硬ハオ置き場の話
2007-10-04 Thu “多肉植物 > ハオルチア > 硬葉系”
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えー、なんですか、「硬ハオは増やさないようにしているけど気になる」「でも硬ハオは難しい」「硬ハオは苦手」という話、よく聞きます。
そうかな、そんなに難しいかな。
硬葉系の十二の巻からハオルチアを飼い始めた私にしてみると、軟ハオの方がよっぽど難しいです。いや、予想が付きにくいというのかな。性格がその種によって違いすぎて。仕立て方はそれぞれですけどね。それに比べれば、硬ハオはそれほど違うという印象がないんです。思いっきり難物というのも無い気がします。(竜鱗や玉扇・万象は軟ハオとしてとらえてます)
ただ軟ハオの管理に慣れている方に多いのが、乾かしすぎてアウト、かといって濡らしすぎてアウト、遮光しすぎて元気ない、全然動かない、びろんと広がってカコワルイ、直射を浴びせて葉が焦げた。などなど、様々な悲劇がありますようで。総合すれば乾かしすぎず適度な遮光ってことなんですが、一度苦手意識を持ってしまうとアレなんですよね。わかります。
…ってなことを今日つらつらと考えていて、ふと思い立って硬ハオをまとめて置くことにしました。硬ハオの寄せ植え鉢のある場所がけっこう良さそうなのと、軟ハオの棚に一緒に置いていて、水切り過ぎて、この季節にガリガリな硬ハオが続出しているせいです。
まだ仮りで、数鉢が合流してないんですが、とりあえずまとめないと気が済まなくなっちゃって、暗い中ゾリゾリと(笑)。写真を撮って気づいたんですが、やたら黒兎耳ダルマが伸びてきてますね。へー。あ、けっこう黒兎耳、耳落としてくれてます。予約中の方、しばしお待ちを。
ここはベランダの奥、上にちょっと見えているパキラがちょうど良い具合に遮光してくれる場所。向かって右(南)の方に太陽が消えていくので、軟ハオ置き場より日照時間が少ないです。冬になったらパキラは室内に引っ込んでしまうから、コルディリネかなんか、違うもので代替しなくちゃいけませんが。
土は軟ハオと一緒ですが、基本的に朱温鉢に植え付けています。私のベランダと土の具合では、これが良い保水具合。じゃあプラ鉢はよくないのか、と言われても困るんですよん。保水性のある土を使えばいいわけだし、通風や日照によっては乾きにくい場所もあるだろうし。下の方に置くか、棚の上の方に置くか、室内に置くかでも違うんですから。
テラコッタでの寄せ植え
最近思ったのは、この「テラコッタ寄せ植え」が環境として、意外に悪くないんじゃないかってこと。そもそも水分の蒸発しやすいテラコッタですが、この土の量だとすぐにカラカラになることはありません。地面から少し持ち上がっていれば、鉢の底だけじめじめってこともありません。でもこれは、同じような根の深さ、株の大きさのハオルチアを揃えたほうがいいでしょう。置き肥や液肥はそれなりにやっています。
管理方法ってなにさ
…という私の管理は、決してお勧めしているわけではありませんのよ。ハオルチアの管理について、少しでも調べたことのある方は、あまりにも人によって言っていることが違い、わけわかめちゃんになることもあるでしょう。私だってそうです。私だってわけわかめちゃんです。しかし、誤解しちゃいけないのは、実はどれも間違いじゃないってこと。「その人の環境では」、それが正解なんです。
多肉、いや植物の管理に、目安はあってもセオリーは無きにヒトしいのであります。ってなことで、私がそれらしく書いている管理方法も、貴方のベランダに合うとは限らない。1階のベランダと7階のベランダでは乾き方も違います。関東と北海道、中部に九州でも違います。毎日「愛してるよハニー」と声をかけているかどうかでも変わってきます。冗談です。言い訳がましいんですけど、参考程度にお願いします。
ってことで軟ハオ置き場がかなりスペース空きました。
さあ、これで心おきなくハオルチアを(こら
…しかし今回「硬ハオ」検索したら、見事にお知り合いのブログばかりヒットしてちょい笑いました。硬ハオって呼んでるの、私たちだけなんでしょうかねw
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休日は混む駐車場も、平日の開園前はこの通りガラガラ。


















