったんですね」とか思われちゃうのかなあ。大丈夫、また春になったら全開MAXでムフフしますぜ! ご心配なく。

植物ブログもごぶさたしてますが、皆さん元気にされてますかね。風邪や花粉症など、体調の優れない方もいらっしゃるでしょうから、どうぞお大事に。

それでは、今度の更新はいつかな。
まだまだ寒いので、また会う日までおやすみなさい。

葦サボ喰らわば皿まで

サル宅でめでたくコーデックス認定されたパキラが少しずつ黄色くなり始め、チキンレースに負ける予感バリバリのセンシティブなハートがちぎれそうな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか皆さま。

新年会より一週間、華やかな宴が繰り広げられているブログ様を尻目に、このようなワビサビ効きすぎるエントリをあげることにいささかの躊躇も感じないウェブ屋3X歳の冬なのでございます。

それはさておき、今回のはさすがに植物といっていいものかどうか迷うわけですが、葦サボ好きを自称している以上、それがどのような形であっても愛でるのが信条。

葦サボのミイラ(クリックで画像が拡大します)

奥さまセンスがよろしくてよ。

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そうこれ、葦サボのミイラです。よく「サボテンのミイラ」などと、要は枯れくさった柱サボテンのなれの果てがお店に飾ってあったりします…ってあら、書いてみたら同じことですね。枯れくさった柱サボテン亜科のなれの果てです。

葦サボのミイラ2(クリックで画像が拡大します)

普通に枯れてます。

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ちょっとぶれてしまったんですがわかるかなあ?

よーく見れば葦サボの節が見えます。鉢に二株植わっていた、その一方が完全に枯れてしまい、放置していたらこんなカリカリの姿になっていたんです。

竹炭とコーディネートしてみましたが、これはこれでなかなか渋いお部屋のインテリアではないでしょうか。うふふ、お前とは一緒だよ、いつまでも…。(ここここ恐っ

えーと、生きてるヤツもちょっとね。
毎年咲いてくれるハティオラに花芽が付き始めました。

ハティオラ(クリックで拡大します)

お化けです。

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普通に咲かせてやりたかったので、この冬は室内に入れることにしましたよ。

ちまきさんも葦葦サボサボオハナガサイタという記事で「まさか室内管理にしてから蕾を出すとは思わなかった」と書いていましたが、葦サボっぽいのはこの時期、寒い気温でならしたあと一気に気温を上げると花が咲くことが多いです。

葦サボで室内に入れるのはこれだけと思っていましたが、これこそチキンレースに負けました。置き場上、どうしてもからっ風で湿度を保ってあげられない葦サボ6点ほどを室内に入れました。

いや、温室とか、ちょっと風よけがあるとか、いつも目をかけてあげられるとか…普通に管理できる方はそのまま外でいけると思いますから早まらないでくださいね。うちのは去年、放置しすぎてダメージを受けてリカバリーに時間がかかっちゃったんです。ので、今回は数年ぶりに葦サボを室内越冬させることにしましたよ。

ハオルチアだ? ベンケイソウだ?
笑止! やっぱ葦サボっしょ( ´ ▽ ` )ノ☆

今年はもうちょっと葦サボモサモサに力を入れていこうと思ってます。めざせリトル芳明園! ハオを置く場所は無くても葦サボ置く場所はあるのかという矛盾も指摘されそうな…ゲフゲフ。

米粒葦サボも三年半経ちました

私が葦サボを初めた当初から比べると、徐々にではありますが葦サボ人口が増えているようで何よりです。これも普段の葦葦サボサボ普及委員会会員の皆さまの並々ならぬご尽力でございましょう。

誰が言い出したか「米粒」リプサリス。園芸名は「青柳」というらしいですが、あまりこの名前で呼んだことはないですね。Rhipsalis cereuscula(日本語で無理やり読むならセレウスキュラ、ケレウスキュラでしょうか)の現在です。ほとんど挿し苗状態で買ってきて、うちでは三年半経ちました。

Rhipsalis cereuscula(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cereuscula

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触手が伸びすぎて重さに耐えられなくなってきたので、割り箸やらなにやらでつっかえをしてます。本当はこれ、今回植え替えしてやりたかったんだけどなー。

乱立部分がわかりにくいので、もう少しアップで一枚。

Rhipsalis cereuscula2(クリックで画像が拡大します)

伸びる触手

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5本ほどの立錐した幹が、上でホニャホニャ部分を展開しています。

米粒ラストシューティングのときに書いていたことをそのまま引用すると、「森林の中で着生している現地の場合は、びにょーんと別の場所に幹が伸びてそこでまた着生し始めるのでしょうな」。この姿は、鉢植えにしたとき特有のものであるはずです。

うちではいつも外で越冬させているため、葦サボたちが花を付けるのは春が多いのですが、シャコバと同じと考えるなら室内に取り込めば早めに花芽を付けるはずです。って、全部入れてたらあっしの部屋はジャングルになってしまう。部屋自体は日照良くないしね…

Rhipsalis cereuscula3(クリックで画像が拡大します)

飛ぶガッチャマンを尻目に

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「ボクはいつあんなふうに咲けるんだろー?」

♪ガッチャマンはー、
♪待っていーるー

参考 米粒葦サボ関連の過去ログ

こういったブログの性ですが、さかのぼればさかのぼるほど適当なこと書いてるので、あまり気に留めないように。あ、そういえば葦サボ大集合をこの秋にも書く約束していたんでした…忘れてた…

何もしなくてもシャコバは育つ

秋に入ってから結局植え替えもほとんどせず、いわゆる「放置」という言葉がなんて似合うんだ我がベランダ。まったくお恥ずかしい限りですが誰に見せるわけではないのでよしとしよう。

んで、8月には緑のボサボサだったデンマークカクタスのシャ子タン。ハオ棚の一番下にいて、水遣りは上段の水遣りで落ちてくる水でまかなわせるという素晴らしい待遇を受けていたわけです。そう、花が咲くことさえ忘れていました…。

ある日ちろっと見たら、あれっ! つぼみが付いているではないですか。そういえば昨年のこれの購入時はすでに花が付いていた状態だったし、私書いてるもの。「来年は自分の力でつぼみを付けさせてやるぞー。」だって。ププぅ、ウケる。

デンマークカクタス(クリックで画像が拡大します)

手前が日の当たっていた側

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…が、鉢クルクルを怠っていたせいで、見事に日の当たっていた方だけ付いてやがんの。剪定もしなかったから長さがバラバラで、もう、ごめんなさい。

でも、こいつの花は本当に可憐で清廉で綺麗でね。やっぱり白が大好きっス。また、花が咲いたらアップップしてよいですかね?

※昨年のこいつの開花時の様子はシャコバの花が綺麗だYO!(2007-11-06)にて。

街中でも、徐々に花芽が付き始めたシャコバをよく見かけるようになりました。こいつを購入したのは昨年の11月の始めだったけど、室内で売られていたから花が早く咲いていたんですね。

非ブルジョアな街中のシャコバさん!
がんばってきれいな花を咲かせましょうぞ!

新しい葦サボ仲間、トゲトゲホリダちゃん

あー。どぅーもどぅーも。
先週木曜か金曜あたりから風邪を引き始め、今だ咳をコンコンゲホゲホと引きずっている病弱なウェブ屋、またの名を多肉オフ会に弱いウェブ屋と申します。今のところ発症率は50%ですよアンタ。

自分で作った緑カレンダーもまったく活用できていないまま。神代かー。正直行くのめんどくs(こら

今週末は日本GPだから日曜日は潰れちゃうしなー。…あ? 三連休なの? もう世間に全然ついて行けてないや。いつの間にかキンモクセイも甘い香りを振りまいているワケですよ。7階の部屋にいても香ってくるんだからスゴイよね、キンモクセイって。

そんなこんなで早寝が板についてしまい、全く更新する気にならなかったのよね。「アタイの愛するウェブ屋さんは一体どこに行っちゃったのッ! アイニィジュー!」と夜な夜な枕をヨダレで濡らしていた紳士淑女の皆さんには悪いことをしたわ、ごめんなさいね。

リハビリ代わりに今日は、芳明園さんで購入してきた葦サボをご紹介。(全然写真撮ってねーんだわー)

Rhipsalis baccifera ssp. horrida (Rhipsalis horrida)

リプサリス・ホリダ。
ホリダ=horridaは、「(強い)トゲを持つ、逆毛立つ、恐ろしい」という意味のhorridusというラテン語から来ている種小名です。(Rhipsalisが女性名詞であることによる語尾変化「us→a」)

リプサリス・ホリダ(クリックで画像が拡大します)

リプサリス・ホリダ

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そうだなー、すっごくミニマムなヒモサボテン、のような趣ですかね。でもトゲは痛くはないんですよ。ホニャホニャしています。

リプサリス・ホリダ2(クリックで画像が拡大します)

リプサリス・ホリダ

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いいよねー。
この感じいいよねー。
でもやっぱり葦サボなので、水が足りなかったり、たまたま触手が土に付いていたりするとホニャ、ヒョロロっと幹の途中から根っこが生えるんですよ。それがラブリーなんだわぁ。

関西やオークションなどでここんとこ、葦サボがいくつか増えたんですよね。根付いてないヤツもいるので、機会があったらまたご紹介したいと思います。(そういや全員集合記事書くんだったっけ?)

緑のウェブ屋多肉の旅「好っきゃねん大阪」(芳明園編)

中編の次は後編だろ、という大方の皆様(自分さえも)の予想を裏切り、今日は芳明園編をお届けします。
1足す1は2じゃないのよ! ※意味不明

もし、私がいつか関西に行くことがあったら、絶対にここへ来てやるんだ! と長いこと憧れだった業者さん。それを見たのが当のべーやんさんの記事「芳明園、行って来ました。男爵さん夫婦に会ったよ!」だったのですが。葦サボモサモサ好きならこれ、Love過ぎでしょ?

夢にまでは見ないが楽しみにしていた芳明園さんの全景がこちら。

芳明園さん温室(クリックで画像が拡大します)

おばーちゃーん、来たよー。

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見るからに!
見るからに田舎の農家といったこの風情! 通りを挟んだ右側は普通の住宅地なのですが、周辺の方はここにお宝がいっぱいあって、全国多肉マニアの垂涎の的である…なんてことをご存じなのでしょうか。

温室の周りに生えていたのは(クリックで画像が拡大します)

さわやかミントー。

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なにげなく生えているこれ、オオバコなどの、いわゆる雑草のたぐいではないんですよ。これ、ミント。自生しすぎ。

「英国ではハーブは雑草扱い…」というフレーズを思い出してしまいます。

さて、ご挨拶もそこそこに、いよいよ突入します!
サルサ、行っきまあああぁぁぁぁ..........

葦サボ天国(クリックで画像が拡大します)

もう雑草

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ああ…ああ!
森林性の着生植物!
柱サボテン亜科の葦サボ!
思わずアホなことを口走ってしまいそうです。これが写真で見た葦サボモサモサ天国!

ダイブしてやるぅー!
アッキャキャキャ

一列全部アシアシなんて素敵すぎるー! うお〜! ホェ〜!(と叫んでいたとべーやんさんが書いていたので)

葦サボ天国2(クリックで画像が拡大します)

いやマジでわからん

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もう、どれがどれだかわかりません!(私じゃない、園主さんが言っていました)

日がよーく当たっているので、どの葦サボも黄色に近い色をしています。

葦サボ天国3(クリックで画像が拡大します)

何でも有りなんだな。

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適当すぎて素敵!
味噌も●コも一緒!

(分かりやすく植えられているだけ綺麗なほうかも)

興奮しすぎてアレなんで、ちょっと気分を鎮めましょう…

キリン類(クリックで画像が拡大します)

キリンぽい何かたち

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キリンで。
(ハナキリンには鎮静効果があるそうです)(嘘、むしろ毒が)

トゲトゲにひっかかれないよう注意だ!

九厘塔(クリックで画像が拡大します)

あちちちちちちち

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んまあ、ほどよく、いやこんがりと焼けた九厘塔。

温室なのにこの砂漠感はどうだろう。ここだけ見たら現地の写真のようだ。

硬ハオ(クリックで画像が拡大します)

化石になったヤツも

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なんかわからないけど、モシャラな硬ハオハオハオだ。

ここまでオレンジに焼けたのは初めて見たぞ。私はここの硬ハオに生まれなくてよかった。

月下美人かなにか(クリックで画像が拡大します)

デカすぎてエグい

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月下美人でしたっけ?
なんとかクジャク? ヒロケレウスかエピフィルムかなにか。

私、初めて花の実物見たんですが、大きいんですねえ! 私の手のひらよりデカいんですね。けっこう環境厳しくても元気なんだなあコレって。

芳明園さんは温室が数棟並んでいるので、中に突入しては暑さで参って外に出て、また違う棟に突入…なんてことを繰り返していたんで、今どこにいるのか、どこまで見たのか、あとで見ようと思っていたあの植物はどの棟にあるのか…。ああ、ここはジャングルなのねエヘヘヘヘ…

そういえば一緒に入ったべーやん兄さんはどこだ?
(すっかり忘れている)

そんな中、園主さんの奥様が顔を出されて、「暑いでしょ? 冷たいものどうぞ」と勧めてくださいます。その冷茶の美味しいこと! がぶがぶ飲んでしまいました。奥様、マジで一生ついていきます。

通路はまあ、ごく一般的な狭さではあるのですが、ありとあらゆる植物がウヒョヒョヒョと自由奔放に伸びているため…

通行止め(クリックで画像が拡大します)

お前は通さない!

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通行止め。

しかし、そんなジャングルをものともせず、慣れたものですべーやんさん。ひょいひょいと植物をのけて進んでいきます。

私はというと…

「はい?」(サボテンの触手に呼び止められる)
「いてて!」(アガベにつっつかれる)
「うわぁー」(ある鉢を取ろうとして違う鉢を豪快にコかす)

ある意味、非常に植物とコミュニケーションが取れたと自負しているわけですが… 楽しい!楽しいんだよママン!

しかし、こういう場所へ来て思いました。
夏だから、温室は暑いからなどと、無防備な格好で来ちゃぁいけません。露出が多くてもべーやんさんを喜ばせるだけですので、これからべーやんトラベルサービスをご利用の際はご注意ください。

じゃ、なくて、冗談抜きに長袖は必需品ですね。とげやノギに引っかかれるのもそうですし、なにより「暑すぎて蚊はいないけど、そのかわり鉢がいる」のだそうで。いやぁ! みなしごでも蜂はいやー!

(修正:なんか都々逸みたいになってますが、「鉢がいる→蜂がいる」の間違いです。面白いんでそのままにしておきましゅ。ある意味合ってるし)

さて、だんだん自分の思考能力もにぶってきたようです。それに、いつもは来られないところなんだから十分に写真を撮るんだ! と気張っていたので、欲しいものの目星をまったく付けていません。そろそろ持ち帰り品の物色をしなければなりません。

加温室(クリックで画像が拡大します)

ガマン大会

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モーローにダメ押し。

コーデックスの多い加温室。熱気ムンムン過ぎて、2分といられません!

でもね、美しくディスプレイされたお店もいいけど、こういう温室を探索して、業者さんとお話させてもらうほうが楽しいわ。もっともっと、こういう機会を増やしたいな。

最後はべーやん兄さんと合流し、アレはどーだこれはどーだ、あっそれは仔が出たらチョーダイなどと青田買いをしつつ、数点を選んだところで、お会計をしに冷房の効いている別室へ。

ああ素敵! 冷房最高!
エコなんてくそ食らえだバーカ!(怒られるぞ

一時間弱でしょうか、今うちにいる植物のことについて相談したり、べーやんさんが園主の方と会話するのを聞いていたり。それはもうあっという間の楽しい時間でした。

自分で、自分なりにいろいろ調べるのも大切なことだけれど、こうして業者さんや趣味家さんと実際に話を交わすことは、何事にも代え難く、手っ取り早く経験値を上げられる機会だと思うんです。

こういう機会を与えてくれたべーやんさんに、改めて感謝です。
趣味のつながりって素晴らしいよね。

さて、次回こそ本当に本当の後編…と思いきや、関西訪問のもう一人プラス一匹の主役がいよいよ登場します。お楽しみにー。

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今緑のボサボサ、デンマークカクタス

昨年の11月、シャコバの花が綺麗だYO!のコメント欄で、「華麗な花を少しの時期見たいだけに緑のボサボサを育てる」と評されたデンマークカクタス(シャコバサボテン)。

しかし葦サボ好きとしてはこの緑のボサボサも、あーやっぱり葦サボ仲間だなー、増え方が面白いなーとウヘウヘしながら育てています、というのは建前でほとんど放置していました。夏だし。

春になっていい加減のところでチネった葉っぱは、8月に入ってからくらいでしょうか、どんどんと新しい葉っぱが生産されてきました。今この記事の下書きを書きながら、こいつの名前を「シャ子タン」に決めました。愛車とは関係ありません。

デンマークカクタス(クリックで画像が拡大します)

現在のシャ子タン

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他の葦サボテン同様、完全に遮光されている場所ではなく、ハオ棚の下で微妙に午前中光を浴びながら生長したシャ子タン。忘れやすい場所というのもあり、水遣りは数週間にいっぺんくらいだったかな。

シャ子タンとジャンケン(クリックで画像が拡大します)

パーなら負けねーぜ!

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生意気にもジャンケンを挑んできたので遊んでやりました。

うわぁー、アイコだぁー。(←バカ

日に透ける新芽(クリックで画像が拡大します)

日に透けるパー

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葦サボの新芽は本当にミドリミドリしていて綺麗だ。日に透けて骨格も見えますね。レントゲンみたい。

そういえばこいつ、買ってきて植え替えてないや。プラ鉢の中に黒フニャポットで入ったまま。まあいいか。寒くなるまでもう少し、今年はコイツ、無事に咲いてくれるでしょうか。

ああでも、このボサボサもいいなあ。
思いっきり葉の広い葦サボなんだなあ。Loveだなあ。

シャコバについてはまた後で触れたいんですが、とりあえず
( ´∀`)つ シャコバサボテンの栽培

葦サボモサモサの残暑ざんしょ。

葦サボモサモサの画像が見たいかーっ?
見たいなーっ?!

というわけでこんばんは、思い出したように葦サボの人、サルサです。本日は独断と偏見により、ヒューケラモリモリの後は葦サボモサモサ画像をお送りいたします。今日のネタ元は弁慶99さんの多肉world  多肉?サボテン? 〜ハティオラ〜でがす。今日はマニアックスではなく、普通に画像をお届けします。

弁慶さんのコメントで「大鉢一杯になって欲しいぃ。」というのがあったので、とりあえず葦サボいっぱいの画像をチェケラ。

写真:葦サボモサモサ(クリックで拡大)

ほーらもう。どこからどこまでが葦サボなんだかわからないつーの。この中には7種類の葦サボがいらっしゃるんですけど。

真夏もピークを過ぎたので、お日様全面バックアップ。蒸し暑さ大好きっ子なので、やっぱり夏は非常に元気ですね。株元が蒸れないようにだけ気をつけてあげて。

で、一番大きいと思われるやつを出して撮ってみました。
ハティオラ・サルコル(Hatiora salicornioides)、通称猿恋葦です。

写真:Hatiora salicornioides(クリックで拡大)

土が乾いてるのに重い! 茎が重い!
参考にジッポーのオイル缶を置いて撮った画像もあるんですが、逆に大多数の方にはなじみが無くて比較しにくいんでやめました。左下の4.5号の黒プラ鉢が参考になるでしょうか?

3年と3ヶ月前の猿恋葦(クリックして拡大)ちなみに上のハティオラ、3年と3ヶ月前の画像がこれね。ああ、なんてチビw

ああ、こうしてみるとやっぱり葦サボはいいなぁ。
秋になったらちょっとウヘヘでアレしよう。(何)

意外に可憐な髭赤葦の花

さて、多肉の乱は落ち着きましたでしょうか。
皆さん、前の記事ではたくさんのコメント・トラックバックをありがとうございました。大したご挨拶もできず、ぬっ飛ばし逃げですみません。

今日は地味に可憐に。落ち着いていきましょう。
葦サボマニアックス 2008春でご紹介したお髭の葦サボ、髭赤葦。ちょうど一年ほど前に少量の苗で来たものです。

10日前くらいかな。一本ちぎれてしまった茎を挿しておいた、なぜかその茎につぼみを付けているのを発見しました。

あ、これはなんか膨らんでいる。つぼみだ!
思った一日、二日後くらいにはいきなり咲いていて、そしてあっという間に花が終わりました。まさに電光石火です。月下美人も確か、一日しか咲かないんですよね。

Rhipsalis pilocarpa (Erythrorhipsalis pilocarpa)

写真:髭赤葦の花(クリックで拡大)

リプサリスの花。
ハティオラと違うのは、花が咲くとよくわかります。
こちらはクジャクサボテンとか、月下美人とか、あの手のサボテンによく似ている花ですね。

写真:髭赤葦の花2(クリックで拡大)

花弁がちょっとピンクがかっていて、そのヒゲヒゲ無骨な姿からは想像もできない綺麗な花です。がくのところというのかな、プックリ円形に盛り上がっていますが、これはハティオラの花にはない特徴です。(自分判断)

このピロカルパ、モンキーテールという名で市販されているものと同じだと思います。okoさんのブログで、満開になった同じものが見られますので参考までに。
モンキーテール・参上♪(窓際のTreasure窓辺のFairy、08/01/18)

初夏を呼ぶ幸せの黄色い猿恋葦の花

最近めっきり暑くなったので、夜の水遣りができるようになりました。

深夜1時過ぎに響く、

カコンカコン(じょうろに液肥を入れる)
ジャジャジャジャジャー(じょうろにポリタンの水を注ぐ)
じゅじゅじゅじゅじゅー(乾いた土に水がしみこむ)
うひひひひひー(怪しいサルサのうめき声)

私、絶対変わり者と思われていると思う。

ゆっくり撮影する時間がないのが悔やまれますが、ベランダのあちこちで何気なく花が咲いています。ラベンダーの花、セダムの花、グラプトの花、ハオルチアの花、ヒューケラの花…

そんな中、相変わらず満開に咲いてくれるこいつがLove。葦サボ・ハティオラの、猿恋葦の花です。Loveなので今日は画像サイズがデカいです。

写真:ハティオラ・猿恋葦の花(クリックで拡大)

こんな写真を撮るときくらい物干し竿は収納しておけとお思いでしょうが、そういった生活感は一切排除せずありのままを見ていただきたいベランダーです。(時間が無くて面倒臭いだけ)

そんなことより次の写真。見て、見て。

日光がキツすぎてうまく撮れないので、下から見上げてみたんです。
重いけど拡大してみて。

写真:ハティオラ・猿恋葦の花2(クリックで拡大)

なんとびゅーてぃほー! 天使が舞い降りてきてますっ!

自分、どの植物も多肉も、育て方でことさら人様に誇れるものはないと思っていますが、これだけはちょっとだけ自慢してもいい…かな?(笑)

ハティオラは、月下美人と近い種ではありますが、これは一晩で花が終わると言うことはありません。夜には花を閉じて、明るくなると花を開いて。パクパクと息をしている動作をしばらく繰り返したのち、花弁をぎゅっと閉じて濃いオレンジ色に沈着します。

私は外放置、自然に任せているのでこの季節の開花ですが、1月か2月あたりに室内に入れていれば花芽の分化はもっと早いはずです。…それにしても今年は寒かったので(何回目だろこのセリフ)どうなることかと思いましたが、そのほうがこうしてうまいこと咲いてくれるんですよね。

今年もありがとう、サルコイ。

昨年、一昨年の同じ株の様子は以下。

葦サボマニアックス 2008春

ゴールデンウィーク時期の関東は、飛鳥山だサボサボ! 神代だタニタニ! ザキパークだハオハオ! …と多肉のイベントが目白押しだったわけですが、ハシゴされた皆さんはお財布大丈夫ですか? くすくすくす。

てなわけで、帰って参りました葦サボマニアックス。
お届けしますのは元祖葦サボの人、サルサです。
相変わらずモッサモサー(゚∀゚)☆と、いつもの4種ばかりをセレクトしてお届けしましょう葦サボ軍団。

今年は、いくらなんでも室内待避すべきだったかもと思われるのが三つばかりいて現在静養中。寒さより乾燥しすぎが原因と思われます。湿度のある温室でも入れていればまだよかったんだろうけれど。

以下ご紹介するのは「冬? なにそれ」というサボサボたちです。

写真:猿恋葦 Hatiora salicornioides(クリックで拡大)このハティオラは元気なんですけどねー。へこんだことはへこんだのですが、そのおかげで今年もたくさんつぼみを付けてくれましたありがとう。

徐々に大きくなっていく黄色いつぼみがとってもプリチー。例によってピンボケですけど。

写真:猿恋葦 Hatiora salicornioides2(クリックで拡大)当初リプサリスといっていましたが、これもおそらくハティオラ。茎のくびれが一番それらしい。上に比べると手触りがサラサラ乾いた感じで、モサモサバサバサ。右の瀕死のアロエとかは見なくてよろしい。

下は、いつまで経っても赤ちゃんのような米粒(青柳)、右が若くても爺ぃのような髭赤葦(朝の霜)。いつも同じような背景ですまんのぅ。おババのおうちは、狭いベランダだでのぅ。

写真:青柳&朝の霜(クリックで拡大)

米粒は、株が成熟してくるとどんどん上に幹が伸びていくんですね。いや、いくんですねというより、現地の森林の中に生息している場合は、びよーんと木の他の部分に伸びて着生するというか(どこかで書いたな)。その習性なんでしょうかね、憶測ですけど。

一年前は一本でした。来年は30本だな。

写真:青柳 Rhipsalis cereuscula2(クリックで拡大)そこかしこで空中線香花火、みたいな米粒の頭頂部。ひとつの節から二つ三つ四つ、多いものでは五つもの節が分かれます。うちのベランダのマスコット的存在。これはいくら増えても嬉しい。

写真:青柳 Rhipsalis cereuscula2(クリックで拡大)ツブツブで!
バルーンアートみたいで!
新芽がまた小さくて!

Loveだね。
Loveだろ?

今年はこの方、やはり過保護にハオルチア棚の中にいました。素焼き鉢だし鉢が小さいし、すぐに乾いてしまうんですよね。なかなか居心地はよかったと言っていましたが、実はオマエそんなに弱くないだろ。

写真:髭赤葦 Rhipsalis pilocarpa(クリックで拡大)変わりましてこちらは髭赤葦。赤、というだけあって赤いだろ。(まんまだ

これは冬の間もずーっと直射日光を浴びて丈夫な強健種。やっぱりトゲトゲモサモサが水分の蒸散を防いでくれるんでしょうね。

いかがでしたでしょうか、今春のマニ葦ック天国。
今年も葦サボ友の会、頑張って参りたいと思います。

ところで右に書いたとおり、今年も母と「国際バラとガーデニングショウ」に行く予定です。母の日のプレゼントがわり。昨年よりさらに楽しめるんじゃないかな、と今からワクワクトキトキしています。展示もそうだけど、各種出ているお店も楽しみ。軍資金はばっちr(こら

それに月半ばは、某店へ某さんとガーデニング教室へ。うふうふ。…あとは例年通り、6月の高島平祭りと。狙いはわりと狭いんですが、これのために神代パスして節制しましたからねー。今年は前の日は夜更かしせず、ちゃんと午前中に行こう。でも、競争とかは苦手なんだよねえ私。

今年こそ、どなたかにお会いできるといいなあ。
いや、ニアミスならかなりの方としている自覚はありますが。

やはりこういうブログの醍醐味ですもんね、オフラインでお会いするというのは。髪の毛の黒い、見るからにウェブ屋っぽくてスタバの紙袋を持っている人がいたら、声をかけてみてください。(わっかんねーし

ええと、目じるしは葦サボです。(持ってかねーし

気温2度、葦サボ小太郎は語る

寒いのう寒いのう。
確か秋頃には暖冬とか聞いたような聞いてないような。そんな中、やっぱり頑張っている葦サボの様子を、この小太郎がお届けします。

写真:葦サボテン(クリックで拡大)

どうも、二度めか三度めまして。僕は葦サボ小太郎です。
名前は今付きました。いーかげんな飼い主です。二年間、この鉢からまったく動かしてもらえない小太郎です。最近すっごく寒いのに、どっちかってーと僕たちはハオルチアさんのような温室でしっとりぬくぬくしたいのに、入れてもらえない小太郎です。てか、もともとは「葦サボ大好きー」なんて言ってたのに、いつの間にかハオルチアさんがすっごく優遇されていていかがなものか? と思っている小太郎です。

写真:葦サボテン2(クリックで拡大)先祖返りってわけじゃないけど、小さい芽はこんな風にサボテンみたいになったりすることもあるんですよ。

草みたいだから弱っちくみえるかもしれないけど、意外に僕って強いんです。まあこれも、サルさんがビシバシとスパルタ教育してくれたおかげ。考えてみたら、部屋の中にいたのは最初だけだったなあ。ま、部屋の中でも明るい場所なら全然OKなんですけど、僕はやっぱり外で空気を吸いながら大きくなる方が好きらしい。

スパルタスパルタ言っても、なにげに部屋の中からサルさんが覗いてくれていたり、声をかけてくれたり、霧吹きしてくれたりするので、なんとかこんな感じで元気です。でも、今年の冬はちょっと僕には寒すぎるような気もするなあ。

2度とか3度とかって、今気づいたんですけど、もしかして僕たちって冷蔵庫の中でも育つってことなんですかねえ。あ、湿度がないからだめか。棚の上のほうでは野菜が冷やしてあります…。

写真:二年前の葦サボテン(クリックで拡大)信じられないかもしれないけど、僕の2年前の様子です。昔の記事を見ると、ハティオラ二種と、リプサリスの朝の霜がごっちゃになっているらしい。そんな僕です。

で、同じ時期に挿し芽された僕の兄弟は、昨年の秋に旅立っていったんです。ちょうど今、あきさんのところ(葦葦サボサボ)で兄弟の様子がアップされているよねー。懐かしいなあ。やつら元気かなあ。僕はお母さん、お父さんと一緒だからまだ寂しくないけれど。

と、いうことで、たまに黒法師のオッサンがなにやら記事を書いているようなので僕もマネしてみました。サルさんはどうやら、僕たちを擬人化するのが好きなようです。それではまた、お会いしましょう。

※追記。これはどんなシンパシー? って感じでなんと、1911さんもうちから出荷された葦サボ記事(お猿は考える葦サボ)をあっぷっぷしていたので、トラバ発射します。見事に緑ブログとあっちのブログのタイトルがブレンドされておるw

※追記2。自分でコメントしていたくせに忘れていましたが、bisuiさんところでも葦サボ兄弟が育っていたのでしたー。葦サボ〜〜♪へトラックバック発射オーライ。

ウェブ屋のベランダ冬便り(1) 耐える多肉

あー寒い。あーさむい。
関東でも、日中の気温が10度行かず、氷点下近くまで気温が下がる日が続くようになってきました。土はカラカラに乾いているのに、これではロクな水遣りができません。フツーの多肉はともかく、観葉植物、水好き多肉などがかわいそうなことになっております。

私のベランダには蛇口がないので、風呂に入るたびに温水が出るまでの水をポリタンクに溜めているんですけど、こう水遣りができないと水道代がもったいなくてもったいなくて…。どうもケチです、こんにちは。

あ、ひとつ叫んで良いですか。毎度ですけど。
「昼過ぎに太陽が出てきたっておせーんだよバカー!」

いつもは一個ずつについてだらだら記事を書くんですが、まどろっこしいので一気にベランダ便りを紹介します。ゆーても、三回くらいに分けるようですが。今回は外で頑張っている多肉植物たち。

写真:月兎耳(クリックで拡大)一ヶ月前に誰が言ったか、ウサギは弱い?でご紹介した中の、月兎耳。裏から見るとそれぞれが雄々しく茎立ちしているのがわかります。かっこいいぜ。

写真:月兎耳の挿し芽(クリックで拡大)その、挿し芽たちも元気…というか、水をやっていないので元気に気絶しています。上記のエントリに出ていた挿し芽たちと比べてみると…ああ、ゆっくりだけど、生長はしていますね。小さいくせに、いっちょ前に色づいています。

写真:アロエ開花(クリックで拡大)アロエのマロちゃん1号は今年もきれいな花を咲かせてくれました。去年よりも花茎が短いかな?

二号は花芽すら見えていません。これは日照時間の違いによるんかな。ベランダの、端と端で数メートルしか離れていないんですが。

写真:グリーンネックレス(クリックで拡大)花芽、といえばグリーンネックレス。地味に、もくもくと、花芽が大きくなっています。一番風の当たるベランダのきわにいるのに、お前たちは本当に元気だねー。暖かくなったら肥料をたっぷりやるからねー。

写真:レイトニー(クリックで拡大)ひさびさの豹紋兄弟。
決して元気なのではなく、葉っぱをへなへなさせながら気絶中。耐寒性にはあまり優れていないと言われますが、葉っぱが枯れこんでしまっても、春には元気になるんだから大丈夫。このまま気絶させておきましょう。

写真:キューバンオレガノ(クリックで拡大)室内に入れないときついかも、と評判のキューバンオレガノ。大きさ的に不安があったんですが、どっこい生きてます。葉っぱがところどころ黄色くなっているのは寒さもあるけど、どちらかというと水切れの感が強いです。

写真:ハンメリー(クリックで拡大)ハンメリーのムチムギュにうへへへ、と気持ち悪いタイトルのエントリが約一ヶ月前。さらにムチムギュでエヘヘヘヘ。
うぉ、たった一ヶ月なのに脇芽がすっげー伸びてきた。ハンメリーって…オマエって強いね。

写真:愁麗&銀紅蓮(クリックで拡大)ピンクに色づいたのはいいんだけれど愁麗サン、ちょっと汚い感じになっております。他のセダム類に比べると多少弱め?

せめて寒風のあたらないところに置いてやれよって感じだけどね。対して右下の銀ちゃんはビクともしてねぇ。

写真:銘月の挿し芽、ブロンズ姫&朧月の挿し芽(クリックで拡大)左が銘月の挿し芽、右がブロンズ姫&朧月の挿し芽。小さいときれいに色が付いてくれてお手軽なんだけどね(笑)。数少ない、ベランダに色を添えてくれる多肉たち。

写真:葦サボたち(クリックで拡大)そして葦サボたち。これも、決して状態がいいわけではありません。でも室内に入れる場所はないし、ビニ温には入らないし、去年も外にいたし、最大限水遣りを控えて頑張ってもらってます。おかげでちょっとした挿し葉は朽ちて無くなりますが今さら気にしない。


最後に、コメント欄にてべーやんさんからいただいた、べーやんさんの師匠サンからのお言葉をもう一度。

「現地の環境がそのものにとって最良とは限らない。ただそこに生き残っただけ。」

そう。このベランダに来てしまったからにはどうしたって、この環境で、私の力量の範囲内で育つしかスベはないですからなぁ。生き残りたくば、私のいうことをよーく聞くのだ。覚悟せよおまえらウヒョヒョヒョ。

米粒ラストシューティング

ん? ラストシューティングって何か?
いいの、分かってくれる人が一人でもいればそれで満足なの。

新年二つ目の更新は、ハオルチア一辺倒というのもどうかと思うので、久しぶりに葦サボテンいっちゃいますか。

Rhipsalis cereuscula

おなじみ米粒葦サボの、今の様子はこんな感じ。
どこにもピントが合わねー撮影者泣かせのところは相変わらず。ちょっと弱めなので、ハオルチアと同じビニ温室の下のほう(ジッパーを閉めてない)に入れています。素焼き鉢が乾きやすいので、10日か2週にいっぺんくらいは水遣り、シリンジをするペース。

写真:Rhipsalis cereuscula(クリックで拡大)

前は一本だった触角、ばひゅーんばひゅーんと発射されて計三本。下でふにゃふにゃ、上でまた花火のようにふにゃふにゃ、というのがこのリプサリスの特徴のようです。もちろん、鉢に植えられていてかつ、株が充実してきた場合、という条件付きですけど。濃く薄くという変化はあっても、日焼けすることのないライトグリーンが綺麗ですね。

おそらく、森林の中で着生している現地の場合は、びにょーんと別の場所に幹が伸びてそこでまた着生し始めるのでしょうな。これ、ただ植えるのではなく、なにか丸太ん棒と一緒に植えて着生させてみるのも面白いかも…と思いつつ、結局葦サボは普通に植えちゃうんだけど。(面倒臭いから)

このほか、越冬中の葦サボテンたちはいずれも、外で元気そうに失神しています。いや失神までは行かずとも、微妙に新芽を伸ばしつつも(暖かい日もあるので)、たまに水を上げてもふくらまないシンナリした状態で耐えているという感じかな。

シャコバの花が綺麗だYO!

ちぇけらっちょ。というわけで、總持寺のイベントに行かれた人も多かったんですねー。先週末は「多肉イベントが開催される場所から遠すぎて行けない方」の歯がゆい思いをたっぷりと味わいました(笑)。ま、おぬしは行っちゃダメなのだぞよ、という神様のお告げだったんでしょう。サイフ落としたとか、大けがしたとか。なんかできなかったときはそう思うことにしているメルヘンな私です。

さてさて、気を取り直しまして。
10日ほど前に降臨したシャコバサボテンが開花し始めました。つぼみが開きかけてから2日はかかったでしょうか。

写真:シャコバサボテンの開花(クリックで拡大)

まるで白鳥が飛んでいるかのような、優雅なお姿。
昨日の夜のうちに一気に開花したんでしょう。
起きてきて、うわあ…と思わず声が出てしまいましたね。

img: シャコバサボテンのめしべとおしべ(クリックで拡大)なんと交配のしやすそうな、わかりやすい(笑)。

開いてみたら、ちょろっとピンクの縁取りはあるものの、ほぼ純白の花弁でした。あー、本当に本当に本当に綺麗なんだよ。伝われコノヤロウ。

img: シャコバサボテンの花(クリックで拡大)シャコバの花はすごーく長くて、二段構えになっています。下の段の花弁に見えるものはがくでしょうか?

つぼみをそっと指で摘んでみると、非常にはかなく壊れそうで、そしてとても優しいやわらかさ。花弁は少し透き通っていて、薄い高級シルクのような手触り。

サボテンの仲間らしく、フォルムはやっぱり派手ですね。しかしシャコバの花は知っていたけど、実際こんなに美しいものだとは思いませんでした。来年は自分の力でつぼみを付けさせてやるぞー。

ちなみに同じ葦サボ仲間の…

写真:Rhipsalis cereusculaの花リプサリスの青柳の花。

写真:Hatiora salicornioidesの花(クリックで拡大)ハティオラの猿恋葦の花。

かなりミニマムな感じですけど。似てますか?

赤ヒゲしぇんしぇー。

今日、最後の植え替え(養生株の鉢上げなど)をやっていたんです。
いつもピクタの鉢にはつまようじが刺さっていて、これで葉っぱの間の土をどけたりしてるんですけど、戻すときにたまたまそこにいたムチムチピリフェラさんの鉢脇に刺したんですよ。刺したつもりだったんですよ。

プチ。

あら何かしら今の擬音は

…あああああああああ!
葉っぱにプチってした! ヨージでプチってした私!!

思い返すも、それは禁断の手応えでございましたとさ…

そんな感じで、今日のエントリーは全く関係のないリプサリス。半年ほど前に降臨した髭赤葦、赤ヒゲことpilocarpaです。

写真:髭赤葦(クリックで拡大)

秋口から盛んに出てきている、線香花火のような新芽。うちに降臨して半年、やっとそれらしい株になってきたなという感じがします。

写真ではちょっと分かりづらいんですが、新芽だけではなく本体も日に当たっている側が赤く染まっています。これは紅葉というわけではなく、単なる日焼けだと思いますが。

img: 髭赤葦の新芽(クリックで拡大)こうなると髭「赤」葦という感じですね。普通に日照下に置いておける、たくましさ100%の葦サボです。この、サボサボした新芽がいいんだわー。

ほれ、全国の葦サボマニア。
もえろ、もえろー!
(どっちの漢字でもいいです)



リベンジ! シャコバサボテン

さてと…。3つほど観葉っぽい記事が続いたので、多肉っぽいやつから行こうかな。(一応バランスは気にしてるんですw)

Schlumbergera truncata

って、今札見たら「デンマークカクタス ホワイトベル」となっているんですが、検索するとシャコバサボテンの品種として出ているので、そういうことで。(違いについては下記)

写真:シャコバサボテン(クリックで拡大)

葦サボ葦サボ言っていますが、お恥ずかしながらこれ系はまったく未知の世界でして。昔に小さい苗をまともに枯らしたのもあって、苦手意識があったんですよねー。窓辺の暖かい場所に一等地に置いてリベンジです。

白い花を咲かせるシャコバサボテン。花は少ない我がベランダ、買うとすれば「白い花シバり」を設けておりますので、こちらを選びました。シャコバサボテンの花言葉は…『もつれやすい恋』だそうですおいおい。

img: シャコバサボテン花芽(クリックで拡大)臨戦態勢に入ろうとする花芽たち。
環境の変化で花芽がポロポロ取れるというので、ぶるぶると震動が人より多めの私のクルマでは戦々恐々でした。

うまく咲くといいな。

で、ここからは葦サボ記事っつか、自分のための覚え書き。

シャコバサボテンの正体は、葦サボテン連のSchlumbergera属。シュルンベルゲラ、スクルムベルゲラなどと表記されています。しかしこのシャコバっぽいもの、いろいろ名前があって分かりにくかったりしませんか? どれかとどれかは同じものなんだろうな…くらいには思いつつ、うちにはいなかったのであまり問題にしていませんでした。が、飼うとなると知りたくなるのが飼い主、いや葦サボ人の常。

まとめると、以下のようです。

  • シャコバサボテンSchlumbergera truncata。花期は11月から1月くらいの秋冬咲き。葉の両側に鋭い突起があるのがカニバとの違い。
  • カニバサボテンSchlumbergera russellianaSchlumbergera bridgesiiとあるのは園芸種かな? 花期は1月から3月の冬春咲き。葉は丸みを帯びる。原種はほとんど出回っていないらしい。園芸種として、シャコバとカニバの交配種が出回っている。
  • クリスマスカクタス…シャコバとカニバとの交配種で、花期がクリスマスのころのもの
  • デンマークカクタス…シャコバサボテンで、もとはデンマークで改良されたものが輸入された。花期は11月から12月。ただし、シャコバサボテンとデンマークカクタスは同義で扱われることが多いらしい。さらにクリスマスカクタスとも混同される(笑)。要はシャコバサボテン、シャコバの仲間ってことでいいんじゃないでしょうか。調べておいてなんだけど。
  • イースターカクタス…葉っぱはカニバに似ています。属は変わってRhipsalidopsis rosea。葉が深い縁色で、縁に赤い縁取りがあります。

ちなみにSchlumbergera属はいくつか種があって、見てみたんですけど全く同定不可能。園芸品種も数多くあるので、花が咲かないと分からない、みたいな感じです。ほか、月下美人もクジャクサボテンも、葦サボ・森林生サボテンの含まれる「柱サボテン亜科」ではあるのですが、こちらはもうちょっと遠い親戚になるEpiphyllum属。

育て方については、室内に入れたときの葦サボと変わらないとは思いますが、微妙なのは花の扱い。下記のようなサイトも参考にしつつ。近所にあるシャコバ類って、あまり気にされず放置されているように見えるんですけど…実家にあるシャコバも室内に適当に置いてあるだけで毎年綺麗に咲いてますけど…読んだらなんか、えらく気を遣うのねえ。もういい適当でw


ハロウィンサプライズのコウモリとチラと糸

まいどー。サルサです。やっと明日から晴れが続くようですね。
これでやっと水遣りができる…おなかを空かせているのでしょう、日照組のハオたちが凹んでいるのが気になりますが(笑)

今回の放出相手であるkacekiさんから、素敵なハロウィンのサプライズプレゼントをいただきました。そのうえきっちりと放出苗の送料も送っていただいて、申し訳なさ過ぎー。どうしたものか。そうだ、お礼の心をリンクで表してみよう。

キューティーな美猫クリちゃんが大暴れしているkacekiさんのブログ、TENTEN DIARY をどうぞよろしくっ! 今だと最新記事が当ウェブ屋便の件なんで、アレなんですがw

img: kacekiさんより(クリックで拡大)右上が着生植物のコウモリラン! うはー、私着生植物と言われると弱いんですよー(といってランには手を出しませんが)。すごい、コウモリっぽい。バットマン1号と名づけてもよござんすか。

左は、お初のチランジア。Tillandsia ionanthascaposaとのことです。手に入れる機会はあったものの、買うまでは至らなかったチランジア。いきなり調子崩さないようにがんばります。ドキドキしますな。

手前に見えるのは、kacekiさん曰く「お店に5年放置されていた」という糸葦です。ところどころ枯れておりますが…とりあえず今ある葦サボ鉢にぶっ挿しておきました。もう大丈夫だよー、はやく元気におなりー。

コウモリランは水苔が一般的だそうなので、早速明日あたりにぐるぐる巻きにしてやろうと思います。だいぶ強い種類らしいので、これからの生長が楽しみです。植物バンザイ!

秋の放出会、その後

2007-10-11 Thu “その他
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先月の20日あたりから月末まで告知していた緑ブログ 秋の多肉放出会ですが、毎日考枠のお一人を残して(鉢発送なのに水をやってしまったw)、無事14人の方に発射完了しました。続々と、届きましたドーモドーモというお便り、飛脚より受け取っております。

今回は東北から九州まで、11都府県。私が育てた苗が全国に散らばったと思うと、感慨深いものがありますなー。そしてその苗がまた、回り回って…自分のところへ帰ってきたりして(んなバカな

そんな中、数人の方に「うちに良い子いるよ、どうだいお兄さん」というお申し出をいただき、苗を交換させていただきましたので、いくつかご報告させていただきますね。今日は主に、里親さんへの記事ってことです(笑)。

写真:斑入りキダチアロエ(クリックで拡大)こちらは匿名K氏よりいただいた、珍しい斑入りキダチアロエの子株。キダチアロエが大きくなったらどうなるか…わかってるけど…

だってだってー
欲しかったんだもん!
(可愛く言うな

写真:Rhipsalis capilliformis 松風(クリックで拡大)こちらはニュー葦サボ。
Rhipsalis capilliformis、松風です。こちらも匿名K氏に。ぱっと見に糸葦と区別付きにくいけど(笑)。カピリフォルミスは、インテリアショップなどで割と出回ってるんじゃないかな。なぜか出会いの無かった一品。

写真:アエオ三兄弟(クリックで拡大)こちらはあきさんにいただいた、やんちゃなアエオっ子三兄弟。ムーンバーストに、伊達男に、衆讃曲綴化です。うう、無事大きく育ってくれるかなー。
例のうちの黒法師と撮ったりもしたんですが、それはまた今度のエントリってことで。

写真:養生鉢(クリックで拡大)こちら、今回交換やらオフやらでいただいた苗をぶっさした養生鉢の様子です。あきさん、男爵さんcaeruleaさんpukowakaさんてきとーさんからいただいたのが混じっております。(左上の鉢、中央にあるニグラとかは私のです)

発根してるの、してないの、セダムっぽいの、もうちょっと慣れたら鉢上げしようね♪なの、と一応分けてるんですけど、とりあえずは遮光下で動き出すのを待ってみます。

大きいピリフェラやデルシアナ、ピクツラータ、そして大きい養生鉢の真ん中にあるサブグラウカ、ここらへんも生長が楽しみです。黒オブの挿し芽はうまくいくでしょうか。プチプチハオルチアは、見事根付いてくれるかな?

あと、手前の白い白雪ミセバヤとか、実際見るとこれきれいですねー。私、前に小さいセダムぶっつぶした前科がありますけど、大丈夫かしらここらへん(笑)。うまい管理法があったら、ぜひ助言をくださいね。

とにもかくにも、皆さん、ありがとうございました。
皆さんの大切な苗、大事に育てますね。

葦サボの夏 2007

さーて。続けて葦サボエントリ。
目で見て涼しくなっていただきましょうかね。
一気に行きますよ。

まずは、ヘタってます報告の多い、米粒葦サボことRhipsalis cereuscula

img:Rhipsalis cereuscula(クリックで拡大)うちのはヘタっているというより、単に水が少なくてしなびているというか(それがヘタってる?)。少しセンシティブな葦サボですね。水遣り頻度は比較的高めなんですが。

元気な証拠は、ピンピンと出始めたチョキの新芽。かわいいですね。

img:Rhipsalis pilocarpa(クリックで拡大)赤ひげ葦ことRhipsalis pilocarpa。こちらも元気…だと思う。しゃべらないからわからないけど。100%日陰だと幹がひょろってしまう葦サボです。

あまり水を切りすぎると新芽が枯れてしまうので注意ですね。もじゃらもじゃら。

img:Rhipsalis pilocarpa(クリックで拡大)水遣りなどスペースの取れないときはこのように、はしょりまくります。で、上からジャジャジャーと。下は前の記事で紹介したそうめんときしめんです。右とか、なんか変な植物になってますけど。

img:ハティオラ・リプ挿し芽 (クリックで拡大)挿し芽たちです。上二つは、同じ方向で置いておいたので太陽の方向にくせが付いてしまいました。左二つはいろんな鉢から落ちた葉をぶっ込んでいたら、いつのまにやら新芽を。逆に自分の場合、意識して挿す方がだめだったりするんです。

img:Rhipsalis baccifera? (クリックで拡大)Rhipsalis baccifera?ですね。リプサリスはラティス下に置いているので、たまにこう出してあげるとアレってほどでっかくなっているので驚きます。豪快に垂れてきました。

img:Hatiora salicornioides (クリックで拡大)Hatiora salicornioidesです。ハオ棚の最下段、一番奥で他の植物に埋もれています。暴れちゃってすごいね。稲穂じゃないけど実って幹が重そうなんで、秋の植え替えで下のハティオラと同じように支えを付けてあげよう。

あ、きちゃない室内が…

img:Hatiora salicornioidesの幹(クリックで拡大)幹、葉っぱの様子です。ツルツルとしたマット感、色濃い緑がきれいです。水遣りが少ないせいか? 幹はふにゃっと軟らかめですが、意外に元気でした。

img:Hatiora bambusoides(クリックで拡大)そしてこれが最古参のHatiora bambusoides。こちらもお化けと言いますか…。ところどころホウキみたいになっています。これはちまきさんのところに行った仔サボたちのお母さんですね。

いやー、でっかくなったこと。水遣りは、ラティス上の植物からのおこぼれがメイン。こちらも最近日を当てていないので、求めるようにその方向へくせがつくのが面白い。(ゆーてる場合か)

日陰に置いているものは水だけやっていくと幹(葉)が間延びしてしまうし、しっかり育って欲しいので水は控え気味にしてシリンジを多くやるようにしています。そのせいか、掃除すると幹(葉)がポロポロ落ちてたりするけど気にしない。これからどんどん生長期になっていくと思うので、乾いたら(鉢が軽くなったら)しっかりやっていますけども。

日陰の高温むしむしが好きな葦サボですが、たまには陽に当ててあげないと単なるふにゃけた植物になっちゃうので、思い出したように日陰から出しておきます。…そう、これを虫干しと呼んでおりますが…この暑さでも午前中当たるくらいではなんともない(ただし米粒だけはちょい遮光が必要かも)。上の挿し芽なんかは普段日なたにいますし、葦サボって意外と丈夫なんです。基本的には放置ング。

以上、夏の葦サボでした。

胴抜ききしめんが順調らしい

タイトルだけ見たら、一部の方を除いて植物の話とはわからないですよねー…。そう、今日は葦サボの人。くるみさんにいただいた「きしめん葦サボ」のその後です。

写真:Rhipsalis micrantha(霧の舞)(クリックで拡大)正直「新芽が出てくる気がしない」と思いつつビクビクビックルで植え付けたきしめん(右側)、そしてそうめん葦サボの現在。まあ、ちょっとした素焼き鉢の黒カビはご愛敬。

よーく見るとですね…

写真:Rhipsalis micrantha(霧の舞)の新芽(クリックで拡大)ちゃんと新芽が出てきてくれています。はーやれやれ。中で根っこが水苔と一緒に腐っていたら、葦サボの人としてどう言い訳したもんかと(笑)。

すんげーもちもちした柔らかい柔らかいきしめんです。

写真:Rhipsalis micrantha(霧の舞)の新芽2(クリックで拡大)違うところに出たミニきしめん。まだ生まれたばかりで、色素がまだあまりなくて半ば透き通った感じがあります。立派なきしめんになるんだよ。

写真:Rhipsalis micrantha(霧の舞)の新芽3(クリックで拡大)こちらは上の二つよりもう少し育ったきしめん。ライムグリーンが鮮やかな、とてもきれいな新芽です。

きしめんはこうやって新芽を伸ばしていくんですねー。面白いな。


ちなみに左のそうめん葦サボは、これはもう普通に新芽をぴょんぴょん出してくれています。胴抜き鉢+水苔+土栽培、自分的には成功といっていいのではないかと。たまに日なたに置き忘れて出かけちゃったりしますが、ちょい色はくすむものの大したダメージはありません。

皆さんと同様、蒸れたハオルチアが次々と腐っていく中、リプサリスやハティオラなどの葦サボ軍団はふつーに水をほしがりふつーに新芽を伸ばしてワサワサしています。いやー、ほんとねー、見ていて涼しげで、元気でたくましくて、なんでこいつらがメジャーにならないのかと真剣に思うよ(笑)。地味でもいいじゃないか。たくましく育つのが一番だ!

葦サボ友の会のみんな!
Youの葦サボも元気かい?

垂下リプサリス、胴抜き鉢栽培のススメ

くるみさん宅から来たそうめんときしめん。もといリプサリス。
これですぐ枯らしてしまったら「偉そうに葦サボの人とか言ってんじゃねー!」と流血の事態になるわけですが、麺つゆで食われることもなく一見元気にしております。本日は青森県在住、某Cさんからのリクエスト記事。

左:Rhipsalis cassutha(糸葦)
右:Rhipsalis micrantha(霧の舞)

写真:Rhipsalis micrantha(霧の舞)、Rhipsalis cassutha(糸葦)(クリックで拡大)リクエストのあったのは、この鉢だと思うんですが。今回は、ラン栽培用の素焼きの胴抜き鉢を使用しました。普通に土を詰めたらポロポロこぼれていつまでもいっぱいにならない、不思議な不思議な魔法の鉢です。うーんなんでだろー?

このやり方、着生植物関連のサイトで見かけたのをまねしてみたもの。いや、普通に上向きに土に植えたら、垂れすぎて安定しないんですよねえ。左のきしめんなんて特にそう。この状態、抜けてくるでもないので良い具合なんじゃないかとは思いますが、きしめんはいまだ微動だにせず(笑)。発根するのに多少時間がかかるのかもしれません。

胴抜きリプサリスの作りかた

まず、濡らして戻した水苔を1センチの厚さくらいでぎゅっぎゅと敷き詰めます。ちょうどタルト作りの要領ですね。作ったことないけど。

底に軽石を敷いたら、胴穴からリプサリスの根っこを突っ込みます。土が横から漏れないようにうまく水苔を処理してくださいね。手で抑えておき、あとは植物が安定するように土を埋めていくだけ。本当は吊りたいんですがどこにもうまい場所がなく、普通に置いております。水を遣ると、横からジャジャーと豪快に水が垂れるのが滝のようで面白いです。

そうめんのほうは、少しずつ新そうめんを出し始めてきています。これを手でワサっと持つと、少し冷ための手触りが気持ちよくていいんだわー。はよモッサモッサしてくれい!

とにかく想像が付くと思いますけど、水苔があるとはいってもただでさえ乾きやすい素焼き鉢に穴。これはよーけ乾きます。応用すると、例えば乾かしたい植物はこれで植え込み、根を(株を)温めたい時期は黒ビニール鉢をダブルでかぶせる、みたいにすればシヤワセになれる…かも(カビないか心配だけど、戸外で冬とかなら大丈夫でしょ)。責任は持ちません。

うちではハティオラは駄鉢でどっしり(二つともデカくなったしな)、リプサリスは素焼きでカラっ…という管理ですが、胴抜き鉢にしているのは植え込みにくいこの二つだけです。上が空いているので余った葦サボを挿したりして、一石二鳥。ただし、乾きすぎにも湿りすぎにも要注意。おためしあーれー。

Rhipsalis pilocarpa、名前は「赤ひげ」

どうも、葦サボの人です。

その葦サボは第四種郵便でやってきたでご紹介したこいつがやってきて二ヶ月。ちゃんと根付くか、ちゃんと動くのか心配だったんですが、どうやら元気にやってくれているみたいです。

ちなみになぜ「赤ひげ」かというと、下に挙げたカッコ書き学名のErythrorhipsalis pilocarpaが「髭赤葦」という和名を持っており、ヤフオクの出品者さんがそう呼んでいたからです。(その他、天竜下り,朝の霜などの名あり)

※以下覚え書き。スルーしてください。

葦サボテンは本来、かなり細かく分類されています。いつのものか分からない文献の記述によると、このErythrorhipsalisHatioraは純粋なリプサリスと異なり、「典型的な森林柱サボテンとしての特徴を完全には具備していない」偽森林柱サボテン族に分類されていたようです。ただ現在は、学名から類推すると一緒くたに統合されていっているらしい。Hatioraというと、普通に「柱サボテン亜科」となっていたりしますしね。そのHatioraも元はRhipsalisに分類されていたのか、海外のサイトを探すとそれらしい学名が目に付きます。

自分でもわからなくなってきたので覚え書き終了。
第一ね、資料が少なすぎるんだよ資料が(笑)。

Rhipsalis pilocarpa (Erythrorhipsalis pilocarpa)

写真:Rhipsalis pilocarpa(クリックで拡大)ま、そんなこんなでリプサリス。二ヶ月前に比べて何がどうということはないのですが…とりあえず全景です。まだ梱包時の寝ぐせが取れていない箇所があるのがご愛敬。

写真:Rhipsalis pilocarpa アップ(クリックで拡大)ちょっとアップで寄ってみました。「髭赤葦」という名に恥じない、葦サボ軍団の中では一番のひげもじゃさん。

写真:Rhipsalis pilocarpa 新芽(クリックで拡大)新芽が出てくるとやっと、うちのベランダに慣れてくれたんだねという気がします…けれど、こんな株元から出てくるのは初めて見ました。ポヤポヤしてとってもかわいいのです。可愛すぎてピントが合わねぇ。

写真:Rhipsalis pilocarpa 新芽2(クリックで拡大)もちろん他の葦サボテン同様、幹の先からも新芽が出ます。ああもう、新芽なのにおじいさんみたいで可愛いぜ。我ながら変な褒め方だけどな。

このあとでいただいたリプサリス二点も、ちょいちょい新芽が見え始めて根付いたようなので、おっつけご紹介しようと思います。ではでは。

そうめんときしめん、届きました

初めてバックデイトしない記事だよ。
とっても早い、5月27日の緑ブログです。皆さんおはようございます。現在1時、早起きっ。(これから寝るんですけど)

いえね、とっても嬉しいプレゼントが届いたものだから。
リプサリスを何種か所有されている*ぷちぷちGardenのくるみさんから、「リプリプー。リプはいらんかねー」と有り難い申し出のあったブツ。それが今日、第四種郵便で届いたのです。

写真:Rhipsalis micrantha, Rhipsalis cassutha(クリックで拡大)くるみさん言うところの、「きしめんリプ」と「そうめんリプ」、葦サボ二種です。うぎょほっ。(←嬉しくて変な笑いになっている)
おお、新聞が○○新聞だ。遠路はるばるいらっしゃい。(←変なことに感動している)

で、さっきかけずり回って調べたのですが、幅広の「きしめんリプ」は、Rhipsalis micrantha(霧の舞)。細い「そうめんリプ」は、Rhipsalis cassutha(糸葦)と、思われます。現地行って採集してきた種でもない、おそらく元はネットやショップで売っていたりしたものでしょうから希少種でないことは確かなので、こんなところかなあと同定してみました。

あー嬉しい。早速明日植えてあげなくちゃ。

うん、私はね、ブログやっていて猛烈に良かったと思っているさ。ブログをやらなければこうやって植物ブロガーさんと交流を持たせてもらったり、ブツをやり取りしたり…いやそもそも、植物に興味を持つこと自体無かったかもしれないから。そんな私の書く文章で、他の方が「多肉っていいかも」「緑っていいよね」「何か植物買おうかな」と思っていただける。まさに「ニッポン総緑町計画」ですよ。ありがたいことです。

さあ、明日は高島平です。
どんな植物との出会いがあるのかな。

ハティオラ開花前線異状なし

米粒葦サボリプサリスが開花した!に写っていた黄色いナニ。
Hatiora salicornioides、通称「猿恋葦」。
昨年はお花一つ(サルコイのつぼみ)でしたが、今回はそれより数倍多い花が付いてくれました。以降、黄色くて似たような写真が続きますが、単なる私の自己満足ですのでご了承ください。

写真:Hatiora salicornioidesの花(クリックで拡大)相変わらずの、昆虫の羽のような透き通った花弁。ずっと見ていても飽きません。近くで見ると本当に綺麗なんですよねー。

このように、ひとっところから二つの花が咲いてくれている箇所が目立ちます。カップルみたいでかわいいんだよね。

写真:Hatiora salicornioides2(クリックで拡大)少し離れてみました。あっちゃこっちゃいろんなところを向いて咲いています。濃いオレンジの終わった花も、うまいことグラデーションになってくれて、いい彩りになっていますよ。

写真:Hatiora salicornioides3(クリックで拡大)もー少し離れて、上から見下ろしてみました。というくらいしか、二枚目の写真との違いはありません。まあいいから見なすって。

それにしても、昨年に比べたら本当に咲いてくれたなあ。ハティオラの花は割と長いこと咲いてくれるのでいいですね。それに、ハティオラの存在自体は地味だけど、地味なハオルチアの花よりは全然いいじゃないか! などと言ってみたりする葦サボの人です。ジーク葦サボ。

写真:Hatiora salicornioides4(クリックで拡大)これが全体像。花が咲いているのは主に中心のほうですね。上はモサモサ進化中だし。植え替えを一年以上していないから、肥料が切れてきたのが逆によかったのかなあ。

来年はさらに大きくして、鉢全体に開花するよう頑張ります。

また、もう一つの元祖ハティオラにも花芽が生長中。追ってご報告します。これとあまりビジュアルは変わらないですけどね(笑)。


米粒葦サボリプサリスが開花した!

うちの最小葦サボRhipsalis cereuscula
ほんの3週間ほど前、米粒葦サボのムチムチ

よく観察したらこいつも通常と違うモノが付いている…。

と書いたのはやはり花芽でした。
数日前、やっとこの株の花を拝むことができました。

写真:Rhipsalis cereuscula花は三つ。
やっぱりリプサリスは白い花なんですね。ハティオラに比べて、花が下を向くのがそれらしいです。

後ろに黄色いのも写っていますが、これについてはまた別記事で。うふふ。

写真:Rhipsalis cereusculaマクロ機能がちょっと辛いですが、花のアップ。本当に本当に可憐な花です。花の形自体は、ハティオラとそんなに大差ありません。花の「がく」というのかな…が、ハティオラよりモッコリお椀状になっている感じがします。

一回花が付けば、次の年からは花が付きやすくなるというイメージがあります。来年は株いっぱいに満開してくれるかな?

その葦サボは第四種郵便でやってきた

ヤフーオークションで、葦サボテンをゲットしました。
初めてなんですよ、植物をオークションで買うのって。でもほら、私ら葦サボ飼育人は、他の種と比べて極端に入手できる確率が低いですからね。

買ったのは、Rhipsalis pilocarpa(Erythrorhipsalis pilocarpa)。私が挿し芽で持っているのと同じなんですが、株の大きさもあるのかなあ。それとも私のはpilocarpaじゃないのかわかりませんが、実際比べてみたら圧倒的に幹が太いのよね。

写真:葦サボ第四種郵便入り郵便屋さんは絶対、会社に行っている時間に来るので、夜クルマで本局まで取りに行きました。ナマモノ(?)なので、あまり保管しておいてもらうわけにはいかないですしね。さあワクドキの一瞬。

写真:Rhipsalis pilocarpa丁寧に梱包された抜き苗の葦サボさん。わあこんばんはー。

出品者さん、なんとリプサリスの文献のコピーも同梱してくれました。こういうの、なかなか無いから非常に助かります。嬉しいなあ。

写真:Rhipsalis pilocarpaスタバカップ入りと、いうことで…
葦サボにはスタバカップが似合う。わけではないんですが、週末まで抜き苗の状態にしておくのはかわいそうなので、そこらにあったカップへとりあえず。お疲れさんということで、まずは霧吹きシュッシュ。

出品者さんはお外で日に当てて丈夫に育てていたようで、ちょっとした日焼けにそのおもむきがあります。んー、私の挿し芽が何かはさておいて、元気な葦サボが手に入ったからまあいいか!

米粒葦サボのムチムチ

こんにちは。わたしが元祖葦サボの人、サルサです。
せっかくの週末なので植え替えや鉢上げをしたいんですが、ベランダは南向きの風が吹き荒れており、隣の洗濯物も気になるので(赤ちゃんもいるし)見送りとなりそうです。ガックシ。

今回ちまきさんが葦サボテンも元気だよという記事を書いてくれたので、私からもひとつ。

去年の6月、一人葦サボ祭り −Rhipsalis cereuscula−でご紹介した小型の葦サボテンです。

写真:Rhipsalis cereuscula(クリックで拡大)他の葦サボ同様、こいつもなんとか戸外で耐えてくれて、また春になって小さい芽を出し始めました。過保護にラックの中にいたので、きれいな緑のまんま。

びよーんと上に伸びた幹は、もはや自立不可能。撮影時は熊のお手々に支えてもらいました。うーん、意外に重宝な熊の手。それを珍しげに見つめる兎たち、という構図。動物園か。

写真:Rhipsalis cereuscula2(クリックで拡大)いろんなほう向いてるから、ピントが合いにくいのよね。きゅっきゅっとひねって作るバルーンアートみたいですね。ムッチムチでしょう。チョキチョキしている芽もかあいいっ。萌っ。

写真:Rhipsalis cereuscula 花芽(クリックで拡大)辛い管理が功を奏したのか、いくつかの葦サボが花芽を付けている中、よく観察したらこいつも通常と違うモノが付いている…。こりはもしかしてっ。

Rhipsalis cresucula(着生植物の森)というページによると、花芽ですね。わほーい。花芽は二個しか付いてないので、ゴージャスな感じにはなりませんが。来年みておれ。

もう一年植え替えしてないことになるけど、意外に元気なので追肥だけでいいかなあ。どうしよう。(めんどくさいのか?)

2005年のRhipsalis cereuscula(クリックして拡大)ちなみにね、二年前の同じ株がこれ。うわー、小さい。生長したねえ。あまりに弱々しくて、この先どー管理したろかと迷い試行錯誤したのもよい思い出。ずいぶんたくましくなってくれました。葦サボの人を名乗っていて、葦サボ枯らしましたテヘッ!…はシャレになりませんものねえ。

今年はちょっと、葦サボテンに力を入れて、それっぽいものを集めてみようと思っています。そんで繁殖して、全国に葦サボテンを普及しまくる予定は未定でおります。打倒オブツーサ、打倒センペルってなもんですよ。そこらの皆さん、よろしくお願い申し上げますアシアシサボサボ。

サルが恋する葦、つぼみ再び。

ハオルチア、サボテン、可愛いいと思う種は多々あれど、やっぱり自分は葦サボに始まって葦サボに終わる人なんじゃないかなあ…しみじみ…と実感するのは、こうして葦サボの記事を書くときだけだったりするワケなんですが。

浜松のサボちゅうさんの後編や、池袋の多肉フェアのお話は後へ回させていただきまして。昨年の同じころ、サルコイのつぼみという記事を書いているんですが、その同じ株がさらにバージョンアップして帰ってきました。いや、ずっとうちにいましたけどね。

写真:サルコイアシ(クリックで拡大)去年の今ごろの様子に比べると、上にびよーんと突き出た枝がある以外は取り立ててすごくどうということはないんです。ただ、室内の写真だからわかりにくいんですが、外に置いておいたため、去年に比べてかなり精悍な風体となりました。赤く焼けるわしなだれるわ。

ここで、ちょっと寄っていただきたい。
ちょっとピンぼけになっちゃいましたけど、おわかりでしょうか…

写真:サルコイアシの花芽(クリックで拡大)枝の先端に黄色くポツンポツンポツンと見える丸いもの。去年の経験から言って、これすべて花芽です。数えたんですが、20個を超えた時点で断念しました。

去年が一つだから…
うーんでかしたぞサルコイ。
交配の相手がいないのが寂しいがな。
単為生殖…しないよなあ…

こういう花の付き方だと、クジャクサボテンやなんかと仲間と言えば納得してもらえる感じですよね。

基本的にサボテンなんだから、昼に温度が上がって夜冷え込むという冬は、元来不得意ではないはずです。ただ、高度に多肉化はしていないため、冬眠させようとすると普通に枯れてしまうおそれがあるので、最低1週間から2週間くらいのスパンでお水は上げる必要があります。そうしますとこのように、春には花芽いっぱいの葦サボになる可能性が。

ただし、緑をきれいに保ちたい、ムチムチ育てばそれでいいというのであればこの限りではありませんが。現に、もう一つのサルコイは明るい日陰にいて、上からいつも他の植物の水遣りの水がこぼれてくるため、モロに真緑をしております。まあ、これはこれでいいんだけどさ。

自分で育て方を意図して、このようにしてやったりというのは、かなり嬉しいですね。桜に遅れること一ヶ月くらいでしょうか、うまく満開になりましたら、またご紹介いたしますです。

カクト・ロコさん探訪 in 浜松(前編)

なんとわたくし、ゆえありまして、ですね。
ブログでお世話になっているサボちゅうさん勤務のお店、静岡にある「カクト・ロコ」さんへ、お邪魔してきましたよー!

♪はーるばるー来たぜ、はーままつー。
(元ネタを知っている方は私と同年代以上のはずだ)

とはいえ結局、スケジュールの都合上サボちゅうさんご本人にはお会いできなかったのが残念でしたが(また今度!)、カクト・ロコさんの全貌をパシャパシャと撮って参りました。調子に乗ったモノだからあまりに画像点数が多すぎて、画像補整はほとんどしてないです(笑)。

これさえ読めばカクト・ロコさんは制覇したも同然。
しかと見よー! そして行けー!

写真:(クリックで拡大)国道からそれて、お山をくねくねと上り下りすると現れるカクト・ロコさん。お店のまわりはとてものどかで静かな風景。

写真:(クリックで拡大)入り口前のテラスはこんな感じ。はなやかな感じの多肉さんたちがきれいにイロドリを。クマのオーナメントがカワイイです。いいなあ。こういうテラスでお茶のみたい。


いざ入場。

写真:(クリックで拡大)お邪魔しますよー…。
うわー。なんつう巨大な温室であることですかー! サボがー!サボサボがー!

写真:(クリックで拡大)逆から見たところをもう一枚。「お店は温室がひとつで」と説明するのは簡単ですが、まるで巨大な植物園の一角にいるよう。わたくし少し、侮っておりました…。

写真:(クリックで拡大)入り口脇にはアガベさんたちがお出迎え。どうもこんにちは。No.1や屈原の舞扇など、リーズナブルな値段で並んでいます。トゲ黒の屈原の舞扇を探してみたんですが見つからず…。

写真:(クリックで拡大)チランジアもありました。ひとつくらい買っても良かったかなー。と帰ってきてから思っても遅い。

写真:(クリックで拡大)温室内には大きめのリュウゼツランが無造作にズドーン!ドカーン!といたりするんですが、その中でもかなり大型のやつ。お肌はひんやりしてすべすべ。作り物みたいですね。素敵だわ。


めくるめくサボサボ

写真:(クリックで拡大)夜な夜な酒盛りしている感じのサボテンさんたち。「だるまさんがころんだ」で止まった瞬間にも見えますね。「うわー!お前倒れてくるなよ痛いだろー!」みたいな。

写真:(クリックで拡大)ムーミンに出てくるおばけみたい(名前知らない)。紐状のサボテンが縦横無尽に這っていて、なんだか無性にドキワクしてしまうのでした。ヒモサボ!ヒモサボ!

写真:(クリックで拡大)つうか、天井こんなですもの。もう何がなんだか。

写真:(クリックで拡大)大型ではないですが、子だくさんになりつつある金シャチさん。ああおばあちゃん、背中にイボが。イボイボが。

写真:(クリックで拡大)サボテンの販売コーナーの一角。よく見ると掘り出し物があったりなかったり。(や、わたくしサボテンのことはよくわからないのですけども)


めくるめく葦サボ

写真:(クリックで拡大)さりげなくリプサリス。このタイプのは持っていないんですよねぇ。あー、一節ちぎってくれば良かった。(冗談ですってば)

写真:(クリックで拡大)ヤブの中にはこれまた着生植物が着生しまくってます。萌えるぜ。

写真:(クリックで拡大)出たー。Hatioraです。やっぱりここまで乾かして放置しないと、きれいな花は咲きづらいのかなー。うちのなんて外にあるけど水をやっちゃうものだから、きれーな緑色。ううう。


前編はサボテンさんメインの画像でしたが、後編はそのほかの多肉と、私が購入した子たちをご紹介いたします。まだまだ続くぞー!

ご近所探訪No.2「好々爺の植物御殿」

2007-03-14 Wed “その他
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前回よりの続きです。
「直撃、隣の植物さん!」第二回目は、前回の多肉鉢のおうちから5分ほどのところ。普段は通らない道なので、このようなパラダイスがあることに2年以上も気づきませんでした。

写真:盆栽鉢(クリックで拡大)まず気づいたのが、この見事な盆栽。ボケの花の赤がきれいですねーなんて、家の方が出てこないかびくびくしながら写真を撮り、ふと気づいて周囲を見回したら。

写真:全景(クリックで拡大)こりゃーすごい!
見事な植物御殿です。庭先にところせましと並べられた鉢の数々。すごくきれいに整理整頓されています。このときは白梅が開花中。

写真:ひもサボテン?(クリックで拡大)盆栽や観葉植物だけかと思っていたら、これはひもサボテン? 軒先で、豪快に垂れておりました。見事だわ。

写真:リプサリス(クリックで拡大)あら意外。
リプサリスがいるではありませんか。これはよく園芸屋さんでも売られている普及種でしょうか。

写真:多肉棚(クリックで拡大)うーむ、多肉まで網羅していらっしゃったか…。アロエ、ハオルチア、ガステリア、豹紋のようなやつ。写真では隠れていますが、盛大に仔を吹いてアガベ山状態の姫笹の雪なんてのもありました。

うーん、渋い、渋すぎる。なんだこのラインナップ。タダ者ではないぞ。

母親が「裏に(持ち主が)いらっしゃるわよー」と勝手に声をかけてお話ししていたのですが、こちらの持ち主さんは少し耳の遠いお爺さん。ちょうど、庭で木の植え替え中でした。うわー、表だけじゃなかったんだ。裏にも、鉢、鉢、鉢のオンパレード。これ、全部でどれくらいあるんだ。少なめに見積もっても100鉢以上あるぞ…。そのご老体で、よくもまあこれほどの数を維持していらっしゃる。私なんてまだまだひよっこなんだなあ(笑)。

いくつかご紹介しましたが、サボテンから多肉植物から水生植物から、盆栽、草花、チランジア、はては鯉まで(笑)。ありとあらゆる種類の植物が渾然一体となった魅惑のワールド。ちょっとした植物園状態でした。いやー、楽しかった。定期的におじゃましちゃおうと思います。そしてあわよくば…(こら)

貴方も他人のお庭、覗いてみませんか。

冬を生きろ葦サボ

昨年の冬は室内にてぬくぬくと過ごした葦サボテンですが、今年の冬は戸外の冬越しを余儀なくされております。いや、余儀なくってことはないんですが、全体的に今年の冬は室内に待避させているものが少ないんです。竜鱗ですら外におります。結局、水を切って、凍らせなければ大丈夫なのではないかと…。

写真:葦サボテン(クリックで拡大)で、葦サボテンはどうなるかというと、かなり落葉が激しいですが、全体的には元気。葉を落とすのは体力温存のためなのでしょうか。遮光もしないものだから少し日に焼けています。(ないんですよ、この高さが収まるようなところが…)

着生サボテンの面目躍如か、気がついたら隣にいたクヌギに着生直前のご様子…。これはこれでいいんでしょうか。

青空と植物

先週から一転、いい天気が続きます。

写真:葦サボと青空(クリックで拡大)やはり植物は、青空の下が似合います。青い空と白い雲と、緑。しなだれていた植物が、太陽の方を向いてピンとする様が本当に愛おしい。

ゆーても、葦サボはおそらく、現地では青空の下にはいませんけどね。冬に向かって元気を蓄えておいてほしいので、昨日・今日と日光に当てました。

今週末がそろそろギリギリの植え替え期。はやいところやってあげなくては…。もう暑くなる日もないので、水生植物は鉢皿を下にセットしてあげました。

一人葦サボ祭り −Rhipsalis baccifera?−

前回が3ヶ月前というひっじょーに悠長なペースでお届けしています葦サボ祭り。今回はリプサリスです。タイトルに「baccifera?」とハテナが付いているのは、いまいち種を同定できないからです。ま、いいんですけれども。

写真:Rhipsalis baccifera?(クリックで拡大)前回こいつが記事に出たのは葦サボマニアックス’0508の中。1年前(画像)から比較すると、やはりウニャラウニャラと伸びて、下垂していっているのがわかりますねー。さらに1年3ヶ月前の、購入時の状態がこちら(画像)。

うん、線香花火みたい。

これだけ手を伸ばすと、そろそろ鉢がきつめになってきて土も具合が良くなさそうなので、今期に植え替えてやらなくてはです。

写真:Rhipsalis baccifera?(クリックで拡大)根元もだいぶ木化してきました。サボらしくない葦サボだけど、画面右上のサボサボした幹を見ると、ちゃんとサボテンなのがわかります。株元には無造作に葉が落ちていて、これが勝手に挿し芽状態になっていきます。

※過去の葦サボの記事は、葦サボカテゴリからごらんくださいませ。

一人葦サボ祭り −Rhipsalis cereuscula−

そしてやっぱり葦サボの人、サルサです。(どっちやねん)
少なくとも全国にふたりは祭りの観客がいらっしゃることがわかって嬉しいです。ということで今回は。

写真:Rhipsalis cereuscula(クリックで拡大)Rhipsalis cereuscula
リプサリス属の葦サボテンで、園芸名は「青柳」。リプサリスは似通ったのが多くて同定が困難なのですが、これはすぐ分かりました。

ヨレヨレヌラヌラしているように見えるのは、おそらくシリンジのせい。モサモサと生えていきますが、生長がそれほど早くないのでコンパクトな姿で楽しめます。

写真:Rhipsalis cereuscula本体(クリックで拡大)もっと近くで見てみましょう。基本、シリンジ主体なんですが、他の葦サボより多めに水を欲しがるようなので注意です。小さいので、世話を忘れて水切れしたままほっておくとそのまま朽ちるっ! 何度危機を脱したことか…。

写真:Rhipsalis cereuscula先端(クリックで拡大)変な触覚みたいなのの先端はこんな感じ。また分枝していきます。この触覚、前はなかったんですが…

写真:2006年2月のRhipsalis cereuscula(クリックで拡大)今年の2月の姿。
なんか伸びてキター。
花芽かと思ったらそうでもなく、けれど下のページを見る限りこれに近い形になっていっているのではと。写真パクってきちゃマズいので、下のリンクをご覧ください。見事ですよ。

Rhipsalis cereuscula

花、白なんですね。

こんなヤワそうなの、ジャングルのどこで着生するのよとお思いでしょうがどっこい、たくましく生きているんですよ。
Rhipsalideae|Rhipsalis cereuscula

ほーらかわいいでしょ?
ね、かわいいでしょ?
イヒ!(←親バカ)

一人葦サボ祭り −挿し芽生長編−

硬ハオかと思えば元祖葦サボの人、サルサです。
今回は便乗できるような方はそうそういらっしゃらないと思いますので、自分一人で進めていきたいと思います葦サボ祭り。まずは挿し芽ちゃんからです。

葦サボをご存知ない方のために再度ご説明しておくと、私が葦サボと呼んでいるのは、北米から南米が原産のHatiora(ハティオラ)やRhipsalis(リプサリス)などに属する森林生サボテン。…て自分、過去に書いていたわ。こちらをお読みください。
葦サボマニアックス’0508

うちに今現在いるのは、
Hatiora salicornioides fa.bambusoides(白糸の滝)
Hatiora salicornioides fa.salicornioides(猿恋葦)
Rhipsalis cereuscula(青柳)
Rhipsalis baccifera?
Rhipsalis pilocarpa?(朝の霜,天竜下り)
の5つ。そこからポロポロと落ちたものを挿しています。

写真:葦サボの挿し芽1号(クリックで拡大)挿し芽1号。
Before、2005年10月。
この段階で、挿してから3ヶ月くらいが経っています。

写真:葦サボの挿し芽1号現在(クリックで拡大)After、6月現在。
角度は違いますが、上と同じ鉢です。挿してからちょうど一年。一番初めに葦サボテンをこけ玉で買った状態くらいまでには生長しました。

写真:葦サボの挿し芽2号(クリックで拡大)挿し芽2号。
Before、同じく2005年10月。
バンブソイデス、サリコルニオイデス、朝の霜の混合挿し芽。

写真:葦サボの挿し芽2号現在(クリックで拡大)After、同じく現在。
上の写真で左上に二本突き出していたのが、右に白っぽい毛を付けている幹、朝の霜です。すごーく動きが遅くて正直、生きているかどうか不安になったのですが、最近また伸びてきました。芽を伸ばす前に幹が太るので分かりやすいです。

というわけで地味に葦サボ祭り、続けてまいります。
そいではまた。

サルコイのつぼみ

こんにちは。
Web屋のかごやです。あれ。
かご屋のサルサです。おサルのWeb屋です。違うな。サルサの…

すいません、本当に本当に久しぶりに家にて「氷結」を空けたりしているので、なんかちょっと変です。あんま気にしないでいただけると幸いです。わーい。
でも、画像加工なんかは手が覚えているんですね。
哀しいけどこれ、Web屋なのよね。(もういいて)

実はですね。うふ。いひひ。
先日、ついに待望の猿恋葦の花が咲いたのです。
しかも1個! わははははは!

写真:猿恋葦花芽2月27日
花芽の状態。
鉢を観察していたとき、明らかに「これ新芽じゃないよね」という丸い物体が、幹の先端にぶら下がっているではありませんか。

写真:猿恋葦花芽23月16日
膨らんで色づいてきました。
こうなると花芽以外の何者でもありません。いよいよですね。やっぱりクジャクサボテンの仲間、花芽の付き方がおんなじ。
多肉一般と違って、ここからが早かった。

写真:猿恋葦開花3月18日
開花!
きゃーわゆい。
本やWebで見たとおり、黄色の花です。黄色と橙色の中間の、山吹色に近いかな。花弁の大きさは直径3〜4ミリ、長さ6〜7ミリと言うところでしょうか。ああ、やっと本物を見られた。

写真:猿恋葦開花2下から花弁を見上げるとこんな感じ。少し透き通っているんですね。なんか昆虫の羽みたい。

写真:猿恋葦花芽終了2日間、サボテンの花らしく、夜に開いて昼には閉じるという動作を繰り返しながら、花弁の先からオレンジ色に変化して終了。

匂いを嗅いでみたんですが、芳香がするような気がした…のは気のせいで、あまりに小さすぎて自分の鼻では感じ取ることができませんでした。

写真:Hatiora salicornioides今回咲いたのは古参の猿恋葦ではなく、昨年5月に購入したHatiora salicornioidesのほう。

ほっといたら花が咲いたんだよね、と母親に話したら、
「そうよ、サボテンは“Leave Me Alone”っていうくらいだからね」
へー、言うんだ。言うのかしら。

まあ確かに、せっせと水を上げて室内に入れて暖かくして、霧吹きなんかして世話をしていたら、どんどん新芽が伸びていくだけ。これはこれで可愛いし世話のしがいもあるけど、やっぱり大株になってきたら見たいじゃないですかお花さん。ただでさえ葦サボについては、サル的に過保護傾向がありまして…。

ただ今回は1月2月とほとんど世話ができず、ごめんねごめんねと思いながらたま〜の水やりくらいで室内に放置していたというわけです。こうなると古参の猿恋葦も、来年は咲いてほしいなあ。そしたら私、会社一日休んでずっと眺めてます、おそらくね。

大好きな葦サボ、自分の株で咲いてほしかった猿恋葦の花。
人から見たら大げさかもしれない。
けど、自分にとっては思い入れのあるパートナー。
どんな大輪の花より美しく咲いた、小さい小さい花。
本当にありがとう。咲いてくれてありがとう。もう泣きそう。泣きそうだ。

♪サルコイの つぼみが
♪今 花を 咲かそうとしてるよ.....

Webベランダーの11月:新芽に癒される。

やーやー。お元気ですか。サルサです。
年末に向けて忙しくなってきており、昨日は久しぶりに「…ヤバいかも」と思わせる激務。嗚呼。読む人は気分悪いだろうけれど、たまにゃー愚痴らせてくださいよ。

や、コーダーがひとり休んじまって、2人分の仕事が負っかぶってきたからなんですけどね。指示系統もバタバタしていて、会社では温厚で通っている私も、さすがに昨日は怒り心頭モード。

というのもね…と一度は文章を書いたんだけど(ここから段落2個分くらいずらずらと)…。そいつのせいでしなくてもいい仕事が増え、他の仕事が遅くなってディレクターが客に怒られたとか、…そういうのがいくつか露見したというか…。コーディング的には私なんかよりすごくデキる人なんですよ。その人が先行してなにかやっていたせいで。

普段から遅刻の多いお局サマなんですが、何も今日休むことはないだろと。そりゃ、具合がすこぶる悪いんだろうよ。ちくしょー。コノヤロー。わーん。

ああ、やめやめ。思い出すだけでムカムカ来ちまう。
家に帰ったら仕事のことは忘れる!
ギスギスしたあたくしを癒してくれるのは、部屋で待っていてくれる植物たち。部屋に入れたせいか、新芽を伸ばすものも出てきています。

グリーンネックレス(クリックで拡大)グリーンネックレス
上のほうから、茎の途中から、ピンピンピンピンと新芽が立っているのがお分かりでしょうか。ツルツルに輝いてかわいい赤ちゃん芽が。植え替え当初は少しへたったようでしたが、近頃また元気になってきました。

月兎耳の挿し芽(クリックで拡大)月兎耳の挿し芽
エケベリアやセダムの挿し芽は下手くそなあたくしですが、こいつは適当に育っていってくれます。新芽のラブリーさなら誰にもまけねーぜ。あーよちよち。

葦サボの挿し芽(クリックで拡大)葦サボの挿し芽
簡単さでいったら、どの多肉よりも簡単かもしれない。
葦サボマニアックス’0508の一番下で出てきたのと同じ鉢です。こうなると、いかにもサボテン的だよね。

葦サボの挿し芽その2(クリックで拡大)葦サボの挿し芽その2
もうひとつの挿し芽鉢。水をあげたり移動してたら落っこちちゃった、という芽を挿したものです。これと上の鉢は室外で管理していますが、元気ですね。だんだん本株らしくなってきました。

葦サボは、普通に冬は休眠するものだと思っていたのですが、同じ森林生サボテンの仲間であるクジャクサボテンの育て方を参照すると、晩秋からが株の充実期で、室内に入れて管理する場合は休眠せずに翌年まで伸び続ける…と書いてあるんですよね。これが葦サボにも適用できるなら、室内株が今伸び続けているのも納得できるんだけど…。まあいずれにしても、水を切りすぎるのは考えものだな。
三橋孔雀サボテン園|サボテン栽培ガイド

室内ラック設置。(クリックで拡大)室内ラック設置。
上段のコルディリネと、わさわさした葦サボが異様なボリューム感を放っております。赤く挿し色を入れてくれているのは観葉植物のキャットテール(アカリファ)。水好きなので、室内だと鉢にカビが…。

窓辺、というもののないサル宅。
最近、新聞折り込みに入ってくる新築マンションのチラシの間取りを見ては、「やっぱり夏が暑かろうと南西向きがいいよな…」「キッチンに窓があるのはいいよな…」「寝室は東向きがいいよな…」などとため息をついてしまいます。思考は全て植物優先。

とはいえ、今の環境でなんとかさせなくてはいけないのです。日の出から、日照がそれるわずかな時間、カーテンを開けて浴びさせます。採光がいいに越したことはないけれど、植物にとって100%環境に恵まれることなんてことはないんだもんね。

厳冬期になったら、また何かを入れねばです。しかし、条件的にシェルフを置けるスペースないんだよなー。

悩める年頃のWebベランダーがお届けしました。
そいではまた〜

葦サボマニアックス’0508

姉さん事件です。
めずらしくデスクトップのファイルを整理して気分一新、さてネットでも…といつものブラウザを立ち上げたら、ブックマークがありませんと言われてしまいました。ハッ…と気付いたのはご丁寧にゴミ箱もきれーきれーにした後…。しょうがないので、バックアップしてあったブックマークを読み込んでみると…、なんということでしょう。園芸関係のブックマークがほとんど飛んでしまったではありませんか。半年前に先祖返りしてしまいました。自分がベランダーするようになったのは4ヶ月ほど前だったから…。

また一からやり直しかよ。なんでデスクトップに最新のブックマークファイル保存してんだよ!ちくしょー。姉さんなんてくそくらえだ。

多肉仲間SCUMさんの記事’05.8月の我が家の多肉植物達において、我がサル宅から里子に出された葦サボ太郎の元気な姿が紹介されていたので、感化されて葦サボ記事を書くことにする。

葦サボ記事を初めて読んで、ナニソレという方に。

葦サボとは葦サボテンの略(自分が勝手に呼んでるだけだが)。
別名森林生サボテン、着生サボテン、ジャングルカクタスなどとも言い、柱サボテン亜科に属する。生息域を乾燥地から森の中やジャングルへ変えて、陰湿な森林の中や日影でゴムの木やガジュマロの木などに着生して成育。木の上や木の間に生えるサボテンたちは、失った葉のかわりに茎を扁平な葉のような姿に変えていたりと、サボテンのイメージとかけ離れた姿、生活をしています。「月下美人」「クジャクサボテン」「リプサリス」などがあります。
伊豆シャボテン公園解説を参考)

月下美人や孔雀サボテンはよく知られているけど、サボテンの仲間ということはあまり知られてなかったりするわけね。今後ともよろしく。

我が家の葦サボジャングル(クリックで拡大)で、我が家のジャングル。
挿し芽も数えて現在5〜6種。
適当な木陰もないし、部屋の中で愛でたいというのもあって、室内の窓際に配置。多肉は、夏は休みのものが多いけれど、葦サボたちは生長期。暑くて湿気のある時期が大好きなのさ。

さて、あらためて一種ずつ見てみよう。
文中にもリンクがあるが、
葦サボマニアックス(2005.05.29)
今日のサルコイアシ(猿恋葦)(2004.12.16)
とか、大きさなんかを比較して読んで頂いても面白いかもしれない。

ハティオラ属

Hatiora salicornioides fa.bambusoides
(Hatiora Bambusoides)

Hatiora salicornioides fa.bambusoides(クリックで拡大)私の記事の中に一番よく出てくる、一番古くからいるハティオラ属の葦サボ1号。園芸名は「白糸の滝」。…だがまあ、通称猿恋葦でよいのだろう。ハティオラは、出回っているものは数種類だが、これはバンブソイデス型。ばんぶー。竹ね。

少し前までは水苔で飼っていたが、水の管理がイヤなので赤玉土+サボテン培養土に。さらに、そろそろ花を見たいじゃないかということで少しキツめに育てよう…とするがどうしても世話しちゃうダメダメ飼い主。見上げるほどの大株に育てるのが夢。

Hatiora salicornioides fa.salicornioides
(Hatiora Salicornioides)

Hatiora salicornioides fa.salicornioides(クリックで拡大)こちらは基本のSalicornioides。
ハティオラとしては一番メジャー。
こいつが成長株なんだよねー。
前の状態(クリックで画像)

たった3ヶ月でこの変わりよう。これと上のサリコルは、特に太陽が大好き。晴れた日、家に帰ってくると幹が全部太陽の方向へしなだれかかっているので、クルクルと鉢を回すのが日課。写真の、右の幹が右のほうへ曲がっているのはそのため。
割とお水好き。

リプサリス属

Rhipsalis sp.
Rhipsalis sp.(クリックで拡大)これも上と同じ日、3ヶ月前の多肉展で買ってきた葦サボ。猿恋葦その2って書いてあるヤツね。「猿恋アシ」などと札が付いていたが…。

葦サボテンにはいくつか属や種があるのだが、形状から言ってリプサリス属だろう。種を同定したいといつも調べてみるんだけどね…。見分け付かないんス。同じ学名でも、環境や写真の撮り方でぜんぜん違う種に見えたりするし。

で、今日見つけたのは漢字だらけのページの、おそらくアジア圏のサボテン好きさんのサイト。漢字だらけだし、どうやってリンク張って良いのやら(笑)
まいっか、パンくずリストをそのまま張ろう。

識昔舌 舛据/ 厩鎧 仙壕識昔舌 紫遭/ 鐸持 識昔舌嫌
ここにある、Rhipsalis bacciferaにかなーり似ているが…。
結局不明。

Rhipsalis cereuscula
Rhipsalis cereuscula(クリックで拡大)やはり同時期に購入。
強めの霧吹きでふにゃけちゃうくらい、幹は弱々しい。前の状態よりいくらか幹が増えたかなあとは思うんだけど、全体的な大きさはあまり変わらない。

まあこれはこれで、いいか。

葦サボの管理

とにかく、高温多湿な環境にしてやることかなあ。
それと、直射日光は避けること。んー、あ、避けると言ったら語弊があるけど、現地の生育環境が木の間ということもあって、木漏れ日が差すような蒸し暑いところがベストということだ。

あくまでも自分の場合だが、今の時期は霧吹きを2日に1回、水やりを5日にいっぺんくらい。基本的には湿気で水分を補給する植物なので、根からそれほど水分が吸収できなくてもイケるようにできているはずだ。もっと言えば、自分の飼育する環境に無理矢理合わせれば、それはそれでなんとか生きていくはずだ。
土は、サボテンや多肉同様、水はけの良いものを使う。
肥料はほとんど混ぜていない。
大株にして、キツめに育てると花が咲くようだが、自分のところのは過保護なのか3年飼ってまだ花を見たことがない。

んー、でも慣れるとラクよ、この種。
虫も付かないし、水やりや肥料にそれほど気も遣わないし。
生長期には新芽がどんどん出てきて可愛いし。
まあ、他の多肉みたいに華々しさはないし、サボテンのようにトゲを愛でるってこともないし、観葉植物のように花が素晴らしいってこともないし…。あとは、これをかわいいと思えるかどうかってことで(笑)。

葦サボの挿し芽
挿し芽たち(クリックで拡大)葦サボを増やすときは、一番手っ取り早いのが挿し芽。幹を節からムチンと折って、しばらく土の上に転がしておく。適当に霧吹きなどして湿気を与えておくと、しばらくして節からニョロっと根を生やすので、そうしたらそのまま土に挿す。根が張ってくるといよいよ節から幹を出し始め…というのがこの状態。乾きやすいので、本株よりもまめに霧吹きをしている。

森林生サボテンの種類についてはこちらも参考に。
森林生サボテン

葦サボを飼っている方はたまにいらっしゃいますが、葦サボを好きだという方には本当に遭遇しないんですが…。もし、葦サボ好きさんというのが私の他に日本のどこかに存在するなら、少しは参考になる記事が書けたのでしょうか。

そいではまた〜

葦サボマニアックス

やあやあやあみなさん。
明日からまた仕事かあ…というサンデーナイトブルーをひさびさに感じながらもお送りする毎日考。本日は植物の話です。

今日は、多肉の師匠であるSCUMさんにご同行いただいて、サボテン・多肉植物フェスティバルというのに行ってきました。会場の様子などの詳しいことはSCUMさんが書いてくれるだろう(希望的観測)なので、とりあえず何を手に入れたかをご紹介します。興味ねーよっていわれてもご紹介します。携帯閲覧の方、まいどまいど画像が重くてすみません。後で見てください。

まず、手に取ったのがこれ。

熊童子錦(クリックして拡大)熊童子錦(たぶん黄斑)
Cotyledon ladismithiensis f. variegata

熊童子の斑入り、300円也。
斑がはっきり入ってはないけど、一番元気そうな株だったので。

サル宅には普通の熊童子、小型の兎童子がいるのですが、お手手が一対ずつニョキニョキ育っていく様子が非常に愛らしく、

サル「♪しっあわっせなっら手っをたったこ」
クマ「パフパフ」

とさせて遊んでます。ほっとけ。

次の二つが、サルにとってのメインイベント。
そうサルだけに。
これらを探しに行ったといっても過言ではないんどぇーす。
(…ないんどぇー…す?

猿恋葦その1(クリックして拡大)猿恋葦その1。
700円也。
100円オマケしてもらった。

猿恋葦その2(クリックして拡大)猿恋葦その2。
800円也。

ちゃんと調べてないのでわかりません。
札は両方ともサルコイアシ。
なのでとにかく猿恋葦。というか葦サボテン。
出品されてたってだけで嬉しくてうずうずして、コレクターになるつもりもないのに会場に出てた葦サボを買い占めた形です。2個だけど。でも、うちにいるのと微妙に違うサルコイアシ。

「その1」は、よくHatiora salicornioidesで検索すると出てくるこちらに間違いないと思う。うちにずっといるのもHatiora sp.だとは思う。…たぶん。けど、トゲ有りのその2は、サルコイじゃなくてリプサリス(Rhipsalis sp.)っぽいんだよなあ。まあ、花が咲いたりしないとわからん。

実はまだ記事にしてなかったけどもうひとつ、やはり多肉展で購入した名前不詳の葦サボテンがいるのです。

葦サボテン(クリックして拡大)こんなの。
写真ではわかりにくいけど、微妙にトゲがある感じがリプサリスぽい。ただ、非常に小株。バイヤーの方曰く、大きくなっても茎の長さはこの2倍にしかならないそう。

ん、まあとにかくだ、「葦サボテン」「森林生サボテン」の仲間にゃあ間違いない…けど4つもどーすんだサルサ。

ちなみに外見が似ているミルクブッシュ
しかしこちらはユーフォルビア属の多肉植物。
白い樹液を出します。ぷしゅぅ。

話を戻して。
ちなみにSCUM様、厳正なる鑑定の結果、イモ関係を購入されたようです。私もハオルチアを買おうか迷ったんですが、そこまでテンションが上がらずやめました。いろいろと教えを請おうと思ったんですが、気が付いたら別行動して葦サボテンだけを追っかけていたという…。どうもすんません。

まあでも、素人目にも綺麗に育てられているやつ、そうでないやつというのがわかって面白かったですね。日頃こんな多くの多肉やサボテンを見ることがなかったから。欲しくないのに、綺麗で買いたくなっちゃうのとか結構ありましたもん。3個で500円とかいうのも非常に危険。危ない危ない。

まあそんな、買い足りないような、なんとなしに微妙な雰囲気を残して会場を後にし、鉢でも買うべか…とホームセンター。そう、鉢以外もう何も買わないぞときつく心に命じて入店したわけですよ。
きつく心に命じて。

あれ?
あー。
あああああ。
良いサルサも悪いサルサも、買っちまえってせき立てる〜

福兎耳(クリックして拡大)福兎耳
Kalanchoe eriophylla

月兎耳は持ってるんですが、黒兎耳・福兎耳・金兎耳のどれかは欲しかったんです。ふわふわした毛がかわいい。

パキラ(クリックして拡大)そして今さら、パキラ。
Pachira glabra

だってだって安かったんだもの。しくしく。
観葉としてはおなじみの植物ですよね。
でもこれ、よっこいしょぅ〜と腰掛けたようなフォルムがヌケてていいでしょ。

…今週も倹約の週になりそうです。
それではまた〜。

サルコイアシの植え替え

春ですね。
みなさん、うかれてますかー。
まだごーるでんうぃーくじゃないんで、そこんとこよろしく。

サルコイアシ春は植え替えの季節。
我が家のサルコイアシ、根の状態を確認したらいつの間にか底までみっしりととぐろを巻いていたので、数日前に一回り大きめの鉢に植え替えしてやりました。

写真でわかるかどうか、この植え替え当初は先の方が少ししおれ気味だったんですが、今はプリプリと水分たっぷりですごく元気です。うまく根が安定してくれたかな。

一時期ハイドロ栽培にしていたときはやせ細ってどうなることかと思いましたが(どうもハイドロは苦手)、水苔に戻してからは復活してなかなかうまく育ってます。ホームセンターで買ってから2年、水の管理がちょっと難しいし試行錯誤って感じでしたが、なんとか元気にいてくれてるのはありがたいし癒されますね。

それはそれとしてもう一株、挿し芽で増やしてみようかと幹をプチンと折って水苔に埋めてみました。こちらも、うまく根が付いてくれるといいな。

サルコルと愉快な仲間たち写真は、左上と右上がサルコイアシの親株、その子供。
ついでにって感じで一緒に写真に収まったのは右からラセンイ、ハートカズラ、一番手前が多肉のパープルキングと月兎耳。この三つは、昨日ホームセンターで購入してきちゃったものです。

植物のちゃんとした知識というのが自分にはないので、なにか買いたい植物があったら、事前に育て方や環境とかを人に聞いたりネットとかで調べてみたりするんですけど…。一応、師匠に付いていってもらって事なきを得たのですが、最後のほうはその方さしおいて衝動的って感じでした(笑)

…だって、安かったんだもん(笑)

そんな感じで、写真には写っていないけどグリーンネックレスの小さい株も購入してみたりして。明日あたり暖かそうなのでそれぞれ植え替えしてあげようと思います。

今日のサルコイアシ(猿恋葦)

不定期更新宣言をしてからのほうが、更新率がいいんじゃないの?とお思いの貴兄。すっごくヒマで時間が空いてるから書いてるのじゃないのだ。どちらかというとせっぱつまっている、状況的にも精神的にも。だけど、こうやって何かを外に向けて発散することで、バランスが取れている気がする。妙なものだ。

といってストレスを感じる人間ではないので、思い詰めてるわけではない。全国120人のサルサファンの皆さま、ご心配ゴム用。

オイラの部屋は特にジャングルというわけではないが、申し訳程度に植物がいる。アロエのマロちゃんだったり、ベランダに今絶好調に咲き誇っているパンジーとビオラだったり、無印良品で買ったサンデリアーナだったり。でもうひとつが、時たま日記に出てくるサルコイアシ(猿恋葦)。学名はハティオラ・サルコルニオイデス(Hatiora salicornioides)というもっともらしいお名前の、葦サボテンである。ハンドルネームとの兼ね合いもあって、どうにも他人事に思えないコイツ。

最近はなんとなしに飼い方を心得てきて、一時絶不調だったコイツもリハビリ後、安定した枝っぷりを見せるようになった。そして今日ふと見たら、よちよちと可愛い幹をまた出し始めているじゃないか。かーわいいん。思わず写真を撮ってしまった。オイラの親ばかぶりをせせら笑いつつ、よろしければ見ていただけると幸いである。

サルコイアシサルコイアシ全景。

ハイドロも試したが、湿度を保ちやすい水ゴケ栽培が一番適しているような気がする。サボテン科とはいってもかなり湿度を好むタチ。日光も大好きみたいで、たまに日光浴させてやると幹が全部太陽の方向を見ていたりして興味深い。おまえ、自分をひまわりと間違えてやしないか。割とまめに霧吹きなどしてやってこんな感じ。青春を謳歌されている。

サルコイアシほれ、赤ちゃん幹がニョキニョキと出ている。
うまく育てれば夏に花が咲くらしいのだが、いかんせんこの植物に関しての情報が少なくていまいち飼育方法に自信がもてないところ。

サルコイアシその昔買った当初はこーんなんだったんである。右側ね。植物って生きているんだなと思うよねー。ちなみに左の植物は全滅した。ホームセンターで買ってくるこういう観葉植物って短命だったりするけど、この写真は去年の5月、もう1歳半である。まだまだ長生きできそうだ。


猿恋葦その後

猿恋葦その後リハビリを終えて猿恋葦はさらに絶好調となりました。幹にプリプリと水分をたたえ、思うがママ、ナスがパパと順調に成長しています。


リハビリ中

リハビリ中こけ玉出身のこの植物、サルコルニオイデス(猿恋葦)。だがしかしハイドロにしたのが間違いだったらしくものの見事にやせ細っていってしまいました。幹もふにゃふにゃ。
この植物についての記事が乏しいので探すのに一苦労しましたが、どうやらサボテン科とは言ってもこの植物だけは高温多湿を好む葦サボテンだったらしいのです。ということで、写真は水苔を土壌に栄養剤と包帯でリハビリ中。

2週間くらいで、幹に水分をたたえて弾力のある元の立派な姿に。よかった。

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