Macのアップグレードカード、メモリ増設に続きまして、「それゆけ最強AGP G4伝説」の第三弾です。ご挨拶が遅れました。家でも会社でも猫科の人、サルサです。

Macにメモリを増設したのが去年の10月（Macメモリ増設の巻）。その後すぐに環境も移行していたんですが、記事を書くのがめんどくさくて半年も経ってしまった。わっはっは。まあいいでしょ。今日も長いんで、おしっこは読む前によろしく！

多少は快適になったかと思いきや、やっぱりハードディスクの遅さが仇となり、メインマシンとしてはイマイチ使い心地の悪かった我がAGP。ハードディスク自体の容量も少ないので、ここはひとつ大容量で速いものに交換したいところ。

ところが、我がマシンはそのままでは120GB以上のハードディスクを換装できない。これを解決してくれるのが、S-ATAカード。これがあれば、高速のS-ATAハードディスクの換装も思いのままなのですね。さーて、どこで購入したものか。

秋葉原の●リオスペックさんへ

当たりを付けてネットで購入しても良かったんですが、プロの方に訊きながらのほうがよかろうと、マック雑誌に載っていた●リオスペックさんに向かいました。ハードディスクはどれがいいですか？ 8MBと16MBってどう変わりますか？ ああ、そこまでは変わらないんですか。S-ATAカードは？ ほうほう、安いけどこれで必要十分と。ケーブルって入ってます？ じゃあこれください。…とにかく訊きまくりましたよ。その結果購入したのがこちら。

ハードディスクは250GBのDeskstar T7K250。S-ATAカードはmathey MSATAII-I2MAC（内S-ATA×2）。S-ATAケーブルと、量販店で購入したOSX Tigerも写っています。

さあ装着だ。手を洗おう。

まずは箱を開けてS-ATAカード装着。PCIスロットにぶっ込みます。一番奥なのでかなーり見えにくくて申し訳ないですが…。ケーブルをつっこむ端子は、起動ディスク用とそうでないのとあるので取説をよく読むように。

ハードディスクを装着。底辺にハードディスクを二つずつ三列で詰める構造になっていて、右端は増設済みのハードディスクがあったので、左端へ。

…ん？ これって直置き？ と思って調べた結果、下にある鉄板のネジを外し、ハードディスクに取り付けて、それをまた本体のねじ穴に装着して固定…したと思ったな、確か。（記憶がかなりあいまい）

あとは遊んでいた電源を取って、S-ATAケーブルでカードと接続します。（なぜ二枚目に写っている青いケーブルでないのかはこのあとに）

さあ。起動だ。うまく認識してくれよー！

よー。

よ？

まあ…そうさ…最初からうまくはいかないさ…。少しくらいの壁がなければつまらないってもんだぜ。ふっ。…ってー！

なぜ？ 認識されてないの？ 普通デスクトップにぴょこっと出てくるモンじゃないの？ 何がおかしいのかしら。カードの場所？ 端子も正しい方に挿したし…電源取ってるし…。カードとの相性が悪いとか？ ケーブルがいけないとか？（ちゃんと分かっている方はまだつっこまないでいいです）

●リオスペックさんに電話で助けを請うのだけど、言われていることはすべてクリアできている様子。んー。なぜなのだ。といささか困って、「あのぅ、ご迷惑かとは思うんですが、持ち込んで診ていただくわけには…」

すると、私の情けなーい声を哀れと感じたのか、普通はそういうことはやっていないんですが、明日ならいいですよとのこと。ありがとう！ ●リオスペックさん！ エライ人に怒られたらえろうスンマセン！

再び●リオスペックさんへ

確かに、本体を電車と徒歩で持ち込もうとしたらえらいことですがね。さすがに長い人生、むき出しのMacを助手席に乗せてドライブしたのは初めてだったな。あ。Macを助手席に乗せてドライブしながらマックでドライブスルーという手もあったか。（いいから先へ進め！）

駐禁を取られては困るので、すぐ近くのパーキングには止めたものの、100メートルくらいはMacを持ってえっちらおっちら。まあ、秋葉原ってことで特異な目で見られることはなかったでしょう。世間はMacをかついだ変な30女より、メイドの女子を見るに決まっておる。

で、店内へ持ち込んで。マシンを起動してもらい。ね、ほらマウントされてないでしょう…。と、スタッフさんがカチカチクリック。ん？ ディスクユーティリティ？ 初期化？ ええーとー。マウントされましたー。わーい。

えーと。
いやその、ディスクユーティリティね、名前は知ってましたよ。あれ、見たつもりだったんだけど、ディスクは見えていなかった気が…。おかしいな。このへん何が何やらで、スタッフさんのマウス捌きをぼけーと見ていただけだったので、正直「魔法か？ 魔法を使っているのかっ？！」と。まだまだ修行が足りませんな。

狐につままれたような顔をしている私に気を遣って、「いやでもこの型では、このカードでちゃんと確認が取れてなかったので助かりましたよー」かなんか言われつつ。このケーブルだと長すぎますね、こっちの短いヤツ付けておいてあげますよ…（それが上の赤いケーブルである）。

もちろん、電話での応対が足りなかったのではない。私が、相性が電源がとしゃべくりまくったもんだから、さすがに確認しているだろうとはしょられたのだと思います。そんなアホアホサルサにこのような暖かいもてなし。しくしくしく。我が身のふがいなさを恥じる秋葉原紀行なのでございました。

そうそう、再度申し上げておきますが、●リオスペックさんでは本当に持ち込みサポートは受けてないと思うので、念のため（そのための伏せ字だ）。私のような可愛い女子ならともかくだ。あっはっは。は。

というわけで、やっと左イメージの通りでっかいハードディスクがマウントされております（イメージは現在の、分割されている状態ですが）。

これでやっとTigerを走らせることができる…わけなのですが、長くなってしまったのでこれはまた今度。

<< 巣鴨スタイル -朝カフェのススメ- | main | ら抜き言葉書かない宣言 >>