ブログ終了と新ブログのお知らせ

当ブログは2012年10月20日をもって更新を終了しました。新しいサイトは以下となります。

緑町のウェブ屋+ http://plant.salchu.net/

このブログは跡地として残しておきますが、コメントやトラックバックはできません。新しいブログの方にもどうぞお立ち寄りください。よろしくお願いいたします。

【2014.10.3追記】…の、ですが、いまだに連日新ブログよりも多く検索エンジンからお越しいただいて(笑) ありがたい限りです。今にして読むと無知な面、つたない内容が目立ちますが、その時々の情熱を持って一生懸命更新した記事たちです。お楽しみいただければ幸いです。

緑町のウェブ屋 拝

焼配合粒土のツレヅレ

前のコメントでちゃかさんがぽろっとこぼしていた「ハオルチアデータベース」。作ったら確かに面白そうですよね。私自身はまったく詳しくありませんが、個々の情報なんかを持ち寄れば… Movable Typeかなんかで…ってイカンイカン…

本題に入りましょ。
「自分好みの土配合派」にしてみると(はぐれ刑事純情派みたいだ)、狭いベランダは土の置き場所を確保するのに困りますよね…という軽い話を土についてのツレヅレでしました。

微塵を振るときのモヤモヤの行く先だって気になります。
ビニール袋の中に霧吹きして湿らせて、ふるいを突っ込んで振るんだけど、自分自身がデカいビニール袋の中に入って作業でもしない限り、完全にモヤを阻止するのは無理。 隔離されたベランダでもない限り、ベランダーは常に隣と隣り合わせにあるのです。当たり前ですねそうですね。

そこで「前々から気になっていた」と以前に書いた焼配合粒土。そういう作業をできるだけ減らしたい、わけではなく単に土自体に興味があって買ったんです。…なんだったんだこの二段落分の前説は。とか言うな。

写真:焼配合粒土(クリックで拡大)使い回しの写真で恐縮ですが、「焼配合粒土」。会社の名前が袋に書いてなーい。焼軽石80%+焼赤玉土15%+焼富士砂5%。お値段600円ちょっとで容量10リットル。この配分で三種類同じ量を買うよりはリーズナブル…かな?

大粒・中粒・小粒・微小粒とあるようですが、売っていたのは小粒と微小粒のみ。私は微小粒を購入しました。多肉の小さい鉢用途だと、これくらいがいい感じ。うっかり気づかず、その上の小粒を買うところだったぜ。

写真:焼配合粒土の中身(クリックで拡大)中身はこんな感じ。もう、ほとんど石ですね。PH値は約7.0、中性なので混ぜ込む土によってどちらにも振りやすいです。そもそもはランなど着生植物関係、石メインで育てる植物向けの配合土。保水性は無いに等しいのであります。

もちろん、いくらなんでもこのままは乾きすぎですので、私はこれに硬質鹿沼土、くん炭、ものによって焼赤玉をプラスしたりしました。ピートモスなんかもいいかもな。上の方だからかもしれないけど、微塵がほとんど出ない。考えたら、微塵の出る要素が少ないですもんね。これ、いいです。すごく手軽でイイ。手抜きに最適。ブラボーサルちゃん。

しかしこれ、ネットでは売ってないのよねえ。ヒットするのは、「ベスト蘭」の1,000円オーバーのものがほとんど。うーむ。無くなったらいやだから買い置きしておこうかな(それこそどこに置くんだって話)。というわけで、お近くのなにかで見かけましたらのご参考までにどうぞ。

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シャコバの花が綺麗だYO!

ちぇけらっちょ。というわけで、總持寺のイベントに行かれた人も多かったんですねー。先週末は「多肉イベントが開催される場所から遠すぎて行けない方」の歯がゆい思いをたっぷりと味わいました(笑)。ま、おぬしは行っちゃダメなのだぞよ、という神様のお告げだったんでしょう。サイフ落としたとか、大けがしたとか。なんかできなかったときはそう思うことにしているメルヘンな私です。

さてさて、気を取り直しまして。
10日ほど前に降臨したシャコバサボテンが開花し始めました。つぼみが開きかけてから2日はかかったでしょうか。

写真:シャコバサボテンの開花(クリックで拡大)

まるで白鳥が飛んでいるかのような、優雅なお姿。
昨日の夜のうちに一気に開花したんでしょう。
起きてきて、うわあ…と思わず声が出てしまいましたね。

img: シャコバサボテンのめしべとおしべ(クリックで拡大)なんと交配のしやすそうな、わかりやすい(笑)。

開いてみたら、ちょろっとピンクの縁取りはあるものの、ほぼ純白の花弁でした。あー、本当に本当に本当に綺麗なんだよ。伝われコノヤロウ。

img: シャコバサボテンの花(クリックで拡大)シャコバの花はすごーく長くて、二段構えになっています。下の段の花弁に見えるものはがくでしょうか?

つぼみをそっと指で摘んでみると、非常にはかなく壊れそうで、そしてとても優しいやわらかさ。花弁は少し透き通っていて、薄い高級シルクのような手触り。

サボテンの仲間らしく、フォルムはやっぱり派手ですね。しかしシャコバの花は知っていたけど、実際こんなに美しいものだとは思いませんでした。来年は自分の力でつぼみを付けさせてやるぞー。

ちなみに同じ葦サボ仲間の…

写真:Rhipsalis cereusculaの花リプサリスの青柳の花。

写真:Hatiora salicornioidesの花(クリックで拡大)ハティオラの猿恋葦の花。

かなりミニマムな感じですけど。似てますか?

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夕焼け小焼けのバディア

昨日は、一ヶ月前から楽しみにしていたとあるイベント…
天気も上々気分も上々。
しかし、身体が、恨めしい己の身体がっ…!

いいんだ。いいんだもん。強く生きるんだ。
悔しいので(笑)、今日はうちの秘蔵っ子を出しちゃうもん。もうちょっと夕焼けっぽくなったら出そうと思っていたんですけど。

そう、夕焼けと言えばあれだ。あれといえば…そう。
ハオルチアの中でも、ウルトラロイヤルマイモストフェイバリット。
それがバディアだー!(気合い入りすぎ

Haworthia comptoniana x Haworthia badia

おそらく同じ標本株の子を買われた人は全国に数人いると思うんですけど、某店の「株全体が薄紫色ダルマ 夕焼けバーディア」です(札そのまま)。

写真:夕焼けバディア(クリックで拡大)

早く色を出したい! 紫色にしたい! 紅蓮の炎で焼きたい焼き尽くしたい! と思う心をじっと抑え、この生長のクソ遅いバディアをまずは大きくするべく半遮光下へ。でもちょっと焼きたい…ああジレンマ。

…しかし、言われてみればこの子、バディアの特徴が薄い…気がしなくもないですね。何かとかけてあるんだろうか? それともこれが普通? もう少し大きくならないと本来の美しさが出てこないと思うので、ジレンマ感じつつ我慢の時を過ごしております。どうしてこうも生長の遅いモンを好きになっちゃったかなー。

07.11.06 追記。「夕焼けバディアはコンプトとバディアの交配種」という情報をいただきましたので、学名書き換えました。

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赤ヒゲしぇんしぇー。

今日、最後の植え替え(養生株の鉢上げなど)をやっていたんです。
いつもピクタの鉢にはつまようじが刺さっていて、これで葉っぱの間の土をどけたりしてるんですけど、戻すときにたまたまそこにいたムチムチピリフェラさんの鉢脇に刺したんですよ。刺したつもりだったんですよ。

プチ。

あら何かしら今の擬音は

…あああああああああ!
葉っぱにプチってした! ヨージでプチってした私!!

思い返すも、それは禁断の手応えでございましたとさ…

そんな感じで、今日のエントリーは全く関係のないリプサリス。半年ほど前に降臨した髭赤葦、赤ヒゲことpilocarpaです。

写真:髭赤葦(クリックで拡大)

秋口から盛んに出てきている、線香花火のような新芽。うちに降臨して半年、やっとそれらしい株になってきたなという感じがします。

写真ではちょっと分かりづらいんですが、新芽だけではなく本体も日に当たっている側が赤く染まっています。これは紅葉というわけではなく、単なる日焼けだと思いますが。

img: 髭赤葦の新芽(クリックで拡大)こうなると髭「赤」葦という感じですね。普通に日照下に置いておける、たくましさ100%の葦サボです。この、サボサボした新芽がいいんだわー。

ほれ、全国の葦サボマニア。
もえろ、もえろー!
(どっちの漢字でもいいです)



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復活の美窓? マライシー

今回は、ハオルチアのマライシー。
もしこうなってもじっと我慢の時を迎えましょうねというお話です。
うううー。

2007 サボテン・多肉植物フェスティバルで購入したマライシーの美窓ちゃんは、その窓の大きさから将来が期待された一鉢。その後、全く触れられなかったこいつですが、それはその、夏の間にうっかりしていてこんがりと焼いてしまい、美しい姿に戻すのにすっごく時間がかかったからなのです。

写真:マライシー・5月(クリックで拡大)これはその購入時、今年5月の様子。なんてムチムチプリンな美しい株なんでしょう。でへへへへ。

img: マライシー・8月28日(クリックで拡大)そしてこれが8月末の…

ぶはははは!
いくら私が焦がしフェチでもね。
程度ってものがあるっつーの!
どんだけスパルタですか私は。

img: マライシー・9月15日(クリックで拡大)しかしそこはハオルチア。
腐ってもハオルチア。
(腐ったら終わりだろ?

ハオルチアの夏 2007 (4) 終章(07.09.03)の二枚目にあるように激遮光下で静養した結果、半月後。おー、色が戻った。

img:  マライシー(クリックで拡大)そして現在。
焦がしてから3ヶ月、ムチプリっぶりはまだですが、なんとか元の状態に戻りました。まずはしっかりした株になってくれるように、きもち水分に気を遣って見ていきたいと思います。

以上「ハオを電子レンジでチンしたらどうなるか実験」でした。
(違っ!

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