ブログ終了と新ブログのお知らせ

当ブログは2012年10月20日をもって更新を終了しました。新しいサイトは以下となります。

緑町のウェブ屋+ http://plant.salchu.net/

このブログは跡地として残しておきますが、コメントやトラックバックはできません。新しいブログの方にもどうぞお立ち寄りください。よろしくお願いいたします。

【2014.10.3追記】…の、ですが、いまだに連日新ブログよりも多く検索エンジンからお越しいただいて(笑) ありがたい限りです。今にして読むと無知な面、つたない内容が目立ちますが、その時々の情熱を持って一生懸命更新した記事たちです。お楽しみいただければ幸いです。

緑町のウェブ屋 拝

学名のツレヅレ

最近、いろいろ植物の本を買い込んだので、思うところをたまに書いていこうと思います。今回参考にした本たちの紹介は、またいずれ。

学名というのは、発見されている生物全てに付けられている世界共通の名前のこと。例えば私もアナタも、Homo sapiens。アナタが人間ならば…ですけど。

ハオルチアをやる人ならご存じの、レツーサレツーサと呼んでいるのはHaworthia retusa。学名がそのまま呼称として使われているものから…

月下美人「月下美人」という和名で呼ぶのが一般的なコレの学名は、Epiphyllum oxypetalum。オキシ、オキシペ…舌を噛みそうです。

「月下美人」という名前だけだとどんな花の仲間かわかりませんが、Epiphyllumという属名が分かることによって、ああこれは孔雀サボテンとか、葦サボテンの仲間なのかとわかるわけです。確かにこの大げさな花は、サボテン類特有のものとも言えます。おのずから、育て方も類推できる訳なんですねー。へー。


という感じで、学名は規則に沿ってラテン語で表記され、属名+種小名という形式が取られています。(学名 - Wikipedia

今となってはラテン語というのもなじみがないかもしれませんが、学名がこのラテン語で書かれるわけは、今では口語として使われない、固定的な言語だからだそうですよ。これがもし英語やフランス語だとすると、国や地方によって方言があったり、時代によって口語変化していったりしてしまいますよね。

ヒガンバナ和名にしても、ヒガンバナが曼珠沙華などと呼ばれたりするように、同じ植物でもさまざまな呼び名が存在してしまいます。全ての人がその植物を同じものだと同定するのに具合が悪い。本の受け売りですが、ヒガンバナは地方によって410もの違う言い方があるそうですよ!


そんなわけで、植物をすべて分類して、ラテン語で一意的な学名を付けておこう!としたのが昔のエライ人です。ちょっと話をはしょってますけど。

で、難しいっぽい話は終わり。付け焼き刃なんで、自分でかみ砕けているのはここまで。そもそも、この「種小名」に注目するとおもろいですね、という話をしたかったんです私。

種小名のツレヅレ

種小名は人の名前だったり、産地だったり、その植物の形状なんかを表したりするもんです。私のベランダにある植物について、いくつか例を挙げてみますね。

  • ハオルチアには種小名が「-a」で終わる名前が多いのにお気づきでしょうか。retusa、obtusa、comptoniana、correcta、などなど…。これはHaworthiaが女性名詞なので、続く種小名も女性名詞になる、というラテン語のきまりのため。女性名詞は-aで終わるものが多いらしいです。
  • よくあるのが「○○オイデス(-oides)」という学名。ご存じの方も多いと思いますが、これは○○に似た、という意味を表します。Aloe haworthioidesはハオルチアに似たアロエ。サルコイアシのHathiora salicornioidesは、アッケシソウ属(Salicornia)に似たハティオラ属の植物、と言う意味。
  • 植物の形状を表している種小名も多いですよね。
    Quercus acutissima(クヌギ)のacutissimaは、「非常に鋭利な」という意味です。確かに葉っぱ、とがっています。
  • たまにブログでつぶやいている黒さん、Aeonium arboreum(黒法師)のarboreumは高木状の、という意味。
  • Ficus microcarpa(ガジュマル)のmicrocarpaは「小さな果実を持つ」という意味。小さい果実状の花がつくことを指して付けられたのでしょうか。
  • グリーンネックレスのSenecio rowleyanusrowはおそらくラテン語でも「縦」という意味でしょうから、縦に垂れ下がるって表されているのが推測できますね。
  • ラセンイはJuncus effusus 'Spiralis'Spiralisはスパイラル、クルクルだろうなあとわかるけど、effususは「締まり無く広がった」だそうです(笑)。確かに、うちのも、自由奔放に…
  • 植物の性質を表しているのでわかりやすいのが、Rosmarinus officinalis(ローズマリー)。officinalisは「薬用の」という意味だそうです。なるほど納得。
  • 産地や地名にまつわる種小名でわかりやすいのが、-ense、-ensisなどの語尾が付くもの。つまり、Graptopetalum paraguayense(朧月)は、パラグアイ産…なのかぃ?
  • うちには無いんですが、-ensisで思いつくのがHaworthia springbokvlakensis(スプリングボックブラケンシス)。スプリングボックは南アフリカの地名。チワワエンシス、ってなのもありますよね。
  • Sedum adolphii(銘月)の「-i」は、だれだれさんの、という意味を表します。アドルフさんに関係しているんですかね。

学名って聞くととっつきにくいけど、ちょっとかじってみるとその植物のいでたちやら、出生やら、由来やらがわかるという、けっこうおもろいシロモンなんですよ。

アッケシソウ(珊瑚草)の群生例えば上に挙げた、サルコイアシが似ているというアッケシソウ属のアッケシソウ(珊瑚草)。調べて「おー!」と声を上げてしまいました。なるほどそっくり。珊瑚と言えば、ミルクブッシュなんかも青サンゴなどと呼ばれますね。

ちなみにこのアッケシソウ(珊瑚草)、北海道の湿地帯などにいる植物なんですが、秋になると茎が赤く染まり、群生している場所は右の写真のような赤絨毯の様相…うわー、これすごい。見に行きたい。…とか、無駄な(じゃないが)知識が増えるわけですね。

もちろん、学名学名って神経質になることはなくって、それが和名で親しみがあれば和名だけ知っていたって良いし、名無しだって可愛がる植物には変わりないわけです。分からないものをしゃかりきになって同定しなくたって、それは愛する植物です。私もハオルチアや葦サボは都度調べようとはするけど、覚えはしないです。プロだって、全ての植物の学名に精通している方は少ないでしょう。もういいじゃん、自分で「ジョゼフィーヌ」とか、「肉団子」とか付けちゃえばさあ。(いい加減

そうそう、日本名でハオルチア ハオルシア ハウォルチア、どれー?どれが合ってるのー?って気にする必要は全くありません。国名みたいに、日本語では「ハオルチア」と表記する!なんて決まっているわけでもありません。日本ハオルチア協会があるから「ハオルチア」が正解、ってわけじゃない。ハウォルチアって読んだら恥ずかしいわけじゃないです。英字のつづりの読み方ってそれぞれですし、日本語(カタカナ)で正確に表記できるもののほうが少ないでしょう。

以上、素人がえらそーに書く学名のツレヅレでした。御精読、ドーモありがとうございました。下記は参考の覚え書き。後で読むべし(自分宛て)。


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米のとぎ汁とベランダー

とぎ汁久しぶりにお米を大量に研いだので、迷ったあげく植物にやってしまいました。

一時期、米のとぎ汁を植物にやると良い・良くないという話を聞きましたが、皆さんは使われてますか?

米のとぎ汁をプチ園芸に活用!お米のとぎ汁、他、質問サイトなどをざっと見て、統合すると以下のようです。

  • 米のとぎ汁はそのまま捨てると、生活排水から水質汚染につながるらしい。
  • だから園芸などに活用することが奨励された…のだが、
  • 米のとぎ汁にはリンやチッソなど、有機性の養分が含まれている。
  • 含まれるデンプンにより、土が硬くなることがある。
  • 汁に含まれる成分が吸収された後、土を酸性にする。
  • 腐食臭や虫が湧くこともある。最悪、キノコが…
  • 腐葉土にかけて堆肥作りなどには使える。
  • 畑などにはよいが、鉢植えにはお勧めしない。
  • たまにはいいけれど、同じ鉢に毎回与えるのはお勧めしない。
  • 室内の鉢にはお勧めしない。

結局、ベランダーには使いづらい素材ってことですねw

そもそも有機肥料って、臭いやら虫やらと無縁ではいられない。自分だけが臭かったりするのはしょうがないけど、哀しき共同住宅。お隣さんがたがどう思っているのか気になるわけで…。撒くのは少量なのに、ヤツらったら強力なんだ。

いずれにせよ、水遣り頻度が少なく、鉢自体が小さいうちの多肉なんかには使っちゃイヤンってことを再認識できました。

私も前に、白い膜らしきものが張って水の吸いが悪くなった覚えがあるので、水遣り頻度の多い、しかも大きめの鉢であるクヌギなどにやってみました。これはそんなに悪くないと思う。失敗したのがハーブ。とぎ汁、酸性になるって? アルカリ土壌が好きっつってんのに、薄めないとぎ汁やっちゃったよw

ま、明日も晴れるから水遣りをすると思うので、さくっと養分だけ吸収してもらい、どんどん流しちゃいましょう。第一うちの場合はベランダだから、思いっきり下水で流れちゃいますわ。海と川の中の人、ごめん。

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秋の放出会、その後

2007-10-11 Thu “その他
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先月の20日あたりから月末まで告知していた緑ブログ 秋の多肉放出会ですが、毎日考枠のお一人を残して(鉢発送なのに水をやってしまったw)、無事14人の方に発射完了しました。続々と、届きましたドーモドーモというお便り、飛脚より受け取っております。

今回は東北から九州まで、11都府県。私が育てた苗が全国に散らばったと思うと、感慨深いものがありますなー。そしてその苗がまた、回り回って…自分のところへ帰ってきたりして(んなバカな

そんな中、数人の方に「うちに良い子いるよ、どうだいお兄さん」というお申し出をいただき、苗を交換させていただきましたので、いくつかご報告させていただきますね。今日は主に、里親さんへの記事ってことです(笑)。

写真:斑入りキダチアロエ(クリックで拡大)こちらは匿名K氏よりいただいた、珍しい斑入りキダチアロエの子株。キダチアロエが大きくなったらどうなるか…わかってるけど…

だってだってー
欲しかったんだもん!
(可愛く言うな

写真:Rhipsalis capilliformis 松風(クリックで拡大)こちらはニュー葦サボ。
Rhipsalis capilliformis、松風です。こちらも匿名K氏に。ぱっと見に糸葦と区別付きにくいけど(笑)。カピリフォルミスは、インテリアショップなどで割と出回ってるんじゃないかな。なぜか出会いの無かった一品。

写真:アエオ三兄弟(クリックで拡大)こちらはあきさんにいただいた、やんちゃなアエオっ子三兄弟。ムーンバーストに、伊達男に、衆讃曲綴化です。うう、無事大きく育ってくれるかなー。
例のうちの黒法師と撮ったりもしたんですが、それはまた今度のエントリってことで。

写真:養生鉢(クリックで拡大)こちら、今回交換やらオフやらでいただいた苗をぶっさした養生鉢の様子です。あきさん、男爵さんcaeruleaさんpukowakaさんてきとーさんからいただいたのが混じっております。(左上の鉢、中央にあるニグラとかは私のです)

発根してるの、してないの、セダムっぽいの、もうちょっと慣れたら鉢上げしようね♪なの、と一応分けてるんですけど、とりあえずは遮光下で動き出すのを待ってみます。

大きいピリフェラやデルシアナ、ピクツラータ、そして大きい養生鉢の真ん中にあるサブグラウカ、ここらへんも生長が楽しみです。黒オブの挿し芽はうまくいくでしょうか。プチプチハオルチアは、見事根付いてくれるかな?

あと、手前の白い白雪ミセバヤとか、実際見るとこれきれいですねー。私、前に小さいセダムぶっつぶした前科がありますけど、大丈夫かしらここらへん(笑)。うまい管理法があったら、ぜひ助言をくださいね。

とにもかくにも、皆さん、ありがとうございました。
皆さんの大切な苗、大事に育てますね。

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多肉バカ、駒込聖地に集うの巻(後編)

多肉バカ、駒込聖地に集うの巻(前編)から続きます。
…っとここで、男爵日記さんのニューリリースが届きました。とりあえず例のモノを発射しておきますか。東京駒込鶴仙園屋上美女と会合へトラックバーック。美女ですからね。美女。あははははh

…はい、そんなわけでして。
タニタニサボサボと過ごした濃密2時間。かくしてブロガーたちは「じゃあまたWebの中で」とオフ会らしいセリフで聖地を後にし、西に東に散ったのでありました。

帰宅して襲う、鬼のような眠気。
caeruleaさんもおっしゃっていましたが、まさに私も「プールで泳いだ後のような疲労感」を感じていました。例えばウィンドウショッピングを2時間弱やっているのと同じなのに、それほどまでに濃い時間だったということなのでしょうか…。

さて、この日の戦利品に参りましょうかねー。

写真:戦利品(クリックで拡大)この宝石たちは全部、今回皆さんにもらった苗です。ハオあり、ハオあり、セダムあり。はてはセンペルやアドロ…これはラインナップでお分かりかな、てきとーさんだw

二つ前の記事であげた通り、帰宅と同時に放出会のブツを鉢から引っこ抜き、荷造りして24H郵便窓口へ放り込み、もうろうとした頭で出撃完了メールを発射するという大偉業を成し遂げたため、当日には全く堪能できなかったこれらの品。適当な養生鉢に放り込むのが精一杯でした。皆さん、ありがとう。(文脈がまったくつながってないが)

今回、鶴仙●さんで購入したのはシブ系二品。
数を買いたいという欲求は華麗にセーブできたものの、サイフから羽ばたく紙片にセーブをかけることはできませんでした。

写真:マジョールxアラバディア交配「嵯峨」(クリックで拡大)最後の最後でカウントした一品。マジョールxアラバディア交配の「嵯峨」と札にあります。

モチョ家とかぶっていたハオをこれと入れ替えで棚に戻したので、最悪仔分けしてもらえば、なんて(笑)

ちょい枯れ傷ありますけど、マジョとバディアと来れば手を伸ばさないわけにいかない。マジョールのケバケバにバディアの葉っぱの渋いヤツ。これはもうちょっと生長すると、見応えあるものになると思いますよん。

そして、今回は窓なハオをと思っていたし、池袋フェアや北区祭りは見送ったし、神代は打ち止め…といろいろな理由を付けてお迎えした一品。

写真:スコットコレクタ実生「クリスタルコレクタ」(クリックで拡大)実生のスコットコレクタ、その名も「クリスタルコレクタ」だそうです。美しいー! 焼けのやの字もない、美しい透明度のスコット氏。

新しく名前付けたので値上りしちゃっていたらすぃ(笑)。

写真:スコットコレクタ実生「クリスタルコレクタ」2(クリックで拡大)条理のわかりやすい、もう少し光ってない写真はこちら。今持っているのより少し条理が複雑です。

いやー、これは迷いますねー。このままの姿を保つか、赤く染めるか、窓ハオレンジャーにするか。いやマテ、すでに「スコレンジャー」はいるからこれは「クリレンジャー」になるのか…うーん…(そこで悩むな

遮光して、緑のまま透明度を保ちつつ、徒長させず堅く作ることって…いや、これがまさにそうなんだけど、どーしたらいいわけ。焼いて堅く締めるのはまだ簡単なんだけど。その場で訊けば良かったですよね。でも、お会計の頃はすでにフワフワしてたんだもの(笑)

でもあれだなあ、同じ趣味を語れるというのはいいもんだなあと思いました。良い方ばかりで、とても楽しかったです。私は周りに多肉をやる人がいないので、この点はネット頼みなんですよ。まだ見ぬ皆さま、またの機会にお会いしましょうね。タニサボ屋でWeb屋と握手!

気づいてみればですね、当初男爵オフという話だったのに、当のモチョさんとロクに口も聞いてないっつーのね^^;

本当、私ら、ただの本店襲撃になってしまいました。中腰でハオを見てばかりだったので、愛想も振りまけずにすみません。でもモチョさんは実際、柔らかい物腰の優しい方で、奥さんがこれまたかーいらしい! そうだな、サワヤカ多肉カップルって感じでした。なにそれ。

でもごめん、その前に母上や鶴家のおたーさまと話す時間が長かったので、やっぱりそちらの印象が強い(笑)。

一体、なにオフだったんでしょうか…。

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多肉バカ、駒込聖地に集うの巻(前編)

お待ちの方はお待たせしました。
昨日は一つ記事を上げたらグロッキー(古)状態で、すぐにバタンキュー(古)しました。こんばんは、不器用なウェブ屋です。ブログ記事を上げるのは楽しいけど、画像点数が多いと少し気が重くなりません?(笑)

しかしそこは腐ってもウェブ屋、1画像1分以内でカタ付ける!
(よっ! 無駄に格好いいぞ!)

この連休中、関西におられる男爵くん(通常ダンくん・コーギー3歳)が、東京は駒込鶴仙●本店(伏字?)にお忍びでいらっしゃるとの報を受けまして、急遽多肉ブロガーさんを誘いプチプチ、プチオフとしゃれこんで参りました。…正確にはダンくんの飼い主であるモチョ氏一家含めですけど。
っておまけかい。

迎え撃つメンバーは自分含め3人。このたび同い年ということが判明した、しかし同い年とは思えない可愛らしさを持つcaeruleaさんと、そして当日合流の、美しく凛とした妊婦てきとーさん。興奮で出ちゃわないよう注意だ。御利益御利益っと(謎

雨の降る中、聖地到着。
わぁ。すっごい…
すっごい密集したフツーの住宅街ですよ? た、タニサボはどこ?という感じですが、二つの建物の屋上にそれぞれサボテン・ハオルチア温室が構えられていました。その温室におりますと、隣のマンションの人と目が合ったりして(笑)

モチョ家のクルマは見つかったものの、モチョ氏ご本人達はどこなのか。おーい出てこいツラ見せろーぃ。という心の叫びが伝わったか、何処より聞こえてくる…

「ワン! わん!わん!わん!」

わー、モチョさんったら犬みたいな声してるぅ♪ …じゃなくてダンくんではないですか! 男爵日記を購読していて、夢にまで見た(例えです)コーギー犬が目の前にぃぃぃ。リアルなダンくん、むちゃくちゃミニチュアで可愛い可愛すぎる。毛ぇやっこい、人なつっこい、持って帰りたい! 写真撮りまくるぞー、デジカメ忘れて携帯だけど!

(…みたいな感じで以降、同じタイミングでブロガーが写真を撮っているため、似たような写真が各ブログに見られますがご了承ください)

写真:ダンくん(クリックで拡大)あーちょっとダンナ。
動かないでってば。
ただでさえ携帯ブレや、す、い…あーよしよしよしよし(しばし撫でる)

上に見えているのは母上様のおみ足(笑)

写真:ダンくん(クリックで拡大)てきとーさんに撫でられるダンくん。とりあえず御利益御利益…関西犬だけに、ビリケンさんっつーかね。シャレになってねー

写真:ももたん(クリックで拡大)こちらは鶴仙●家からのエントリー、お店のアイドル犬ももたん。オニャノコ。とても人に慣れていて、3人がベタベタ触ってもご機嫌さん。ネコのような毛並みの柔らかさ、手触りが最高! 絶対私のこと好きだな。(ぇ

あー楽しかった。
わんこ、可愛かったねー。じゃぁまたー

…間違ってます。何かが間違ってます。
我に返ってモチョ氏に携帯連絡。だって、30分くらいずーっとこれやってたのに、影も形も現さないんだもの(笑)。どれだけシャイですか。

写真:ハオ温室・吟味するモチョ氏(クリックで拡大)温室にて、熱心に肉を吟味するモチョ氏を盗撮。手前になにげにデカいベロ。赤札は全て標本株です。

悪魔降臨まであと1分。

写真:ハオ温室・モチョ家浪費の瞬間(クリックで拡大)モチョ家浪費の瞬間を激写。

普通、奥さんが好きならダンナさんが止め、その逆なら…という感じなのに(笑)。一家で肉好きは有意義だけど、家計崩壊の危険性もはらんでいるわけでございますなー。(他人事かぃ)

モ氏「これ、いいねー」「とりあえず行っとけ!」
モ妻「キレイだけど高いねー」「なんなら標本株!」
合いの手のように、悪魔たちが降臨してモチョ夫妻をおとしめんとするのでありました。いやー、バカですねー。

ハオルチアの温室は、目の保養の標本株あり、葉挿しトレイあり、朽ちて避けられているものあり、参考になったし興味深かったです。温室なので夏場の管理が大変そうだけど、これだけ広さがあれば(車庫よりちょっと広いくらい)遮光や送風でしのげるのかな。ベランダ用などの小さいビニール温室だと温度の急変がすごいから、日当たりによってはビニール開けるの忘れて一日でダメになったり…ええ、過去に哀しい記憶が。いい環境で育てられるのはやっぱりうらやましいな。上を見ればキリがないよ。

写真:サボテン温室(クリックで拡大)こちらはサボテン温室の様子。トゲものなど、大物がメインでした。

写真:サボテン温室の扇風機(クリックで拡大)大きい扇風機。特に意味無し。

写真:奇想天外の苗(クリックで拡大)最近の即売会で出ていたらしい、奇想天外の苗がずらっと。

奇想天外!奇想天外!ってこれだけ文字が並ぶと変な感じw

生きているうちにはまず成体は見られないよねー、と断念。

写真:アガベ(クリックで拡大)アガベの標本株もズラズラと、そして無防備に。ここは多少遮光がしてありました。

そんな感じでしばらく温室を堪能し。
1階に戻ってきて、お会計の段とあいなりました。

写真:戦利品トレイ(クリックで拡大しません)トレイはそれぞれの戦利品ですが、携帯の画質悪すぎた…。区分けはcaeruleaさんの記事の写真でご覧ください。とりあえず、数的にはモチョ家の取り分が一番多いです(笑)。

そしてここで罪悪感を払拭するがごとく、買って良い理由をつらつらと言い訳し始めるcaeruleaさん。全滅したブルゲリのリベンジに燃える、今回はメセンなラインナップのてきとーさん。どたんばの商品入れ替えでヒグチ決定の私サルサ。悪魔の囁き合い。人が浪費するのを見るのは楽しい。でも、リアルでユキチだ、ヒグチだノグチだと言い合うのって何か変だわ(笑)。

かくして、2時間のプチプチオフの時間はあっという間に過ぎ去ったのでありました。本店の皆さま、大勢で押しかけてお騒がせしました。

さらに、お店の駐車場でモチョショップ開店。土入りケースをクルマに仕込んできたモチョ氏。手慣れています。その中からいろいろと、苗を山分けさせてもらいましたー。てきとーさんやcaeruleaさんからも苗を頂き、もうもう、もらうばっかりで…うち、放出会のタイミングだったのもあって何もお持ちできるものが…(ノД`)

ってなところで疲れたので多肉バカ、駒込聖地に集うの巻(後編)に続きます、続かせてください。

まずはcaeruleaさん、てきとーさんへトラックバック。

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