ブログ終了と新ブログのお知らせ

当ブログは2012年10月20日をもって更新を終了しました。新しいサイトは以下となります。

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このブログは跡地として残しておきますが、コメントやトラックバックはできません。新しいブログの方にもどうぞお立ち寄りください。よろしくお願いいたします。

【2014.10.3追記】…の、ですが、いまだに連日新ブログよりも多く検索エンジンからお越しいただいて(笑) ありがたい限りです。今にして読むと無知な面、つたない内容が目立ちますが、その時々の情熱を持って一生懸命更新した記事たちです。お楽しみいただければ幸いです。

緑町のウェブ屋 拝

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葦サボマニアックス 2009初秋

ちょっと天気のよくない日が続いて、次に強烈な晴れ間…てなことが繰り返されたせいか、思いも寄らぬものが葉焼けしたり蒸されたり。こいつは強いからー、なんて油断してちゃいかんですね、ほんと。

さて数人の方から葦サボ記事のリクエストを受けておりまして、やっと写真を撮りましたんでエントリを。

しかし養生中のものとか、記事を書く段になって忘れていたものなどもあり、全部というわけには行きませんでしたが8種類ほど。

葦サボ軍団(クリックで画像が拡大します)

葦サボ軍団

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今回記事にしたものの集合写真です。皆さんがご神木、ご神木と呼んでいる葦サボは、この写真左下の小さいものと同じです。これもそのご神木(ってなんなんですかw)からのクローン。ちなみに親木は養生中で、「今回はパス。子供たちによろしく」と言っておりました。

あとここにいないものでは、女仙葦、須磨柳…あ、下に写ってるけど暗くて見えないシャコバサボテン、霧の舞(通称きしめん)…などでしょうか。

今回は参考までに、名前と、覚えている限りの入手経路とか金額を一緒に書いておきますね。

Hatiora salicornioides fa.bambusoides
(Hatiora Bambusoides)白糸の滝

現在の写真はありませんが、上の写真とか、過去記事を参考にしていただければと。

Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

当時の写真

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これはそもそも苔玉として売られていたもので、千葉の某でっかいホームセンターの催し物売場で入手。おそらく2004年。金額は500円くらいだったように記憶しております。当時の貴重な画像がこちらです。これは手入れは楽だったんですが、どんどんどんどん大きくなっていったので手に負えなくなって苔玉を破壊。室内で水ゴケ栽培→屋外で土栽培、を経て現在です。

Hatiora salicornioides fa.salicornioides
(Hatiora Salicornioides)猿恋葦

Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

Hatiora salicornioides

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植え替え後でちょっと疲れておりますが、うちのサルたん。測っていませんが、樹高はおそらく50センチオーバーかと思います。

寿命的に、一代はそんなに長くないと思うんですよね。そもそもは着生植物、木の幹にどんどん新しい根を張り新しい芽を出して更新していく植物だと思うので、挿し芽などで保険を取っておくといいと思います。でないとうちのバンブソイデス(皆さん曰くのご神木)のように、水切れや疲れなどで半分が枯死してウヒャー!なんてことに。

Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

当時の写真

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当時の貴重な画像がこちら。葦サボマニアックス(2005)の時ですが、高島平のバザールで700円で手に入れたようです。

それにしても4年前…若いなあ。おれ。(肉的に)

Hatiora Salicornioides

Hatiora salicornioides その2(クリックで画像が拡大します)

Hatiora salicornioides その2

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ハティオラその2です。
生長するにつれ、どうも下の方へ下の方へと垂れていくし、葉っぱの感じも違う(ツルツルではなくシャラっとした質感)ので本当に上と同じ猿恋葦? と疑っていましたが、花をみると(四年越しでハティオラと判明しますた!の巻)ハティオラには間違いないようです。タイプ違いとは思いますが、何かがかかっているのかはわかりません。

大きさは手の感じで推測してください。影に隠れてる間にずいぶん生長してしまいました。

Hatiora salicornioides(クリックで画像が拡大します)

当時の写真

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当時の貴重な画像が…はもういいですか。上の株と時を同じくして、高島平で800円だったようです。ちょっとうねるような感じは面影がありますね。

Rhipsalis pilocarpa (Erythrorhipsalis pilocarpa)
髭赤葦(=朝の霜、天竜下り)

Rhipsalis pilocarpa(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis pilocarpa

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うちの赤ヒゲさん。Rhipsalis pilocarpa、名前は「赤ひげ」(2007)でやってきたヒゲヒゲ。意外に可憐な髭赤葦の花のように、クジャクサボテンの小型のような花を咲かせます。

節から取って挿しておけば容易に挿し芽が可能です。どんどんモサモサさせたい葦サボですねー。

来た当初の記事がその葦サボは第四種郵便でやってきた(2007)。ヤフオクで1,000円くらいだったかなー? 忘れました。

Rhipsalis pilocarpa(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis pilocarpa

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アップがこちら。立派なアレオーレ(刺座)をお持ちです。こう見るとサボテンなんですよねー。

Rhipsalis cassutha(糸葦)

Rhipsalis cassutha(糸葦)(クリックで画像が拡大します)

Rhipsalis cassutha(糸葦)

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ある時期、そうめんだきしめんだと人気が沸騰、あらゆる葦サボファンを魅了した株。一応奥にはきしめんがいるのですがまったく見えてないですね(笑)。

私のこれもいただきものなので、元手はかかっておりません。葦サボはあまり出回らないほうなので、こうしたブツブツ交換などが有効な場合もありますね。あ、でもこの種類はときたま園芸屋さんで見かけますね。

Rhipsalis horrida(ホリダ)
Rhipsalis cereuscula(青柳)
Lepismium houlletianum f. regnelli(花柳)

こまいのから何種類か。左奥から時計回りにリプサリス・ホリダ、通称米粒リプサリス、レピスミウム花柳、左下は名前忘れますた。

Rhipsalis, Lepismium(クリックで画像が拡大します)

左奥から時計回りにホリダ、米粒、花柳、名前忘れたのがふたつ

写真をモバイル端末で見る][この画像のURL※写真右上の×か、写真上をクリックでclose

ホリダは去年、大阪の芳明園さんで500円だったかな。右の米粒は、2005年の神代だったようです。金額は忘れちゃったなー。そしてレピスミウムはヤフオクで。同じく金額忘れました。

左下はたぶんリプサリスなんですけど、去年大阪の某ガーデンに行った際におまけでつっこんできたシロモノ。プラス、葉挿し状態できちんと写っていませんが、もう一種類レピスミウムぽいのがささっております。

葦サボテンの夏管理

生長が鈍るだの鈍らないだのいいますが、私はお構いなく水をやっちゃっています。置き場所は、日照を40%のアルミ遮光シートで遮ったところで。日陰でも、明るい日陰でもないです。あくまで日なただけど、柔らかい日射しが降り注ぐところ。サンルームなどがあれば、湿度も保ててよいんですけどねー。

遮光シートを使わず、何か大きい植物の下に木漏れ日が作れれば理想的です。吹きっさらしではなく、少し湿度が感じられる感じで、といって暗くなく…。というよりジャングルをお持ちなら話が早い。

ただし、小さい株とか挿し芽とかは明るい日陰で。どこに置くのが好きかは、株の状態を見てやります。伸びるけどだんだん細くなっていくようならもうちょっと明るく。枯れが目立つようになったら前線より退かせて。で、シリンジをよくします。水遣りよりもシリンジの回数のほうが多いです。

葦サボテンの挿し芽

挿し芽の状態では、水やりは必要最小限です。シリンジもしますが、土がべちょべちょにならない程度。湿った状態が続くと普通に腐って終わるんで注意。根が出て、気合いが入ってくると次の芽が出てきますので、そうしたら徐々に水分をやっていくようにしています。

過去の記事にちょうどいいのがあったんで引用しておきますね。

葦サボテンの挿し芽(クリックで画像が拡大します)葦サボを増やすときは、一番手っ取り早いのが挿し芽。幹を節からムチンと折って、しばらく土の上に転がしておく。適当に霧吹きなどして湿気を与えておくと、しばらくして節からニョロっと根を生やすので、そうしたらそのまま土に挿す。根が張ってくるといよいよ節から幹を出し始め…というのがこの状態。乾きやすいので、本株よりもまめに霧吹きをしている。(葦サボマニアックス’0508

記事本体については今見るとけっこういい加減なことも書いていてお恥ずかしいので、参考程度にみてください…。

葦サボテンの入手について

葦サボテンは、他の多肉のようには出回っていないし、ある意味マニアックなカテゴリだと思うんですけど、探せばあるところにはあるんですよね。pilocarpaやcassuthaなんかはインテリアショップにもいたりするし、園芸屋さんで釣られていたりします。

他には、ヤフオクでもたまに出ますし、シャコバサボテン関係の通販サイトや、あとは芳明園さんのように、温室にモッサーといたりとか(笑)。ある種雑草扱いだったりもしますけども。日カクさんでも取り扱っていらっしゃると思います。

逆に言うと、多肉関係のイベントでは最近はほとんどお目にかかりません。たまにいても寂しい感じの猿恋葦とか…あ、そういえばザキパークで猿恋葦、いましたね。今でも仕入れてるのかなあ。

私も最近は現状維持だけで、あまり積極的に葦サボを仕入れたりしていません。そろそろまた増やしてもいいかなーと思っておりまする。

なんかふつーに真面目に書いちゃった。
ではでは。

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サボテン > 葦サボ〕カテゴリの過去ログ

コメント

ふくママ=のこママ | 2009-09-14 01:27 AM
凄いマニアックな香りがプンプンいたしますぅ!!
ちと探検に出かけないとダメですな〜
秋の遠足は、葦サボ探しに決定!!
ゴボウガール | 2009-09-14 02:26 AM
勉強になりました!!
ありがとうございます♪
私、大阪行きます!!
bisui | 2009-09-14 08:05 AM
おお、眼福です。
これだけあれば、おなかいっぱいになれるわ〜。
うちの、葦サボさんたち、なぜか遮光(▲22の寒冷紗)すると、機嫌を損ねて、シリンジしても、しわしわになっちゃうのです。ちょっとだけ直射のあたるところに移動したら、プリッと膨らんできましたが、なんででしょうねぇ?
せっかく大きくなったので、今度こそ花を見たい!!
やっぱり冬場は少しスパルタすべきですかね?
あーす | 2009-09-14 04:13 PM
そうそう、思い起こせば葦サボをちゃんと意識し出したのって確か・・・
ザキさんの多肉コーナーにて陳列されていた幾多の多肉の鉢を一生懸命並べ替えて葦サボを一番手前に置くという、はたから見たら近づいてはいけないような危険な布教活動を教祖様自らがなされていらっしゃるのをチラッと目撃したのが最初でしたっけ!
あの時にはあまりの異様な光景にただ慄き遠くから眺めている事しか出来ませんでしたが、
気が付いたらそんな教祖様に洗脳され葦サボ無しでは生きてはいけない感じにされ、しかも変態さんな感じにまでさせられてしまいまったんでしたよね〜

って感じで、今回の記事で基本的な部分は大変タメになりましたが
この後に続く変態的な愛で方で御神木サイズに大きくする秘密の栽培法の公開も期待しております♪
ラリホ | 2009-09-14 09:10 PM
この夏大阪南部のJA野菜売り場にて巨大なものをゲットしました!
こんなところに!と驚きましたです
大阪は多いのかも?Y仙園さんにもありましたよ〜
お花が咲くよう精進しまっす
弁慶 | 2009-09-15 11:13 AM
おお、葦サボ嬉しい!
こんなにたくさん種類があるんだー。
赤ヒゲ、いいっすねぇ〜。探してみるデスー。

そういえば、職場に置いてある猿恋葦、ずいぶん前に二つだけ開花を見ましたが、下の方から徐々に元気がなくなりつつあります。
世代交代なんでしょうか。植え替えしたら元気になってくれるかなー。

っていうかー。
普通にタメになりましたー。
buchicoco | 2009-09-15 04:10 PM
はじめまして。
もともと多肉大好きなのですが、
1年くらい前に、近くの植物店でリプサリス(青柳)を発見、即購入し、
「葦サボテン」ということから、こちらにたどり着きました。
葦サボの情報はほとんど見かけないので、
salsaさんのところを、とても頼りにさせていただいています。

ちょうど葦サボの話題が出たので、アドバイスいただけたらと思い
書き込みさせていただきます。

うちのは、明るい室内の、日が直接当らない場所に置いています。
春先はとても元気よく、salsaさんちのように、花もたくさん咲かせました。
それが、初夏に、2株植えられていたのを、1株1鉢にして植替えたところ、
1株が、しわしわ状態になっていって、どうも水を吸ってる気配がしません。

購入時は、ほとんどセラミスだけに植えられていて(土は無し)、
このしわしわの株は、そのままその用土で植えました。
もう1株は、多肉用の、軽石と鹿沼の小粒が混ざった用土に植え替え、
特に葉水しなくても、ぷりぷりしていて調子良さそうです。

しわしわ株を、多肉用土で植え替えてみようか、
弱ってそうだから、葉水だけして、そっとしといてみるか、迷っています。

salsaさんのご意見を伺えたら、うれしいです。
よろしくお願いします。
m.okusama | 2009-09-15 08:50 PM
わ〜い!リクエストに答えてもらった!
きゃぁ(*^_^*)

 やっぱり大きいですね!他でこんなに大きくなってるのを見たこと無いよぉ!
 葦サボ初心者からするととても為になるお話いっぱいでうれしい!
 そして見たこと無い葦サボもいっぱい!良いですなぁ!ちょこっと増やしたいなぁと思いましたので探してみよう!

 ますますの布教活動頑張ってくださいまし(笑
salsa | 2009-09-19 02:51 PM
■ふくままさん
マニアックじゃないですよぅー
葦サボは日本の文化です。(笑)

■ゴボウガールさん
いえ、そんな…
ってゴボウさん? ゴボウさん?!(行くのかい!

■bisuiさん
そうですねー。でもスパルタにするのも諸刃の剣ですので(笑)、ちゃんと体力付けてあげてからにしてくださいねー

■あーすさん
そうだっけ?見られてたんだっけ?w
ご神木サイズにする栽培法ねえ…いやそれはもう、長年かけておおきくなーれ、おおきくなーれと悪魔の呪文を呟くだけなんですけどね…

■らりほさん
おおー。JAはあなどれませんからね!
とにかく、めでてあげてください!
大阪とか京都、和歌山あたりは、私からするとタニサボ天国なんですけど(笑)
うらやましいな。

■べんけー
赤ヒゲは、書いたけど、けっこう手に入りやすいですよ。
秋とか真っ赤になる様子が日焼けの火ぶくれみたいで、とても痛そうでぷりちー。(ぇ

さるこいはもともと根っこが弱いですからねー。
水遣りや水分に関係なく弱ってきたと思ったら、ちょっと見て上げるといいと思います。あとはちねって(笑)

■buchicocoさん
はいはいどうも、初めましてー。
うちも試行錯誤でやってるだけですが、なにか参考になったらよかたです。

ご質問のブツですが、べんけーさんに書いたとおり葦サボテンは根っこが弱く、もともと大きな木に着生して栄養を吸って生きる習性があるため、鉢植えにして楽しむ場合は多少の栄養分を土に与えてやらねばあかんかなと思います。それは肥料ということもそうですが、少し肥沃な土というかな。

なので、そのしわしわが単に水を控えていたとか夏場で弱っていたというのでなければ、秋はいいシーズンですので、やってみる価値はあると思います。

■おくさま
いえいえ、こんなもんでよかったでしょうか。
ますますの葦サボ活動のご健闘をお祈りしておりマッスル!
buchicoco | 2009-09-28 10:05 PM
salsaさん、アドバイスありがとうございました!

この連休に、多肉の植え替えと一緒に、勢いで思い切って植え替えてみました。
土は、もうひと株と同じ、多肉用の土で。
肥沃な土ではないと思うので、しばらく様子見て、また対策を考えようと思います。

salsaさんのとこは、葦サボはもちろん、ほかの植物もみんなとても元気そうですね。
わたしは、かわいくて手をかけちゃうもののほうが、うまくいかなかったりして、
管理する手間より、放置しとく忍耐の方が大変ですが、
「モリモリうさぎ軍団」「セダムんむん」目指して、
ベランダで、ちょこちょこやってます。

これからも、元気な「お子達」の様子、楽しみにしてます。
salsa | 2009-09-29 12:40 AM
おー。ぶちここさん。植え替えされましたかー。
植え替えのしょっぱなはちょっと調子崩すかもしれませんが、慣れるまでは目をかけてあげてくださいな。

うちのは、なんというんでしょう、元気じゃなくなったものが淘汰されてぱっと見、全部元気に見えているだけという(笑)
あとはですね、元気じゃないのは写していない!これだ!w

お互いがんばりましょうねー。

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やっぱハオじゃなくて | 多肉world | 2009-09-17 12:12 AM
どうもー。週の真ん中水曜日!・・・とか書いたら、昔々、夕方にやってたとあるテレビ番組を思い出しましたよ。この後に続くフレーズを頭?...

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