夏休みに入って（失業中ともいう）すっかり海獣づいてしまっている。
八景島でほんのすこし欲求不満だった私は、勢い余ってツレと鴨川のシーワールドにレッツゴー。直線距離では東京湾のアクアラインを通ったほうが近道なのだが、4,000円をみすみす道路公団に落とすのは許せない。したがって内陸から行くことになるが、時節柄首都高はまっかっか。なんとなしに下の方が流れているなあ、ていうか高速乗る前にガススタに寄らねば…と走っていたら、湾岸を経ていつの間にか市川まで来てしまっていた。ぬお。

そんなこんなで到着したシーワールド。
お盆期間ということで、ファミリーやアジア系の方の団体、カップルなどでほどよくにぎわっている園内。確かに人は多いんだが、広いせいかあまり圧迫感を感じないほのぼの感。これよこれ。これなのよ。もう5回くらいは来ているリピーターです。

（今回の画像は重めなので勘弁ね）

イルカよりアシカよりベルーガのショーより、シャチショーを見ずして鴨川は語れない。確かに巨大だから動きは緩慢だが、「キュゥキュゥ、飼育員さ〜ん♪」みたいな感じ（※）がいい。本人（本魚？）たちにしてみると戯れているだけのような気もしてきます。動きは緩慢とはいえ、オーバーヘッドキックくらいはやってしまうのであなどれませんよあヤツら。

※イルカもかわいげだが、どちらかというと「僕たちの演技、見てくださいっ！（歯がキラーン☆）」みたいな青春系。

舞台の正面は海。シャチが海に向かって跳ねているようで、開放感があって気持ちよい。向かって右前に座ると、シャチさんが尾びれでシャワーをかけてくれます。そのずぶぬれ写真を販売してたりして（スプラッシュマウンテンか）。これは前にはなかった演出。

ちょっと暑かったので、水族館に入ってみました。巨大な水槽に各種の海魚が回遊。ぼーっと眺めていると癒されますね。水槽の背が高くて写真が撮りやすくなっていて、家族連れでにぎわっていましたよ。

…とか言ってたら寄ってきたハリセンボンと見つめ合ってしまった。いつも3匹で回遊していた海の三連星。するとお前はガイアか。（どーでもいいけど）

微動だにしないので置物に見えるペンギン団の方々。水族館の中で、唯一まともに取れる被写体のひとつ。（ちなみに一番の撮影者泣かせはラッコだろう）
夕日にたたずんでいる刑事のようでもある。かっこいいぞペンギン刑事！

セイウチのお尻♪（見たいか？）
海獣たちのプールは地上から水族館からと上下見られるようになっているんですが、あのプールの下にこんな巨体があったとは。写真ではわかりにくいですけど、3メートルくらいあったのでは。

イルカのどアップ。意外なイノキ顔が発覚。
タイミングが合えば、イルカがジャンプしているのを下から見られるのもオツです。水面に飛び出る瞬間に尾っぽのあたりを「くにくにっ」ってさせるのがプリティです。（もちろん写真は撮れませんでした敏捷すぎて）

海獣といやあアシカ・アザラシの方々を語らないわけにはいかんでしょう。まあみんな暑くてだらぁ〜と寝てたけど、これっ。ちょっと笑って寝てるのがかわいいだろう！な！犬みたいでたまらなくかわいいだろう。こんなのが集団でほけ〜っとしてる、いくら見てても見飽きませんです。

このほか、
「赤ちゃん、一心不乱におっぱいを吸う→お母さんがその体勢に疲れて赤ちゃんに吠える→その声でお父さんが起きて吠える→周りに寝ていたヤツが一斉にビクっとして顔を持ち上げる」
みたいな図も見られました。人間みたいね。

鴨川はなんといってもこの景色ですよ。この日は本当に良く晴れていたので、水平線がきれいに見えました。夕方になってくると海岸線にちらほらと明かりが見えてきてこれもGood。私が行ったときは夜の21時くらいまで開いている期間だったらしく、渋滞で到着が遅くなってもゆっくり楽しめました。

そうそう、画像ばかりでしたが実は動画も録ってあるのです。編集できたら、イルカショーやシャチショーの様子をアップしたいと思います。


まあとにかく、あまりの開放感と気持ちよさに、普段は外で飲まない私も地ビールなど飲んでしまったんですよねー（運転者がいたからね）。おつまみの、醤油であぶった串さつま揚げも非常に美味しかった。氷のほか、スムージーも美味でした。「ヤシの実ジュース」なんてのもあります。都会やテーマパークの喧噪に疲れたら、一度おいでになってみてはいかがでしょうか。
→鴨川シーワールド

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