「交渉人 真下正義」。この前の金曜日に放映されていました。この踊るレジェンド、スピンオフ作品はイイ悪い含めて様々に論じられておりますなー。主役のユースケの演技や交渉がお粗末だとか、伏線や設定がお粗末とか。鉄道マニアの方には許せない間違いなんかもあるでしょう。映画マニアの方には許せないパクリの数々でしょう。

でも自分、そういうのは全然わからない素人ですから。映画としてとらえるから出来不出来、好き嫌いがさらに分かれるのであって、テレビドラマとして観れば私は全然イケる。ちなみに私、邦画は映画館へ行かない派です(笑)。

（以下ネタバレ）

★踊るフェア！交渉人 真下正義 プレミアム・エディション(『逃亡者・木島丈一郎』付！DVD4枚組)

自分は、なんとなく好きなんですよこの作品。
舞台が関東人には身近な東京メトロということもあって、割とワクワクしながら観ていたというかな。おもちゃみたいな暴走列車・通称クモが、暗いところからピッカー！と後光も麗しく姿を現すシーンでは思わず「出ーたー」と喝采をおくる。無人の遠隔制御だから運転席に人が乗っていない、クモ自体が意思を持って進んでいるように描かれている様は、私のフェイバリット映画の一つである、スピルバーグ監督の「激突！」を思わせるような。（あっちは人間が乗ってますけどね、たぶん）

踊るシリーズについては映画をたしなむ程度ですが、司令部の「客を止めろー！」に対する駅員の、「○○駅、封鎖できません！」はニヤリとさせてもらいました。こういうシリーズものって、セリフだの設定だのちょい役だの、基本的には見ている人がさらに楽しめるようなスパイスがあるものだから。

後でリンクを挙げますが、確かに最後まで犯人がわからないことや、伏線やシーン、手口がまったく説明付かないまま終わるって気持ち悪さはあるんですよねー。気持ちの悪いラストって好きなんだけど…それは「これは、真の終わりではなかったのであった」みたいな、終わってからも想像力が働いちゃう感じであってね。

でもまあ、いいや。茶髪メガネの小泉孝太郎くんは可愛かったし、國村隼さんは大好きな俳優さんだし、SATの中隊長さんも昔からマイラブな俳優さんだし、なんといってもレジェンド中一番好きなのが「逃亡者 木島丈一郎」…と、脇を固める方に助けられましたかね(笑)。メリークリスマスだバカヤロー。

で、観た後でその映画の矛盾点とか、トリビア的なモノを読むのがこれまた、いとをかしなワケですね。自分の気がつかなかったところもたくさんあるし。インターネットの皆さん、素敵な時間をありがとう。

• 破壊屋_映画の感想_2005年_交渉人 真下正義
  基本的に映画とかドラマのパクリって好きだから許せるんだけど。といって元ネタ全部知らないから、逆に呆れずにいられたのかなあ。ところで葛西や車両基地で爆発が起きたのは、クモが起爆装置に電波とばすことになってたからなのか。
• 交渉人 真下正義 〜超ネタバレ編〜｜むさし屋本舗＠blog
  報道規制したから、爆弾狙撃だといってSATがなだれ込む駅やホームにも一般の乗客がいたのか。逃がしもせずにｗ
  前はSATって顔見られるとダメ、というシーンがあったけど、シリーズ後半になってくるとあまり気にしてないように見えますね。大胆だわ。
• 「交渉人 真下正義」を観て・・・ Vivid Association/ウェブリブログ
  灰島弁護士が弾丸ライナー（犯人）であるという答えのつもりで「弁護士 灰島秀樹」で携帯電話に付けていたのがクモキーホルダーだったのか？…などの灰島弁護士イコール犯人説、けっこう多い(笑)
• 東宝 映画トピックス｜新しい伝説が始まる！「交渉人　真下正義」初日舞台挨拶
  やっぱり白い恋人のシーンって滑ってたんだー。あそこだけなんか変だったものなあ。
• MSN相談箱 交渉人 真下正義の犯人爆発後
  そうそう。人工知能とか、ロボットだったの？ とかは私も思った。テレビだとさらに何が落ちてたか、見えにくかったんだおー
• 教えて！goo 交渉人 真下正義に出てきたパソコン
  うんうん。CIC、すごいシステム開発したねと思った。もしくは、真下がPCオタクであるということを示すために、真下自身が作ったプログラムだったのかなあとか。
• 「交渉人　真下正義」のネタばれ質問２です
  「水野美紀さんのコンサートのデートの情報を犯人が知っていましたよね？ なぜですか」に対するFAQ。こうなると、こんなんが些細な謎と言えるくらいに謎だらけの犯人、そして作品ということでした。

そういや「逃亡者 木島丈一郎」は放映しないのかバカヤロー。

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